介護と一口に言ってもさまざまなものがあります。介護施設での介護であったり、自宅での介護であったり、病院でも介護とはきってもきれない関係でしょう。
大変な労力が必要な介護をするにあたって、それを支えるためにさまざまな機器が存在します。介護を受ける方も、介護をする側にとっても、それは大きな助けになっています。
今回は、栃木県小山市でさまざまな介護用品のレンタルやリフォームなどを行っているライフプラン株式会社様に話を伺ってきました。
介護用品の種類やバリアフリーの話、介護保険にまつわる話まで多くの事をお話いただけたのでぜひ最後までご覧ください。
ライフプラン株式会社について
本日は、介護関係の機器について色々紹介していただきたいと思っています。
まずは、ライフプラン様についてのご紹介をお願いいたします。
我々は元々設備会社が親会社のリフォーム会社です。
ライフプラン自体、リフォーム業から始まりまして、約8年前に介護事業部を立ち上げた形になります。介護事業部自体、まだ8年と経験は浅い福祉用具の会社となっております。
元々リフォーム会社の御社が介護事業を始められたのは、どのような経緯からですか?
元々リフォーム会社なので、介護保険を使っての手すり工事などは元々得意分野ではあるんですけど、介護用品に関しては全く何の経験もないところから始まった形です。
それで、介護保険を使っての手すり工事などの住宅改修というのが市役所に申請を出して許可をもらって、それから工事と言うと、なんだかんだ早くて2.3週間かかってしまうというところもあります。
その間、玄関の上り下りが大変だよなんていう人に対しては、玄関に置き型の手すりを設置すればその日から使える。そういうところなど両方合わせて提案できればという所が始まりです。
リフォームについては、今バリアフリーも進んできていますし、介護用品もその一環という形ですね。
元々バリアフリーも何年も前から言われていたことなので、昔の家ですと段差をなくすなどやってたと思うんですが、介護事業を初めてからバリアフリーに関してもお話をいただく機会が増えてきました。
バリアフリーの関係の話などでは、例えば普通のトイレですと畳一畳ぐらいが一般的なんですが、そのままの大きさですと、車椅子では入ることができません。
そこでトイレの大きさを1.5畳位にちょっと広くして車椅子でも入れるような拡大工事をする、そういうこともやらせてもらったりもしてます。
バリアフリーの要望が増えてきたことにより、介護用品の扱いの話も増えてくる感じですか?
他の介護関係の事業者さんと比べると、リフォームに関して元々知識があるところなので、介護用品の分野としてはまだ経験は浅いですが、バリアフリーの関係もあって事業を進めています。
介護用品と介護保険
介護用品などをレンタルされる際に介護保険などが適用されると思います。その辺りの仕組みを教えていただければと思います。
例えば、介護用品の一つである手すりでいうと1ヶ月レンタルで2,500円になります。
1ヶ月2,500円というと結構高いんですけど、介護の認定を受けてる方でしたら介護保険が適用されて、1割負担となり1ヶ月250円で借りられという形になります。
しかし最近は国の財政が厳しいところがあって、収入が多い方ですと2割負担もしくは3割負担って言う方もおります。3割ですと、1ヶ月750円ですね。
それでは、介護用品にはどのようなものがあるか色々ご紹介いただければと思います。
介護用品に関しては、おおまかに12品目を取り扱っています。
- 特殊寝台とその付属品
- マットレス
- 体位変換器
- 徘徊感知器
- 手すり
- 杖
- 歩行器
- 車椅子と車椅子の付属品
- スロープ
- 移動用リフト
これらを主にレンタルする形で介護事業を行っています。
介護用品について
ありがとうございます。
それでは、先ほど紹介いただいた介護用品について一つ一つ詳しい説明をお願いできればと思います。まずは、特殊寝台からお願いいたします。
特殊寝台(介護用ベッド)
特殊寝台、介護用ベッドは病院などで使っているものとほとんど変わらない同じような商品になります。
画像引用元:パラマウントベッド株式会社
基本的には、起き上がりの補助などに使うためのベッドですか?
