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障害者の福祉施設とコラボしながら社会貢献!きびるアクションを突撃取材!


いろいろな国の民族布を使った物づくりを通じて、障害者の福祉施設ともコラボしながら社会貢献活動をされているkibi-ru ACTION(きびるアクション)』という団体があるという話がウェルサーチに舞い込んできました。

 

ただ単に障害者が制作に関わっていることを全面に押し出した、お涙頂戴的なものではなく、表立って福祉施設との関わりは伝えておらず、チームの一員として、一緒になってバッグを作っている。

 

日野
そこで真相を確かめるべく、さっそく動きました!

 

2020年1月22日(水)〜2月10日(月)まで東京都世田谷区にある針仕事の専門店WASABI-Elişiにて、開催されていた展示会『DIVE』を突撃取材させていただきました。

 

障害者の福祉施設とコラボした物づくりを通じた社会貢献とは、いったいどのような活動をされているのでしょうか?

きびるアクションの出展に突撃取材

kibi-ru ACTION(きびるアクション)が展示会を開催している東京の新代田駅を降りて、 5分ほど歩いたところ自然豊かな町並みに遭遇。

 

日野
都内とは思えないほど、雰囲気のいい場所にオシャレなお店を発見!

 

 

まさしくここが出展が開催されている針仕事の専門店WASABI-Elişiでした。

 

もともと緑豊かな庭園エリアで、木を伐採せずに、長屋風の住宅群を設計したのは、星野リゾートでも有名な東環境・建築研究所だとか。

 

お店のギャラリースペースには、日本ではあまり見かけないようなバッグがたくさん。お客さんが絶えず行き来されておりましたが、ご丁寧に案内していただいたのが、武堂さん。

 

kibi-ru ACTIONオーナーの武堂さん

 

日野
いろいろな国の民族布を使ったり、福祉施設とコラボされているとのことでしたので、どんな話が聞けるのかワクワクしてます。

 

どのようにして物づくり分野で社会貢献事業もされているのか、さっそくお話を聞かせてください!

 

きびるアクションとは

きびるアクションは、専業主婦だったオーナーの武堂詠子さんが始めたブランドで、アジア各国の少数民族の古布だったり、古着をリユースしながら、バッグを制作しています。

 

日野
kibi-ru ACTION(きびるアクション)は、どのような活動をされているのですか?

 

武堂
「きびる」とは、博多弁で「結ぶ」という意味。制作の中でいろいろな素材や人をきびって、活動していく。

 

それがkibi-ru ACTIONです。

 

日野
コンセプトとして、「物語を届けたい」と書かれていますが、これはどういった意味なのでしょうか?

 

武堂
自分の想いとか考えを公言できない国の人たちってすごく多いんです。そういった人たちが織物にいろんな表現を詰めている国が多い。

 

そういった人たちのメッセージを拾い上げながら、国の暮らしや文化、伝統を伝えながらバッグを作っています。

 

kibi-ru ACTIONの活動を武堂さんに語っていただきました。

 

障害者の福祉施設ともコラボレーション

kibi-ru ACTIONは、バッグ制作にいろいろな人が関わって(きびって)いますが、2019年からは、障害者の福祉施設と共同でバッグ作りを進めております。

 

オーナーの武堂さんは、健常者や障害者関係なく、フラットに付き合えて、色んなものの美しい部分だけ混じり合ったものを作りたいという思いで、ブランドを運営しています。

 

その想いがコンセプトムービーの中に詰まっておりますので、こちらもご紹介いたします。

 

kibi-ru ACTIONコンセプトムービー

 

 

