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障害者で日本初の国連認定のNPOなる!野田徹さんインタビューvol.7

  • 最終更新日:

今回は、日本初となる障害者が障害者の起業支援をする団体にインタビューしました。NPO法人BPKS-JAPANの理事長 野田徹さん。

 

海外との繋がりがとても多く、母体のBPKSというNGOは、国連のESCAP障害者人権向上委員会で、なんと最優秀賞を受賞!バングラディッシュの障害者支援団体となってます。

 

今回、7つの動画にわけて、インタビュー内容をお伝えしていきます。今回でインタビューは、ラストになります。

 

第7回目のインタビューは、BPKS-JAPANの今後の目標について語っていただきました。海外との繋がりもとても多いBPKS-JAPANですが、次の目標はなんと国連認定のNPOになること。

 

政府公認のさらに上である、国連認定をもらうにはどうしたらいいのか?その方法についても、語っていただきました。

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NPO法人BPKS-JAPAN理事長 野田徹さんインタビュー動画

野田さんインタビュー動画は、こちらになります。第7回目は、6分ほどの動画となっております。

 

下に書き起こしもしておりますので、見やすい方で見ていただければと思います。

 

【野田徹さんインタビュー動画】

 

障害者で国連認定のNPOになることが目標

聴覚障害の方もいらっしゃるので、野田さんのインタビュー動画をこちらで書き起こしていきます。テキストベースでも読めるので、ぜひこちらもご参照ください。

 

では、さっそくインタビュー内容に入っていきましょう。

 

野田 徹(のだ とおる)さん

BPKS-JAPAN

 

プロフィール

 

2011年の東日本大震災で、障害者4級の当事者となる。多くの大使とも繋がっており、通訳、翻訳講師、外交なども手がける。2017年にNPO法人BPKS-JAPANを立ち上げ、日本初となる障害者が障害者の起業支援・生活支援をする活動をしている。

 

国連認定のNPOは日本で7つしかない

日野
今まで貴重なご意見ありがとうございました。

 

これで最後なんですけど、BPKS-JAPANで今後どのようなことをやっていきたいかなどの目標をお聞かせください。

 

【野田さん】
けっこう今までので話しちゃってるんですけど…

 

日野
国連の認定団体にもなろうとしているとか…

 

【野田さん】
あ、そうそう。実は国連認定という、国連登録団体に認定するのがあるんです。登録しますと国連の総会に出席して発言権まであるんですよね。

 

日野
それはNPOでもなれるものなんでしょうか?

 

【野田さん】
日本でもなってるところはあります。ところが日本で国連の登録団体ってNPOは7つしかないんです。しかも、障害者系は1つもない。

 

日野
そんなに少ないんですね!

 

そういうのがあるっていうのをこのミスタードュラールから聞いたんです。「よし聞いてみよう!」と思って、ウィーンに行って直接、聞いたんですよ。

 

そしたら、かなり面倒くさい。今の活動報告でいいんだけども、まずニューヨークに行けとか。ニューヨークにある日本の大使館に行って、その場で申請書を書きなさいとダメ。

 

「ネットでできないんですか?」と聞いたら、ダメなんです。今このネットの世界なのに、今時ニューヨークまで飛んで、そこで書きなさいとダメ。うわ、面倒臭いなって思いましたよ。

 

日野
国連ともなるとやっぱり申請も大変ですよね。あと、親御さん向けにもなにかやっていくとのことですが?

 

障害児の親御さんの支援もしていく

【野田さん】
そうですね。親御さんが自分の障害を持ってる子供に悲観しているんです。障害児、こんな障害持ってるから将来がアウトだと思っている。

 

それで仕事させないとか多いんで、親のカウンセリング用にちゃんと担当がいるんですよ。障害を持っている人の親も問題だけど、さっきから言っているように障害者でも必ず何か才能や強みがあるはずなんです。

 

それをとにかく子供のうちに磨き上げて、将来に繋げないと親が死んだらこの子どうするの?ってなるじゃないですか。この相談って多いですよ。「親死んだらどうするんだろう?」っていう障害者が非常に多いです。

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うちのNPOの誰かが役所に聞いたら、なんと答えは、のたれ死になんですよ。そこまでは面倒見ないんですよ、国は。

 

日野
え〜そんなこと直接、言ってたんですか?

 

【野田さん】
「もう手はない」って言ってました。だから、支援するところはNPO・NGOなんでしょうな〜。バングラはやってるんです。子供の生活支援までやってますね。

 

そのために起業させて、手に職をつけてってのをバングラでやってるんですよ。それが日本では、のたれ死にですよ…。意外に人道的なことしないですよね。

 

日野
けっこう保障が整ってると思いましたが、そんな穴もあったのですね…

助成金を当てにするという問題も

あとは、助成金あてにしすぎる親が多すぎってのも問題。生活の支援が出るから、わざと就職させない親もいますから。これものすごいタブーですけど、私も障害者だからハッキリ言いますね。

 

そういう親がほとんどです。2級の身体障害と精神や発達系の親御さん。子供をエサに金を取っている人がいるのも現状。

 

日野
たしかに生活保護も同じような問題を聞きます。

 

確かにどうしようもない子いますよ。生活もままならない。でも、親が勘違いして発達も重度の子は、将来アウトだと思ってる人が多いです。

 

バングラのダウン症の方で外国で努力してる子は多いし、フィンランドで全盲の人が芸能人になってイギリスで漫才やってますよ。日本だってバリバラってNHKでようやってるますやん。

 

あとは、吉本が最近、障害者出てR1で出たでしょ?視覚障害の人間が優勝したでしょ?あれだって親は悲観してたそうです。だから、何かあるの絶対。

 

日野
当事者だけじゃなくて、親御さんもそういう選択肢を知っておいた方がいいですよね。

 

【野田さん】
知るべきですよ!じゃないと親が自分の子供の人生を抹殺しちゃう恐れがある。そんなことないから、絶対に才能が何かあるはず。

 

日野
では、今後は国連の認定団体になることから親御さんの支援までということですかね。

 

【鈴木さん】
上から下までやっていきますよ。

 

【野田さん】
でも、何か変えていくのは上からがとても重要。国連の障害者部門での人権向上委員会で優勝してるのがうちの母体のBPKSですよ。

 

そこは、「障害者も税金を払おう」なんです。「障害者も納税しよう!」がモットー。それで一般の健常者と同じラインに立つのが目標です。これができたら、もううちは解散。

 

日野
わかりました。ぜひ、うちも応援しますし、これを見てる方も応援してくれると思います。

 

今後の活動楽しみにしております。今日は貴重なご意見、ありがとうございました。

 

【野田さん】
とんでもない、おおきに。ありがとう。

 

編集後記

野田さんインタビューありがとうございました。ラストのインタビューでは、BPKS-JAPANの今後の目標について、語っていただきました。

 

23カ国以上の大使と繋がっているだけあって、国連の認定NPOになることがまず第一の目標。

 

そして、子ども向けの英語教育を通じて感じた、障害児の親御さんの問題。国連の認定団体も親御さんの問題もとても興味深いので、今後の活躍が楽しみです。

 

BPKS-JAPANの野田さん、鈴木さん、今回は本当にありがとうございました。他のインタビューも下記、一覧から見ることができます。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたのご意見や感想などもぜひお聞かせいただけますと幸いです。

 

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日野信輔

日野信輔

株式会社Nextwel代表取締役。Welsearch編集長。福祉×Webマーケティングで障害者のプロデュースなどしております。ネットの力で福祉業界の素晴らしいところをどんどん発信するサイトを構築してます。詳しいプロフィールはこちら→日野信輔


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