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ネガティブ思考をやめたい!経験者が語る付き合い方コツ〜メンタル改善プロジェクト#2〜

  • 最終更新日:

かくひかりのりっちゃんです。

 

メンタル改善プロジェクト第2回です。

 

メンタル改善プロジェクト

誰もがありのままの自分を受け入れ、生き生きとした日々を過ごせることを願って、「生きづらさを和らげるコツ」を発信していきます。

 

第一回を読んでくださった方は、もうご存知かと思いますが、私はずっとネガティブ思考のメンタルが弱くて、とても生きづらい生活をしてきました。

 

そんな私だったのですが、ネガティブ思考を克服して、安定した毎日を過ごしております。

 

そこで今回は、心が楽になるネガティブな感情との付き合い方についてお話しします。

 

  • ネガティブな感情に振り回されてしまう
  • 嫌な感情が頭から離れなくなる
  • ネガティブ思考になっている自分を責めてしまう

 

という方に向けて、過去の私が体験したエピソードを踏まえて、ネガティブ思考との上手な付き合い方をお伝えしていきますね。

ネガティブ思考との付き合い方

ネガティブな感情が思い浮かんできたとき、そんな感情を抱くことはいけないことだと感じる人が多いのではないでしょうか。

 

ネガティブになっている自分を責めることで余計につらい気持ちになり、負のスパイラルに陥ってしまうなんてことも…。

 

それに、ネガティブな感情を打ち消そうとすればするほど、余計にネガティブな感情に支配されて、どんどん嫌な気持ちになっていきます。

 

ネガティブ思考に陥ってしまうのをやめたい!

 

そんな方に向けて、メンタルが弱い私が見つけたネガティブ思考との上手な向き合い方をお伝えします。

 

ネガティブな感情を受けいれる

まずネガティブな感情自体を受け入れることがとても大切です。

 

ネガティブな感情が湧いてくるのをダメなことだと思うと、余計にネガティブになってしまいます。それでは、ネガティブ思考の負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 

そんな負のループから抜け出すために、「ネガティブな感情を否定せずに受けいれるコツ」をこれから紹介していきますが、まずネガティブになるのは当たり前なんだよということを知ってもらいたいです。

 

ネガティブになるのは当たり前!?

多くの人は、ネガティブな感情は良くないものだと思っているのではないでしょうか?

 

でも、ネガティブな感情が湧いてくるのって自然なことなんですよ。

 

ここで、ちょっと簡単な診断をしてみましょう!

 

人間が持つ基本的な感情を「良い・ポジティブ」と「悪い・ネガティブ」に分けてみてください。人間が持つ主な感情は、以下の9つとされているそうです。

 

  • 喜び
  • 好奇心
  • 怒り
  • 恐れ
  • 悲しみ
  • 罪悪感
  • 動揺
  • 嫌悪

 

 

「良い・ポジティブ」と「悪い・ネガティブ」に分類できましたか?

 

9つのうち6つを「悪い・ネガティブ」に分類したのではないでしょうか?

 

つまり、人の感情の3分の2は不快なものだということです。ですから、ネガティブな考えが浮かんでくるのは当たり前のことなのです。

 

ということは、常にポジティブでいようというのは現実的ではありませんね。それならネガティブな感情を受けいれた方がいいと思いませんか?

 

逆に無理をしてネガティブな感情を断ち切ろうとすると、負のスパイラルに陥ってしまう可能性があるのです。

 

ネガティブを無理やり断ち切ろうとすると?

あなたは「シロクマ実験」をご存知ですか?

 

これを知ると、ネガティブ思考を無理やり断ち切ろうとするのは、よろしくないことだということがわかるでしょう。

 

この実験では、参加者を次の3つのグループに分けて、それぞれのグループに次のように伝えてシロクマの映像を見せます。

 

A:シロクマのことを覚えておいてください

B:シロクマのことは考えても考えなくてもいいです

C:シロクマのことだけは絶対に考えないでください

 

期間をおいて、実験の参加者が映像について覚えているか調べたところ、映像を一番詳しく覚えていたのは、「シロクマのことだけは絶対に考えないでください」と言われたグループの人たちでした。

 

 

つまり、人の思考というのは、何かを考えないようにしようとすればするほど、頭の中からその考えが離れなくなってしまうのです。

 

ネガティブな思考も断ち切ろうとすればするほど、そのことを考えてしまうようになります。

 

なくそうとするよりも受けいれた方が、ひとつの考えにとらわれずにすむのですね。

 

じゃあ、ネガティブな感情を受け入れるためには、どうすればいいのか?

