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PMSの症状が重くてキツい…悩んだ私が見つけた3つの対処法

  • 最終更新日:

かくひかりのりっちゃんです。

 

生理前にイライラしたり、気分が落ち込んだりすることはありませんか?

 

もし生理前に心身の不調を感じるなら、それはPMS(月経前症候群)のせいかもしれません。

 

私自身、生理前になると気分が落ち込むことが多く、PMSの症状が重くてキツい思いをしています。

 

今回は、自身の経験を踏まえて効果があったPMSの3つの対処法をお伝えします。

 

  • PMSってなに?
  • もしかしたら私もPMSかも
  • PMS対策を知りたい
  • 身近な人がPMSで苦しんでいる
  • PMSのつらさに共感してほしい

 

そんな風に思った人の参考になれば幸いです。

PMS(月経前症候群)とは?

生理前の心と身体の不調をPMS(月経前症候群)と言い、その症状は3〜10日ほど続きます(私は14日くらい続くこともあります)。

 

7割以上の女性がPMSを経験していると言われており、日常生活に支障をきたす人も少なくありません。

 

原因はまだはっきりとわかっていませんが、月経による女性ホルモンの変動が関係しているのではないかと考えられています。

 

 

主な症状は?

PMSの主な症状は、心と身体の両方に現れます。

 

身体症状

  • お腹と腰の痛み・胸の張り
  • 眠気または不眠
  • 肌荒れ
  • 体のだるさ
  • お腹と腰の痛み
  • 胸の張り
  • 眠気または不眠
  • 肌荒れ
  • 体のだるさ

 

心の症状

  • 気分の落ち込み
  • 感情の起伏が激しくなる
  • イライラ
  • 無気力
  • 泣きたくなる
  • 鬱っぽさ

 

精神的な症状がひどい場合はPMDD(月経前不快気分障害)と言って、PMSとは区別します。

PMDD はDSM-5 という診断基準において、正式な病名としてうつ病と同列に扱われるようにました。

 

概要はここら辺までにして、ここからは筆者の実際のPMS体験についてお伝えしていきます。

 

筆者のPMSエピソード

PMSの症状がキツくて悩んでいた筆者が経験者として、どのような症状がつらかったのか、生活にどのような影響があったのかなどをお話しします。

 

PMSの影響

  • 原因不明の苦しさ
  • 重くてキツい症状
  • 日々の生活への影響

 

原因不明の苦しさ

私は定期的に体がだるくなったりうつ状態になったりしていました。

 

でもPMSという言葉を聞いたこともなく、心身の不調と生理が関係していることに最近まで気づいていなかったのです。

 

この原因がわからないのに続く調子の悪さに、不安や苛立ちを感じていました

 

重くてキツいPMSの症状

精神的な症状が1番しんどかったです。

 

好きなことすら楽しめなくて、どんよりした気持ちで過ごしていました。

 

何でもないのに泣きたくなることもありました。

 

気分の落ち込みがひどくて、うつ病じゃないかと思ったことがあるくらいです。

 

体が重くて起き上がれずに一日中寝ているなど、身体に症状がでることもありました。

 

異常な眠気には、今でも悩まされています。

 

 

日々の生活への影響

中高生の頃は生理不順による体調不良でよく学校を休んでいましたが、両親や先生のおかげでなんとか頑張れていました。

 

でも、大学生になって一人暮らしを始めてからは、近くでサポートしてくれる人がおらず、一人で悩む日々が続きました。

 

  • なんとなくだるい
  • 異常に眠くて動けない
  • 何もやる気が起きない

 

そんな症状のせいでまともに日常生活を送るのも困難でした。

 

そして、授業に通うことができなくなって大学を辞めてしまったのです。

 

その後もアルバイトを続けられないくらいにつらい状態。

 

PMSを知ってからの流れ

周期的に調子が悪くなるので、心身の不調が生理の周期と関係しているのではないかと思うようになりました。

 

そして、インターネットで調べてPMSという言葉を知ったのです。

 

PMSの主な症状に当てはまっていて、「私の体調不良の原因はこれなのだ!」と思うと少しすっきりしました。

 

婦人科と精神科

まずはじめに筆者がやったことは、婦人科で相談。

 

婦人科の先生にPMSによる精神的な症状を話すと、精神科を受診するように勧められ、精神科に通うことになりました。

 

