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コミュニケーション障害でどもり全開だった自分が積極的に人と接するようになった事例

  • 最終更新日:

かくひかりのしみこーです。

 

僕は大学生の頃、ほとんど引きこもりのような生活をしていて、いざ就職する時期になったときに「自分はこのまま社会に出て就職できるのか?」

 

「もしかしたら人と上手く話せず、迷惑をかけるのではないか?」と、とてつもなく不安で仕方ありませんでした。

 

いわゆるコミュ障(コミュニケーション障害)全開で、どもりまくっていた自分が実際に社会に出て、結果的にはとても積極的に人と接するようになりました

 

今回はどのようにしてコミュニケーションの不安を克服したのか。そして、最終的に積極的に人と接するようになった理由などについて自分の事例を話していきますので、コミュニケーションで悩まれている方の参考になれば嬉しい限りです。

話し方を忘れるほどのコミュニケーション障害

自分の大学生活は、それはとても怠惰なものでした。基本的に住んでいるアパートから大学まで行ったり来たりするだけで、買い物以外ほぼ外出しないという生活でした。

 

普段は人との交流はほぼ皆無だったので、だんだんと話し方というのを忘れてきて、たまーに配達の人が来たときは言葉がほぼ出ず

 

あ、…..ありがとうございます(ボソッ)

 

と、どもりながら聞こえるか聞こえないか程度で話す。そんな感じでした(笑

 

お店の人から「袋いりますか?」と聞かれたときやゴミを捨てるときに、たまたまご近所さんと遭遇したときなども、すぐに言葉が出ずに、どうしてもボソっとつぶやいてしまいがちな生活。

 

そんな状況だったので、社会に出てやっていける気が全くせず、とにかく不安で不安で仕方ありませんでした。

 

そんなコミュ障全開だった自分なのですが、いざ社会人になったら、とあることに気づいたのです。

 

コミュ障の不安を覆した衝撃的なエピソード

そのコミュ障の不安が克服されたのは、実際に働くようになってからのことでした。社会に出て働いてみて、とても衝撃的だったことがあるのです。

 

それは…

 

社会人は、思いのほか色々な人がいた

 

ということです。

 

みんなまるで違う生き方、働き方をしているし、コミュニケーションが得意な人もいればあまり上手くない人もいるのです。

 

何を当たり前なことを言っているんだと思うかもしれませんが…

 

自分は社会に出るまで社会人というのは、誰とでも臆せず話してバリバリのセールストークを繰り広げて、時々気の利いた冗談でも言えるようなコミュ力が高い人ばかりだと思っていたのです。

 

でも実際は全く違い、確かにそういう人もいるもののたいていは営業マンで、必ずしも全員がコミュニケーションが得意というわけではなかったのです。

 

大丈夫

コミュニケーションがとれなくても仕事はできる

それに仕事によっては、会社に出勤してもほとんど人と話さずに一日が終わるようなこともあります。自分の仕事がまさにそうでした。

 

これが自分にとってはとても衝撃的なことで、実はコミュニケーションというのは仕事をする上で必ずしも大事なものではなく、コミュニケーションをそれほど取らなくても仕事はできるということを実感した出来事でした。

 

特に今はリモートワークもかなり一般的になってきたので、一人でも仕事ができることが多くなりました。

 

「コミュ障で不安」といった考えは、自分自身が抱いていただたの妄想でしかなく、実際にいろんな人がいるということがわかったら、とても心が楽になりました。

 

バリバリ働く営業マンでも同じような悩みを持っている

先ほど営業部の人はコミュ力が高いという話をしましたが、そういう人でもコミュニケーションに悩みを抱えていたりするのです。

 

実際に会社でトップクラスの営業成績をおさめる人と話したことがあるのですが、いまだにコミュニケーションに悩みを抱えているとのことで、特に若者と話すときは話題をどうすれば良いのか悩むと話していました。

 

その話を聞いて、自分は

 

あ、こんなに話が上手くて営業できる人でも若者が話の話題に悩んでいるのと同じようなことで悩んでいるんだな!

 

と思い、とても気が楽になりました。

 

そうしたこともあり、かつては社会人はみんなコミュ力高くて自分とは別次元の存在だったのが、実は自分とそこまで変わらない同じような悩みを抱える人ばかりなんだと思えるようになり、コミュニケーションに対する考え方もだいぶ変わりました。

 

みな同じ人間にすぎない

社会に出て色々な人と関わってみて思ったのは、すごく親切に接してくれる優しい人もいるし、他人が嫌がるようなことをする人もいるけど、みんな同じ人間だということです。

 

誰だって親切にされたら嬉しいし、嫌がるようなことをされたら嫌なのです。それは良い人悪い人に関係なくみんな同じです。

 

仕事も似たような感じで、コミュニケーション能力があるないに関わらず、相手を思いやって行動できる人は自ずと評価されるし、やる気もなくテキトーにやっている人は最終的には見放されます。

 

そのため自分は、誰に対しても敬意を持って接しよう!」と考えました。

 

それは大人であろうと子供であろうと、社会的立場や性格などにも関わらずです。

 

安心感のある猫

 

立場や資格、職業などにそもそも優劣はないので、比較する必要もないのです。

 

この考え方を持つようになってからは、人とのコミュニケーションに抵抗はなくなり、逆に積極的に人と接していこうと思うようになることができたのです。

 

コミュ障は気にすることではない

コミュニケーション障害だった自分の事例をお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

まとめますと、

 

  • 社会にはいろんな人がいるので、自分もその一人にすぎない
  • そんなにコミュニケーションを取らなくても仕事ができる
  • バリバリの営業マンでもコミュニケーションには悩んでいる
  • コミュ障とか関係なく、誰にでも平等に接する

 

といったことが、自分のコミュニケーション障害が治り、積極的に話せるようにもなった事例でした。

 

結論、社会・世の中にはいろんな人がいて、コミュ障でも気にせず生きていくことができる。

 

つまり、コミュ障でやっていけるかという不安自体が、自分を悩ませていただけだったのです。

 

社会に出ることが不安という方はこれから出会う人たちがどういう人なのか不安かもしれませんが、相手は人であり、同じような不安や悩みを抱えたりすることもある人だということを思って接すれば、コミュニケーションの取り方や仕事への取り組み方も少しは変わってくるのではないかと思います。

 

もちろん人それぞれ悩みがあるので、自分の事例が当てはまらない方もいらっしゃるかと思いますが、この記事が誰かにとって役に立つことができれば幸いです。

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「かくひかり」は、書いた作品に光を灯し、読む人に希望を届けることを目的にしたライティング集団です。わたしたちはNPO法人いろりの運営するシェアハウス、いろり亭の住民たちで構成さています。わたしたちの多くは生きづらさを抱えていながらも、明るい未来を探し求めています。その中で様々な失敗や成功がありました。そんな体験を文字にし世の中に発信することで、少しでも読む人の「ひかり」になれたらと思います。かくひかり、には各個人個人がだれだって輝かしく生きているんだという意味がこめられています。


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