 

メンタルが弱い私でもできた、コツをお伝えしましょう!

 

ネガティブな感情を受けいれるコツ

ここまでに、ネガティブな感情は否定するよりも受けいれた方が良いということをお伝えしました。それでは、ネガティブな感情を受けいれるには何をすれば良いのでしょうか?

 

コツを2つお伝えします。

 

2つのコツ

  1. プラスな面に目を向ける
  2. 客観視する

 

これについて、1つずつ解説させていただきます。

 

プラスな面に目を向ける

みなさんに考えてもらいたいのですが、ネガティブな感情は本当に悪いものなのでしょうか?

 

例えば「失敗したらどうしよう」と不安に思ったときに、事前にしっかり準備をするのなら、不安というネガティブな感情はいい方向に使われていると言えますよね。

 

ですから、「ポジティブな感情もネガティブな感情も、良し悪しの判断をせずに受けいれる」ということを意識してみてください

 

本田圭佑選手の例

サッカー日本代表で大活躍された本田圭佑選手の例を紹介しましょう。

 

これを決めれば試合が決定する大事な場面でのPK。

 

  • PKを外したら、日本中のファンから大バッシングされるので、自分は蹴らないでおこう
  • PKを決めたら、ヒーローになれるから自分が蹴る

 

もちろん本田圭佑選手は、後者の選択をして自分自身の感情を高めたのです。

 

つまり、自分の解釈によって、ポジティブにもネガティブにもなるのが思考のポイントなのです。

 

ポジティブな感情もネガティブな感情も使い方次第です。不愉快な感情のプラスな面に目を向けてみましょう。

 

客観視する

2つ目は、自分自身を客観視することです。

 

ネガティブなことを考えている自分を客観的に観察してみると、ネガティブな考えに対する否定的な気持ちが薄らいでいきます。

 

客観視することで、ネガティブな感情にとらわれている自分に気づくことができ、ネガティブな考えと距離を置くことができるのです。

 

私がよくやっている、自分を客観的に見るための方法をご紹介します。

 

自分のことを上から見下ろしているところを想像してみてください。

そして、「この人は今、自分はダメなヤツだと考えているな。」などと、他人事のように観察します。

 

 

このようにすることで、ネガティブな考えと自分自身とを切り離せるようになり、冷静さを取り戻せます。落ち着いて考えれば、ネガティブな感情を否定せずにいられると思います。

 

 

以上、2つがネガティブな感情を受け入れるコツです。

 

ネガティブ思考をやめたい

今回は「ネガティブな感情を否定しないようにしよう」ということをお伝えしました。

 

ネガティブな感情を否定せずに受けいれるくせを身につければ、感情に振り回されることが少なくなります。

 

  • ネガティブになるのは当たり前
  • ネガティブな感情は悪いものじゃない

 

ネガティブな思考にとらわれそうになった時は、これらを思い出してください。

 

私もこれらを意識して生活していますが、とても心が安定してきます。

 

この記事を読んでネガティブな感情と上手く付き合うコツをつかんでもらえたなら嬉しいです。

 

 

おまけ

ネガティブな感情と上手く付き合うだけではなくて、ポジティブな感情を増やせたらいいですよね。

 

今、私はそんな環境にいることができています。

 

私が今住んでいるシェアハウス「いろり亭」には、心優しい人たちが住んでいいて、その仲間と話していると前向きな気持ちになれます。

 

みんなで流しそうめんやバーベキューをするなど、楽しいことがたくさんあります。

 

  • 楽しいことがしたい
  • 友達がほしい
  • 居場所がほしい

 

という方は、ぜひいろり亭にお越しください!

 

いろり亭を運営している「NPO法人いろり」は、オンラインでのお悩み相談も行っていますので、悩みを聞いてほしいという方もお気軽にお問い合わせください!

いろりホームページ:https://irori-npo.com/

 

では、メンタル改善プロジェクト第2回目の「ネガティブな感情との付き合い方」は以上です。

 

では、第3回目もお楽しみに。

 

メンタル改善プロジェクト一覧

 

(執筆:りっちゃん)

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「かくひかり」は、書いた作品に光を灯し、読む人に希望を届けることを目的にしたライティング集団です。わたしたちはNPO法人いろりの運営するシェアハウス、いろり亭の住民たちで構成さています。わたしたちの多くは生きづらさを抱えていながらも、明るい未来を探し求めています。その中で様々な失敗や成功がありました。そんな体験を文字にし世の中に発信することで、少しでも読む人の「ひかり」になれたらと思います。かくひかり、には各個人個人がだれだって輝かしく生きているんだという意味がこめられています。


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