オーナーの武堂詠子さん

プロフィール

高校生デザインコンペ(バンタンデザイン研究所)で大賞をとったことをきっかけに、日本デザイナー学院グラフィックデザイン科でグラフィックデザインを学ぶ。卒業後、編集プロダクションに勤務。8年以上、企画・取材・撮影で多忙な日々を過ごし、結婚を機に上京。出産により、一旦仕事は休止するものの、子供の通園バッグづくりがクリエイティブ魂にふたたび火をつける。2013年「きびるアクション」を開業。世界各地の少数民族の布や、国内の古布・リユース素材を直感で組み合わせながらオンリーワンバッグを制作。テーマ性の高いグループ展や、地域色を出したイベントの企画・コーディネートにも取り組んでいる。2019年から福祉施設との協業をスタート。ものづくりの世界で社会貢献を模索中。

 

きびるアクションのバッグにあるストーリーに迫る

先述したようにきびるアクションのバッグは、民族布などを使ったエスニックなテイストのバッグです。

 

この布や素材がどのようにして作られ、どのようにして日本に渡ってきて、どのようにして作られたか。

 

きびるアクションでは、このストーリーをバッグと一緒に届けております。

 

kibi-ru ACTION商品のストーリーの一部を語っていただきました。

今回の展示会「DIVE」にて、出展されていた商品の一部。

 

これらも1つひとつにストーリーが込められておりました。

福祉施設の障害者から受け取った『ありがとう』

日野
この仕事をしていて、一番やりがいを感じることってなんですか?

 

武堂
いろんな人を絡めて仕事をしている。その絡めた人たちが喜んでくれるのが一番充実感があります。

 

武堂
作ってくれてありがとう・買ってくれてありがとうと、こちらが一番伝えたいのですが、

 

  • 布を作っている現地の人たち
  • それを運んできてくれる人たち
  • 加工するママさんや施設の人たち
  • 買ってくれる人たち

 

みんなが「ありがとう」と喜んでくれるのが嬉しい。

 

日野
ほんとに多くの方から感謝されているのですね。

 

何か1つ思い出に残っているエピソードはありますか?

 

武堂
初めて福祉を絡めた商品の展示会をした際に、親子で来られた利用者の方から花を持ってきてくださって、メッセージも入ってたんです。

 

その中に「楽しい仕事をありがとう」って書いてあって、それは泣きそうになりましたね。

 

こういったありがとうの交換会これがモチベーションになっています。

 

日野
素晴らしいエピソードをありがとうございます。

 

『ありがとうの交換会』

名言が生まれましたね!

 

名言が生まれた瞬間はこちら。
オーナー武堂さんが想いを語る動画をご覧ください。

 

きびるアクションの取材を終えて

発する言葉一つひとつに武堂さんの想いが乗っかっており、バッグの販売を通じて、いろいろな国の民族や福祉施設の課題も解決していく素晴らしい活動をなさっていることがわかっていただけたかと思います。

 

もちろん、福祉施設とコラボしているということは、表立って公表しておらず、あくまでも一緒にバッグを作っていくチームの一員として携わっています。

 

「バッグ屋ですが、届けたいのは物語」

 

日野
1つひとつのバッグに込められたストーリーを知ると、きびるアクションさんの魅力にとても引き込まれました。

 

 

きびるアクションさんの活動のように、いろいろな業界が手を取り合って、事業を行っていくことはウェルサーチでも展開していて、とても重要だと感じております。

 

特に『福祉』という狭い業界だけでは、なかなか継続的に収入を得るような仕組みは作りづらいです。

 

だからこそ、福祉の枠を超えて、いろいろな業界の方と協力しあっていくことが、今後の福祉業界に必要になってくるでしょう。

 

今回、取材させていただいたきびるアクションさんも実績がある縫製内職スタッフを探しております。ぜひ我こそは!という方は、お問い合わせください。(個人でも施設でも大丈夫です)

 

また、2020年3月〜はオンラインショップ限定で、動画で説明いただいたポーチが発売されます。

 

多くの人たちが関わって作られた100種類の一点物の商品となっておりますので、こちらもぜひオンラインショップからチェックしてみてください。

 

HP:https://kibiru-action.net/

オンラインショップ:https://kibiru.net/

 


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ウェルサーチ 障害者・編集チーム

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