ちなみに精神科では、他に精神的な疾患がないかの検査をしたりもしました。

 

薬物治療がスタート

今は、精神科で薬を処方してもらっています。

 

今までに飲んだ薬は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)と加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方薬で、両方とも月経異常に効果のある薬です。

 

私の実感としては、当帰芍薬散は、私にはあまり合っていなかったみたいです。

 

加味逍遙散を飲み始めてからは、体のだるさと心の不調が和らいだ気がします。

 

薬の種類は医師や薬剤師と相談して自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

 

ちなみに、眠気に効く薬にはまだ出会えていません…。

 

 

症状が重い私のPMS対処法

ここからは、筆者が実際にやってみて効果があったPMSの対処法を3つご紹介します。

 

PMS対処法

  1. 仕事のスタイルを自分流に
  2. ストレス対策を入念に
  3. 周りの人との関わり方を工夫

 

仕事のスタイルを自分流に

PMSの症状を完全になくすことは難しいと思うので、体調が悪いときには無理をしないよう、予定の入れ方を工夫するのが、筆者にとっていい対処法でした。

 

筆者の場合は、フリーランスという仕事のスタイルを選んでいて、体調を崩しそうなタイミングには仕事を減らすか入れないようにしています

 

ストレス対策を入念に

ストレスがたまると症状が強くなるので、普段からストレス対策も行なっています。

 

  • 瞑想をして心を落ち着ける
  • 軽い運動をする
  • モヤモヤした気持ちを誰かに話す

 

などがオススメです。

 

ストレス対策に関しては、ご自身に合う方法を見つけるのが1番です。

 

精神科の看護師である大塚先生もリラックスする方法を述べておりますので、参考にしてみてください。

 

周りの人との関わり方を工夫

生理前になると、周りの人にイライラをぶつけてしまうこともあります。

 

なので身近な人には、

 

生理前になると、ホルモンバランスの影響でイライラしたり、気分が落ち込んで何もしたくなくなることがあるの。

 

と伝えてあります。

 

あらかじめ伝えておくことで、周りの人に誤解を与えずにすみます。

 

症状がつらくて助けを求めるときには、「洗濯物を干してほしい」「ご飯を作ってほしい」などと具体的なかたちでお願いすると、協力しやすいと思います。

 

 

以上の3つが筆者のPMS対処法になります。

 

他にも対処法はあるかと思いますので、「これを試してみてよかった!」というようなことがありましたら、教えていただければ嬉しいです。

 

周りの人へのお願い

PMSでつらい時には身近な人や学校、職場からの人のサポートが必要です。

 

特に家族や恋人などの身近な人が理解してくれることが大切です。

 

  • 「家事を手伝ってほしい」
  • 「休ませてほしい」
  • 「話を聞いてほしい」

 

そういったお願いを聞いて協力してもらえると、少しは楽になります。

 

中には八つ当たりをしてしまう人もますが、生理が始まる頃には落ち着くので、PMSが原因であることを理解して寛容な心で接してもらえたらと思います。

 

PMSの対処法まとめ

PMSのつらさをお分かりいただけましたか?

 

身体と心の不調が日常生活にもたらす影響はとても大きいのです。

 

私もまだまだ苦しいときがあります。

 

人から分かってもらえないときは本当にキツいです。

 

周りの人の理解があるだけでもとても楽になりますので、周りの人の理解は、本当に大切だと実感。

 

私は家族にあたたかく見守ってもらえたことで救われました。

 

身近な人でPMSに苦しんでいる人がいれば、理解を示してもらえたらと思います。

 

PMSで悩んでいる人たちのために、男性やPMSでない女性にもPMSに対する理解が広がれば嬉しいです。

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「かくひかり」は、書いた作品に光を灯し、読む人に希望を届けることを目的にしたライティング集団です。わたしたちはNPO法人いろりの運営するシェアハウス、いろり亭の住民たちで構成さています。わたしたちの多くは生きづらさを抱えていながらも、明るい未来を探し求めています。その中で様々な失敗や成功がありました。そんな体験を文字にし世の中に発信することで、少しでも読む人の「ひかり」になれたらと思います。かくひかり、には各個人個人がだれだって輝かしく生きているんだという意味がこめられています。


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