今回、ウェルサーチ障害者チームとして加わったOさん。
後ほど、自己紹介もしていただきますが、Oさんは、精神障害者の当事者です。
今は、就労移行支援事業所に通いながら、在宅勤務・在宅ワークで完結できるフリーランスを目指しています。
まだまだスキルも実績も出していないOさんですが、
「自分と同じように悩んでいる精神障害者に発信して、在宅でも就労できる選択肢を広めていきたい。
自分でも在宅勤務やフリーランスとして、働くことができるということを知ってもらいたい。」
という思いから、
「何もない状態からどのようなことができるのか?」
という自分の経験を連続シリーズとして、綴っていただけることになりました。
Oさんと同じように、精神障害者(もちろん他の障害をお持ちでもOK)で、外に出なくてもできる在宅勤務や在宅ワークのフリーランスを目指している方の参考になれば幸いです。
今回は、在宅勤務をするために必要なスキルや1人でも安価で学ぶことができるサービスについて、紹介していきます。
お好きなところからお読みください
精神障害者で在宅就労・フリーランスを目指しています
はじめまして、精神障害者で在宅就労・在宅フリーランスを目指して、日々励んでいるOと申します。
「いったいどのような人間なのか?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、まずは簡単に、自己紹介をさせていただきます。
僕は幼少期から虐待を受け、15歳のころに精神障害を発病しました。
精神障害者となり、一時は引きこもりになるなど悪戦苦闘してきた30代後半の男性です。
(具体的な病名や症状は今は伏せますが、対人恐怖の一種です。いずれ詳しいことを書くかもしれません)
このような病気の性質から、在宅で出来る仕事を探しています。
在宅勤務ができるようなスキルを身につける
在宅勤務できるためのスキルを身につけるために、僕がこれまでやってきたこととしては、「Web制作の職業訓練」です。
ここでは、Word・Excelなどのoffice関係から、PhotoshopやIllustratorなどのAdobe関係のことを学びました。
Web制作の職業訓練での経験から、不動産会社で障害者雇用として、働くこともできました。
この会社では、職業訓練のときに習ったIllustratorを使用した間取り図、地図等の制作の仕事をしていました。
ただ、今月末(2018年11月末)で退職予定です。
もう一度、就労移行支援事業所でWeb制作やプログラミングの訓練をして、在宅勤務、または在宅フリーランスを目指していきます。
精神障害者が在宅ワークができる可能性は広がってきている
さて、では本題をお伝えしていきます。
精神障害者が在宅ワークができるスキルを身に着けておくための方法をお伝えしていきます。
僕が前回、就職活動をした4年前と比べても、
求人サイトなどで検索をすると、
という印象を受けます。
また現在は、求人サイトだけでなく、クラウドワークスさんのような、
ネットで仕事を受注できるクラウドソーシングなども普及してきていますね。
他にもVALT JAPANさんのように、障害者に仕事をアウトソーシング(委託)をしている会社もあるようです。
僕は、早くに発病したので、昔から在宅の仕事を探し求めてきましたが、
当時は、見事なまでに全然なかったです。
しかし、
インターネットの発達や技術革新などもあり、近年急速に、障害者が在宅で仕事ができる可能性が広がってきています。
クラウドワークスさんに取り扱っているような仕事や在宅でできる仕事についての詳細は、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
(VALTJAPANさんのことについても記載してあります)
在宅勤務するためのスキルを自宅でも学べる
在宅勤務やフリーランスで仕事をするには、ご存知のとおりパソコンスキルが鍵になってきます。
「でも、私にはパソコンスキルなんて何も持っていない…」
という方もいらっしゃるでしょう。
でも、
ご安心ください!