そうですね。畳で寝てる方が立ち上がるのって結構大変だったりしますし、膝が痛かったり筋力が弱かったりすると転倒などの危険性があります。
介護用ベッドであれば椅子ぐらいの高さ、大体40cm位の高さがありますので楽に立ち上がりができます。
ちょっとした高さがあるだけで大分違いますからね。
介護用ベッドに関しては、介護する側にとってもメリットがありますね。
そうですね。介護する方がオムツを交換する時など、そういう場合に腰を曲げて作業しなくてもいいようにベッドが60cm位までは上がるようなっています
。
60cm位の高さまで上がれば作業する方が腰を曲げないでやりやすくなります。
介護する側もされる側両方にとってメリットが大きいですね。そして、介護ベッドの附属品も色々ありますね。ベッド用テーブルや手すりなどさまざま。
ベッド用テーブル
画像引用元:パラマウントベッド株式会社
ベッド用テーブルは台所で食事ができない方がベッドで食事をする時や、ベッドの脇においてティッシュや携帯、目覚ましやリモコンなどさまざま物を置く場所としても使っていただけます。
動けない方でもベッドの上で色々できるようになりますね。
ベッドから動けないとどうしてもベッドの上で何でもしなくてはいけないので必要になりますね。
仮に動かすとなると、介護する方がベッドから車椅子に移してということが必要になりますので、大変な労力がかかります。
今は老老介護者というか、高齢者が高齢者を見てるような状態ですとなかなかそこが難しくなってきます。
特殊寝台附属品(床ずれ防止用具:マットレス)
画像引用元:パラマウントベッド株式会社
次は床ずれ用品。マットレスに関しては基本どのような機能がありますか?
マットレスに関しては、好みによって硬い物や柔らかい物を選んでもらったり、寝たきりの方ですと床ずれなどのリスクがありますので、床ずれ防止用のものもあります。
またエアーマットレスといって、空気の圧を切り替えたりして、同じ場所がずっと当たることないように調整する機能がついている物もあります。
寝たきりの方ですと、本当に床ずれ防止は必要になってきますからね。
介護される方の状態にもよってマットレス選びも重要になりますね。
自分で立ち上がれるといった方ですと、マットレスがふわふわしすぎると逆に動きづらくなったりしますので、介護される方の状態に応じてエアーマットレスのような柔らかいものを使ったり、硬いものを選んだりしていただきます。
体位変換器
体位変換器は、寝たきりの方とかなどですと、2時間おきに体位を30度といった形で変えて行かないといけないんですよね。
その際に人の背中に挟んだりして使うものです。
画像引用元:アイ・ソネックス株式会社
あと床ずれが足など、特に踵にできやすいので、そういう場所にクッションを挟んで、床擦れができないような形になってます。
この体位変換器は、介護する方がこれを使って体位変換を介護者の代わりにするために使うものになります。
自分で寝返りなどができない方もいらっしゃいますからね。
他にも、床ずれの原因としては蒸れなども問題もありますので、先ほど紹介しましたエアーベッドやこのような体位変換器を使って蒸れなどを防止する役割があります。
徘徊感知機器
徘徊感知器は、主にベッドから立ち上がった時センサーに荷重がかかると知らせるような仕組みとなっています。
これは、歩けるのは歩けるのだけど歩行が危ないような人が動き出してしまって、ベッドから降りて転んでしまうことを防ぐためにベッドから降りた時になるものと、ベッドから起き上がった時になるものなどがあります。
あとは赤外線などで、センサーがある場所を通過すると知らせるようなものなどいろいろタイプがあります。
画像引用元:株式会社テクノスジャパン
歩くだけではなく、ベッドから起き上がるだけで危ないという方もいらっしゃるからこそ色々な状況に備えてさまざまなタイプがありますね。
歩くだけで転倒のリスクがある方も大勢いらっしゃいますので。
歩くのは問題ないけど、どこかに行ってしまう危険性がある方は場所を検知するセンサーを使うなどですね。
そうですね、歩行は問題ないですが誰かが見ていないといけないような方などの事故を防ぐためのものもあります。
GPS通信などを使って、徘徊される方の場所把握などはできるのですか?
