こんにちは。
Welsearch編集長の日野です。
今回は、看護師の大塚たいぞうさんの
インタビュー第4回目です。
学生時代からのいじめを克服し、
訪問看護師として、患者さんの精神的な
悩みを解決されている大塚たいぞうさん。
第4回目のインタビューは、
大塚たいぞうさんが過去に受けてきた
いじめを克服した体験談を
赤裸々に語っていただきました。
どのようにしていじめを克服したのか?
いじめを乗り越えて看護師として
活躍なさっている大塚さんが伝える
いじめを克服する方法を一例として、
ぜひ参考にしていただければと思います。
お好きなところからお読みください
大塚たいぞうさんインタビュー動画
大塚さんインタビュー動画は
こちらになります。
第4回目は6分ほどの動画です。
下に書き起こしもしておりますので、
見やすい方で見ていただければと思います。
【大塚たいぞうさんインタビュー動画】
いじめを克服した体験談を語っていると
聴覚障害の方もいらっしゃるので、
大塚さんのインタビュー動画を
こちらで書き起こしていきます。
テキストベースでも読めるので、
ぜひこちらもご参照ください。
では、さっそくインタビュー
内容に入っていきましょう。
大塚たいぞうさん
嫌なことはずっとは続かない!
いろいろな経験をされてきたと
語っていただきました。
その中で「いじめ」っていう
ワードがあったんですけれども、
なぜいじめられてた時に、
人生を諦めたりしないで
前向きになれたとか克服した
きっかけというかコツ
みたいなのがあったら
お聞きできればと思います。
僕の中で今でこそマインドフルネス
だったりとかポジティブだっていう
ことが一般的になってきていますが、
昔は僕、髪の毛抜けてきて、
風が強い日とか集団の修学旅行とか、
外に出たくなかったんですよね。
ちなみに僕修学旅行はそういうことで
行ってないんですけれど。
ただ、その時に嫌な思いをしても
今あることが過去学校で何か言われたとか、
明日また何か言われるのかなっていう、
エネルギーをとられてしまうのが
いやだったんですね。
「今」っていうところで思いっきり好きな
音楽を聴いたりとか、好きな音楽を
聴くことによってすごく
今ここに耳が集中するんですね。
ということですかね?
そうですね。
あと筋トレしましたね筋トレ。
同時にエネルギーをどうのこうの
っていうのが体にいいことが
その時期はわからなかったんですけど、
ひたすら音楽を聴いて、ひたすら
体を鍛えるってことがありましたね。
効果があるんですか?
科学的にはマインドフルネス的に、
「今」っていうのがいいんです。
まぁ呼吸法なんかは、例えば、
息を思いっきり吐いて吸ってって
いうのを集中すると横隔膜が動くんですよね。
横隔膜が動くって言う事は
「今」を向いているので、
いいことなんです。
それってある意味今のエネルギー。
「今」に向かっているので、
マインドフルネス的なんですよね。
今、アドラーの心理学がとても
流行ってるんですけど、いろんな
精神科の分析をやっている先生とかが
言っていることももちろん大事なんです。
でも、恐らく東日本大震災があって、
ほんとに『今』って言うくらい
『今ここ』っていうところが
すごく重要視されています。
だから、アドラーさんが心理学部分で
流行っているのかななんて思ってます。
でも、僕は昔からそういうのは
自分でやってたんですよね。
体験してってことですかね?
そうですね。
自分の体でリラクゼーションとか
エネルギーの分散とかと考え方も
「今あるここ」と言うのは、必ず
5年10年は続かないなんて思ってたんですよね。
例えば、高校であればすごくマイナス的な
色んな事を言ってくれる人がいても、
必ず3年経てばいなくなっちゃうんですね。
それがずっとだと思ってしまうのが、
気持ち的に沈んでしまう
原因にもなってしまっているんです。
もちろん、うつの症状だったり
するんですけど、すごく僕思うんです。
夏休みが終わって9月から学校に行くって、
また自分の世界に入っちゃって、
命を絶っちゃう人いるんです。
でも、必ず今、嫌なことを言っている
人たちっていうのは必5年10年したら
間違いなくいないです。
それは僕自分に言いきかせてきました。
そう思っていたんですか?
それはもうずっと前からですね。
小学校ぐらいからですね。
嫌な事はあったんですけど、
「必ずそれは乗り越えられる」
って言うところが僕、いじめの
克服の中で重要だと思っています。
ほんとにその今あって今嫌なことがあって、
またあるんじゃないかって
思っちゃうんですけど、そういう
人間の不安は、恐らく実現しないんですね。
多分そうやって不安がとても高い、
いじめられて過去への怒りとか
未来への不安ってすごくエネルギーが
奪われちゃってるんです。
それで自分が何か没頭できる
音楽とかスポーツとか趣味とか
やったほうがいいんですよ。
1番って言う事ですね。
究極のことを言うと、そこに没頭してる
って言う事は命があります。
生きているから。
ドンドンSOSを出していいと思うんですよね。
SOSを出すには学校だったら、
僕は学校はそんなに無理して
行かなくていいと思うんですよね。
命を経つほど危ないのであれば、
僕は守ったほうがいいと思います。
いじめの克服は、考え方とその時すごく
辛いって僕もわかってるんですけど、
結局それって絶対続かないってことを
意識することなんです。
誰か必ず味方してくれる人がいるので、
そこはね、安心されるといいかなと思います。
ほんとにご自身の体験談なので、
すごく響く方もいらっしゃると思います。
貴重なご意見ありがとうございました。
編集後記
大塚さん今回もインタビュー
ありがとうございました。
第4回目は、大塚さんが過去の
いじめの体験談から克服した方法を
語っていただきました。
- 趣味や好きなことに没頭すること
- 嫌なことは何十年も続かないことを理解すること
これをぜひ参考にしていただければと思います。
実際にいじめを克服した大塚さんも
必ず乗り越えられるとおっしゃっています。
次回の第5回目は、看護師として
活動してきて、患者さんが悩みが多く、
どのようなアドバイスをしているのか
語っていただきました。
ぜひ第5回目もお楽しみに!
【大塚たいぞうさんインタビュー】
1:訪問看護師として精神的な悩みを解決する!大塚たいぞうインタビューvol.1
2:在宅看護でうつ病などの精神疾患の患者サポートの秘訣!大塚たいぞうインタビューvol.2
3:うつ病や自律神経失調症が治る人と治らない人それぞれのペースがある!大塚たいぞうインタビューvol.3
4:いじめを克服した体験談を丸裸に!大塚たいぞうインタビューvol.4
5:精神的に不安で落ち着かない方への看護のコツ!大塚たいぞうインタビューvol.5
6:看護師として患者さんと笑顔になったエピソード!大塚たいぞういインタビューvol.6
7:病気で精神的に辛い時の解消法!大塚たいぞうインタビューvol.7
8:看護師としての目標は心・体・文化からアプローチ!大塚たいぞうインタビューvol.8
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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ウェルサーチ 障害者・編集チーム
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