最近では、パソコンスキルを、在宅で、安価で学べる手段が沢山でてきました。
例えばProgateさん、ドットインストールさんのようなプログラミングを学べるサービスだったり、
ユーチューバーさんも優れたチュートリアル動画を沢山アップしてくれていたりします。
チュートリアル動画とは、やり方を説明してくれる動画ですね。
例えば、こんなのです。
このように、ネットを通じて在宅でも学ぶことができるので、もう教室に通う必要もない時代になっています。
やっとハンデがある人も公平に学べる時代になってきたといえそうですね。
僕が使っているプログラミングが学べるサービスを2つご紹介します。
Progate
Progateは、ゲーム感覚でコードを書きながら、楽しくプログラミングを学べるサービスです。
オンラインプログラミング学習サービス『Progate』
ドットインストール
こちらは動画で様々なパソコンスキルを学べます。
1動画3分という長さも丁度良いです。
3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト『ドットインストール』
このように今は、無料あるいは安価なサービスがたくさんありますので、職業訓練に通わなくても自宅でプログラミングやWeb制作のスキルは身につけることができます。
在宅勤務に向けての3つの作戦
さて、先ほど僕は、来月からの、在宅就労に向けた作戦は次のようなものです。
(作戦は、状況や気分で適宜変更していきます)
3つありますので、これから在宅勤務やフリーランスになりたいという方の参考になればと思います。
3つの作戦1:就労移行支援事業所に通う
2:プログラミングを勉強する
3:会計の勉強をする
では、1つずつ解説していきましょう。
(1)就労移行支援事業所に通う
在宅勤務に向けた訓練をやっている就労移行支援事業所があるので、通う予定です。
(まだ許可をとっていないので、事業所名は秘密ですが、いずれ紹介の記事を書くかもしれません)
今は、Web制作やプログラミング、RPAなど在宅勤務をするためのスキルを身につけることができる就労移行支援事業所が増えてます。
(2)プログラミングの勉強をする
在宅の仕事ならパソコンスキルがあったほうが良いということで、
今更ながら、プログラミングに参入します。
以前WEB制作の訓練を受けたので、簡単なものなら少しわかりますが、まずはWEBに関連する言語(javascriptやPHP)をやろうと思います。
そのためにまずは、先ほどご紹介したProgate、ドットインストールを繰り返すことを考えています。
おそらく習得に時間がかかる分野で、そう簡単にはいかないと思いますが、とにかく毎日コードを書いていきます。
プログラミングを学んでいくにあたって、つまづいた点やスムーズにいった方法なども後々、自分の経験談をお伝えしようかと思います。
(3)会計の勉強をする
フリーランスという方向も意識し、会計の勉強もしていきます。
「会計」というと、何かすごいことのように思えますが、簿記3級ほどの知識があれば、十分やっていけるとのことです。
あとは、青色申告などの確定申告についてですね。
これは、今はクラウドで簡単に管理できるサービスがたくさんありますので、こちらのサービスを使えるようにしていきます。
僕は、以下の3冊の書籍で会計の勉強をします。
『ひとり社長の経理の基本』
(井ノ上 陽一 :著)
『フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました』
(きたみ りゅうじ :著)
『確定申告を簡単に自動化してラクする本(2017年版) MFクラウド確定申告公式ガイド』
(アクセス,マネーフォワード:著)
会計に関しても、僕が学んでよかったことや、学ばなくてもいいことなどシェアしていければと思っています。
在宅勤務・在宅フリーランスへの道
そして、就労移行支援事業所の方やウェルサーチさんのアドバイスも受けつつ、試行錯誤しながら在宅勤務・在宅フリーランスを目指していくという企画です。
僕もわかりません(笑
僕が在宅勤務・フリーランスになるために
- 学んだこと
- 体験したこと
- 気づいたこと
など、報告していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
同じように悩んでいる方にとって、役に立てれば嬉しい限りです。
「こういうことが知りたい!」
というご意見がありましたら、下記お問い合わせからいつでもご相談ください。
僕ができる範囲で今後の発信に活かしていきます。
ウェルサーチ 障害者・編集チーム
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