そのような通信機能を使っての場所把握などについての機器は介護保険の対象にならないので、あくまで外に出る前に対処するようなものですね。
場所把握などの装置は、別途個人で介護保険を使わないで契約してもらう形になります。
介護保険については、色々対象があることを利用する前に把握する必要がありますね。
手すり
画像引用元:矢崎化工kaigo-web
手すりに関しては、家や施設についているものとまた違って持ち運びができる介護用品もありますね。
持ち運びが出来てさまざまな場所に設置できる以外に、高さを自由に調節できたりもします。
また、手すりの部分が夜暗くてもうっすら光ってぶつかってケガをしないような工夫もありますね。
さまざまな面で危険に対する措置がされていますね。形などもよく見かける手すり以外のものもありますし。
画像引用元:矢崎化工kaigo-web
形状的には、カタカナの「コ」の字になっていたり、自分が持ちやすいところ、力が入りやすいところを持てるようなものがあります。
重さ的には、18kgや20kgちょっとありますね。
下が鉄板になっています。これは、手すりごと倒れてしまっては意味がないので、そのくらいの重量が必要になってきます。
多少持ち運びに苦労しますが、ある程度どこでも使えて安全なメリットは大きいですね。
画像引用元: アロン化成
様々な場所用の手すりがある
下がガタガタと不安定でなければ、だいたいどこでも使えますね。
トイレでも手すりが必要になりますが、トイレ自体が狭い家も多いので、そのような方には片側だけのものを使っていただくなどですね。
両方にあると、トイレットペーパーが使いにくいなどありますので。
玄関などの段差がある場所で足をあげるとふらついちゃうという方や、特殊寝台から起き上がる方が近くにおいて起き上がるための補助としても使えます。
普段意識してなくても、危険は色々なところにありますね。
ちょっとした段差でも介護が必要な方にとっては危険なものですし。
他にはお風呂用のものなどもあります。お風呂こそ裸なので転んでしまうと大けがに繋がりやすいのと、滑りやすいという部分がありますので必要になってきますね。
玄関なども段差が多いので手すりが必要になってくるのですが、工事したいけど時間もかかったりします。
さらに、アパートなどで工事ができない場合もありますので、持ち運び式の手すりが必要になる場合があります。
持ち運び式であれば必要なときだけ使って、撤去も楽というメリットがあります。
他のメリットとしては、今までは手すりを使って歩いていた方が車椅子になってしまった時には手すりがいらなくなりますが、そのような時にも撤去の問題が無いというのもありますね。
状況に応じて使い分けができるのが強みとなっています。
画像引用元:Panasonic
画像引用元:ホクメイ株式会社
色々手すりをみさせていただいていますが、本当にさまざまな形状のものがありますね。
椅子のようなものであったり、突っ張り棒のようなものといろいろ。
椅子のようなものに関しては、あくまで椅子ではなく手すり
としてですね。
椅子の部分に手をかけてそこに力をいれて、段階的に立ち上がるようなイメージで。突っ張り棒のタイプですと、場所的にもすっきり設置できたりもします。
トイレなどで普通のふらつき防止として手すりとして使うもの以外、ズボンをあげる際に身体を支えるように手すりを使う用途もあります。
杖
杖は介護用品としてよく思いつくものですが、これも形状がいくつかありますね。
杖に関しては、例えばホームセンターなどで売っている一本で支える形のものは介護保険の対象外となります。
3点杖や4点で支える杖、後は松葉杖ですね。そのようなものが介護保険の対象となります。
画像引用元:島製作所
普段よく見る物が対象でないのは意外ですね。あれは介護というよりは日常的に使うものだからという感じですかね。
杖に関して色々見させてもらってますが、よく病院でイメージする松葉杖も進化していますね。
松葉杖も昔は材質が木でしたが、今はアルミ製で軽くなっていまして、高さや持つ位置が調整できるようなものもあります。
体格によって、使いやすさも変わりますからね。そして、介護用の杖は、3点で支えるものと4点で支えるものがありますが昔と違う部分はありますか?
4点のものは特に昔は重くて使っていて疲れるといったことがあったんですが、今は4点のものもその辺りが改良されていて軽くなっていますね。
昔はスチールなどだったものが、今はカーボンなどで軽くなっています。
歩行器
画像引用元:アルコー
歩行器というのは、イメージ的に機器に身体を預けて歩行するためのものですか?
病院などで、腰を痛めた方が使うものもそうですね。このようなものはピックアップと呼ばれるものですね。
画像引用元:株式会社幸和製作所
よく見るタイプ以外に脚立みたいなものもありますね。
このタイプですと、前ではなく脇に挟んで歩くのを補助するタイプですね。
これは車輪がないタイプになります。
基本的には、車輪がついていて身体を預けるタイプの物が多いですね。
バランスが取れない方などが、身体を預けて歩行する感じですね。
腰や足に痛みがある方の歩行の負担の軽減にもなります。
ほとんど機能的には同じようなものが多いですが、変わった面はありますか?
細かい違いですが、回転しやすいや、コンパクトであったり、すごく軽いものなどですね。
後は、スピードが出すぎるとブレーキがかかるようなものもあります。
高齢者の方ですと、足がついていかなくて身体だけ前に行って転倒の危険がある方もいらっしゃいますので。坂道などもありますのでブレーキがついていたりします。
画像引用元:株式会社イーストアイ
歩行器の中には、椅子がついていたり背もたれがあったりするタイプもありますので、歩いて疲れた時などに休んだりもできます。
今ですとなかなか外に出た時に公園のベンチで休むなどといったことも出来ないので、疲れた時に休めるメリットは大きいですね。
ただ移動するだけではなく、色々考えられていますね。
車椅子
次は車椅子ですが、車椅子も機能も大分増えている感じですね。
新しく出たタイプは、背中の背張りというところが、昔のタイプですと堅いとかいう場合調整が必要なのですが、これは自動で調整してくれます。
自分が座ったら自動でフィットするようになっているんですね。
画像引用元:パラマウントケアサービス
背もたれの感覚一つで乗り心地は違いますからね。
車椅子でも、先ほどの歩行器と同様に自動ブレーキなどもついているんですね。
認知症の方などが急に立ち上がると、その時ブレーキがかかっていない状態ですと車椅子が逃げてしまって尻餅をついてしまうなどがあります。
また、足を乗せるところに立ってしまって前にひっくり返るという危険性もありますので。
車椅子の機能やデザインも多様
機能もそうですが、デザインも大分進化していますよね。
車椅子というと昔はなんとなく暗いイメージだったんですが、今はカラフルな色の物が増えてきていますね。
昔のイメージですと、銀のフレームに黒の椅子といった感じでしたね。
利用する方も、やはりカラフルな色のものであると使う気分が変わるのかなという部分がありますね。
好みで色を選択してもいいですし、見た目も重要かなと。
使うのに気に入らないと、使っていてもいやになりますので。
自走式と介助式の車椅子
車椅子の区分で大きな違いとしては自走式と言って自分でこげるタイプと、介助式といってタイヤが小さいタイプで介助する方が押すタイプの2種類になります。
介助型の方は乗る方が自分で運転できませんがコンパクトになっているので、ちょっと狭いところでも行きやすいという利点があります。自走式ですとタイヤの横にリングがありまして、それで自分で操縦できますがその分幅を取られます。
▼参考▼
乗りたい車椅子の選定は車選びと似ている!かっこいい車イスも多い
そこは環境によって使い分けですね。そして、車椅子とはまた違うイメージがありますがいわゆるセニアカーも車椅子の区分になるんですか?
これは一応歩行者の扱いになるんですが、部類としては車椅子になりますね。
画像引用元:株式会社セリオ
街中でよく見かけますが、これも介護用品になるんですね。
一人暮らしの方で免許を返納してしまうと、買い物もいけないとなどとなるので、セニアカーがあると行動範囲が広がる。
買い物を他の人にしてきてもらうということもできるけど、自分で買い物を楽しみたい方もいらっしゃいますので。
ただ、セニアカーもそれなりに技術が必要なので認知症の方などは使えないなどがあります。
使用される前には、安全面を考慮して一度まず近所を走るなどをして試してもらって、危険性があるなと判断された方の使用はお断りすることもあります。
自分がケガをしてしまうこともありますし、他の人にケガをさせてしまうという部分もありますのでそこは十分気をつけて使う必要があります。
スロープ
スロープはよく見かけますが、これもやはり介護用品になるのですね。
スロープに関しては、車椅子などで玄関に出入りする場合に必要になりますね。スロープも高さに応じて長さなどを選べたりします。
画像引用元:パラマウントベッド株式会社
そうですね、長ければ長いだけ重くなってしまうので軽量化されていますね。
安全性を保ちながら軽量化されている感じです。
リフト
リフトに関しては、ベッドから車椅子に移るときに使ったりします。
画像引用元:スロープパラマウントベッド株式会社
リフトは大きさ的には一般家庭で設置するのは難しい感じですね。
どちらかというとリフトは病院や施設などで使われていますね。
介護以外の高齢者問題
ライフプラン様では、介護用品やリフォームなどで福祉に関わっておられますが、他に何か関わっている部分などありますか?
最近ですと不動産の方も手がけているのですが、空き家問題がありますね。
高齢者の方は息子さんが東京の方に出ていってしまって、誰も住む人がいなくなってしまった、そういう時の相談もやらせて頂いています。
高齢者の問題ですと、たしかに空き家問題は密接に関わってきますね。
空き家で放っておくと、固定資産税が上がってしまうなどがありますので。市の方でも補助金を出して空き家を何とかしようって取り組んでたりっていうところもあります。
弊社もリフォーム会社なのでリフォームして売るやあとは買っていただいた方が好きにリフォームするなどそういうお手伝いをしています。
介護保険の補助の限界
高齢者福祉の問題は、本当に多岐に渡ってできることが多いですね。
リフォームに関してもバリアフリーの依頼は多くなってきていますか?
介護保険による住宅改修に関しては、20万円が限度というのがあって、介護度合いの必要性によっても介護保険が使える金額が変わってきます。
家の改修で20万円となると、やはりスロープ工事や外手すり工事などで穴をあけるなどの大規模工事となると結構お金がかかります。
後、昔のお風呂ですと段差があるので、ユニットバスに改修するなどにも使えますが、改修場所によっては介護保険が使えたり使えなかったりという場合もあります。
そうですね、なんでもかんでも出してくれるわけではなく、あくまで対象になる部分だけという形になりますね。
バリアフリー改修の予算目安
例えば外手すり取付けですと、ステンレスなどにする必要があるので材料費が高くなります。
外の手すり設置で条件によってかわりますが、10万円位になりますね。
気をつけなければいけないのが、リフォームなどで介護保険を使うのは基本的に上限の20万円までしか使えないので、今は必要ないけど後で使いたいというつもりで工事することが出来ないんです。
だから、今は必要だけど将来的に必要なくなる場合もあるので、何をつければいいのかという正解はなかなかないですね。
手すりなどでも、今は必要だけど車椅子になると邪魔になって取り外さないといけないことにもなりますので。
バリアフリーリフォームもやはり簡単ではないんですね。
逆にバリアフリーになりすぎるのも問題なんですよね。
足をあまりあげないで歩くのが普通になると、足腰が弱くなったりしますので。むしろ、昔の作りに住んでいる方の方が足腰が丈夫だったりすることもあるので。
最近のデイサービスさんですと、わざと段差を作ってそれでリハビリの練習をしたりというのもありますね。
器具で歩くなどの練習もしますが、建物自体をわざとそういう意味で段差があるようにしているところもありますね。
介護にも楽しみを
介護用品について色々見させていただきましたが、最近は本当にかわいいものも増えてきましたね。
最近の介護用品ですと、キティちゃんの柄がついてものであったり、いろいろカラフルなものが増えてきていますね。
実際に、キティちゃんの杖などを買っていただく方もいらっしゃいます。
これなら使っていて、気持ちも楽しくなりそうですよね。
話題にもなりますし、使っていて気持ちも明るくなりますね。
介護に関しては、ただ機能的なものだけみるのではなく、やはり気持ち的な物にも配慮がいるんだなと感じます。
障害の方がリハビリ
するのに、少しでも頑張れるようにこういう楽しめるのも力になりますね。
長く使うものですから、やはり見た目であったり機能であったり自分で選べるのは大きいです。
記事を読んでくださった方へ
最後に、この記事を読んでくださった方へ何かありましたらお願いいたします。
介護用品のレンタルは嫌だなと思って購入したが、いくらも使わず処分にも困ってしまうという方もいらっしゃいます。
本当に必要な時期に必要な商品だけをレンタルでご利用いただき、故障や不具合の場合も交換させていただきますので、安心してご利用いただけます。
商品も安全で便利に進歩していますので、私達も一緒に勉強しながら少しでも多くの皆様のお手伝いができるように、成長し続けていきます。
介護問題を知って対策を
ライフプラン様にさまざまな介護機器の紹介、そして介護をとりまく住宅や介護保険の問題などについて語っていただきました。
便利な介護機器がどんどん世に送り出され大変な介護に対する力になっている一方、介護保険の限度などさまざまなことを知っておくことも介護にとって必要になってきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ライフプラン株式会社について
ホームページ:小山でリフォームするならライフプラン
YouTube:ライフプラン株式会社介護事業部
住所:〒323-0022 栃木県小山市駅東通り2丁目35−10
電話:0120-34-6557
The following two tabs change content below.発達障害(ADHD・ASD)と吃音を抱える40代男性。今まで発達障害の事は知らずに生きてきたが、友人の話を聞いて自分にも当てはまる事が多すぎる事を実感し、病院にて診断を受けると見事に発達障害との認定を受ける。自分に何ができるかと考えた時、趣味の写真でプロの先生に話を聞く機会があり、吃音が強く出ていたことに気がついた先生が『君は吃音持ちだね。だったら吃音の方の気持ちがわかるはず。それを活かして吃音の方の気持ちがわかるカメラマンになったらどうか』という言葉を思い出し、発達障害者として同じ気持ち、舞台に立てる人間として趣味のカメラ、動画編集技術を活かして情報発信をする事を決意。
この記事へのコメントはありません。