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人生ドロップアウトした人でも好転することができる!片倉蓮さんインタビューvol.4

過去にトラウマがあったり、鬱屈した経験がある人に対して居場所を提供されている法人を知っていますか?

 

生きづらさを抱えている方が自分の居場所を見つけられるシェアハウスリバ邱です。今回は、「現代の駆け込み寺」というコンセプトでシェアハウスを運営されているリバ邱代表の片倉蓮さんにインタビューをさせていただきました。

 

今回は、7つの記事にわけて、インタビュー内容をお伝えしていきます。

 

第4回目のインタビューは、リバ邱に来る人たちはどのような方たちが多く、どんな悩みを抱えているのかを語っていただきました。

 

リバ邱に来たときは、

 

  • 挫折を経験した
  • 人生にドロップアウトしてしまった

 

という方たちの多くが自分の好きなことをするようになるというコミュニティ。ゆで卵が好きすぎて手売りしている人まで(笑

 

どのようにしたら、自分の好きなことを仕事にすることができるのか、詳細を迫ってみました!

リバ邱代表の片倉蓮さんプロフィール

 

 

片倉 蓮(かたくら れん)さん

リバ邸

 

プロフィール

 

株式会社リバ邱、有限会社スーパー片倉の代表。高校中退後、バーの経営をするが、お金の関わりしか周りとの縁がないことに気づき、人生を見つめ直す。生きづらさをどうにかしたいと彷徨っていたところ、家入一真さんが創業したリバ邱というシェアハウスに出会い、人との繋がりの大切さを知る。クズサロンというオンラインサロンでは、100名近くのメンバーがおり、クラウドファンディングも2つのプロジェクトを成功させている。

 

過去に挫折を経験した人も安心できる場所

日野
先ほど、リバ邸やスーパー片倉の事業について語っていただきました。

 

生きづらさを抱えていたり、居場所がない方が来るかと思うのですが、どんな方が多いのでしょうか?

 

リバ邸はさっきも軽く話したんですけど、会社辞めたりとかこれからどうやって生きていこうかなみたいな人たちが多いです。あとは、過去に鬱屈した経験があったりとか、何か挫折してたりした人がけっこういらっしゃいますね。

 

リバ邸の人たちってみんな優しいので、安心して過ごせるんです。あとは、なぜか高学歴な子とかも意外と多くて。

 

日野
そういう人たちの方が孤独になりやすいんですかね?

 

それこそやっぱりいい大学まで行ったけど、「就職したら自分が想像してたものじゃなかった…」って人も多いですよ。そこまでのルートは、筋書き通りに行ったのに、いざ就職したら自分が考えてた会社とまったく違かったみたいな。

 

それなら自分で生き方を模索していったほうがいいだろうという人もけっこう多いんです。このような問題も頭いいからこそなんでしょうね。シェアハウスだと毎月の家賃という固定費も下げられるじゃないですか。

 

人生ドロップアウトしても好転できる!

 

日野
リバ邱に来る人って世代的にどれくらいの方が多いんですか?

 

ほぼ20代です。2割くらいが30代ですね。

 

日野
やはり若者が多いんですね。

 

あとお聞きしたいのは、リバ邱にいらっしゃる方で共通の悩みとかありますか?

 

やっぱりみんな一人で住むのは話す相手がいなくて寂しかったりとか、楽しさを見つけられないといいますか。あとはリバ邸って、「人生を好転させていこう!」ってみんなポジティブなので、元気になりますね(笑

 

「現代の駆け込み寺」と言いますと、昔の女性が住むところがなくてみたいなのとは少し違うんですよね。「駆け込み寺」って人によっては、イメージが悪くなってしまいます。

 

でも、現代の駆け込み寺というコンセプトは、「辛い経験があったけど、ドロップアウトしたけど、好転させていこう!」っていうのがあって、みんなポジティブなんです。

 

会社で働きながら住んでる人も会社っていう1つのコミュニティに依存しないように住んでるみたいな。

 

日野
新しいコミュニティで選択肢が広がりそうですもんね。

 

会社というコミュニティのみで○○という選択肢しかなかった人も新たな道が開けたみたいな感じで。

 

そうですね。逆に会社辞める人もめちゃめちゃ多いんですよ。リバ邸に住んでから。就職してたけど、この界隈に踏み込んでみたら自分はもっと違う生き方の選択ができたみたいな。

 

 

ゆで卵が好きすぎて手売りしている人も

 

日野
自分の好きなことじゃないですけども、やりたいことができるっていう環境を見つけられるって感じですかね?

 

そんなイメージです。

 

エンジニアだったら給料で月10万くらいだったらフリーで受託でもらえます。月10万もあれば、リバ邸だったら生きていけるからプラスで自分で好きなことしようって人も多いですね。ゆで卵で生きてくみたいな(笑

 

日野
なんですかそれ?(笑

気になります。

 

ゆで卵を手売りしてる子がいるんです。自分がゆで卵が好きすぎて、手売りしてるんですよ。

 

「アホだな(笑」って思うんですけど、それが楽しくてやってるから、すごい僕は応援してますね。イキイキしてるんですよ。自分の時間を無駄にしてないじゃないですか。

 

会社にいて嫌だなって思う仕事してるよりかは、自分が好きなゆで卵売ってて、楽しい人生を過ごしたほうが後悔しないじゃないですか。

 

日野
本当にそうですよね。障害者の人もそうですけども、お金にならないからと言って、好きなことがやらないっていう人がいるんですよね。

 

でも、話してみたらかなりすごい知識だったり、スキルを持っているのに。ゆで卵の話を聞いていると、こんなのでもいいんだって選択肢が広がりますよね。

 

そうですね。結局そこにパワーがあれば、なんでもお金になると思うんですよ。究極のところ事業モデルなんか関係ない。

 

その人の熱量だったり、共感してくれる人が必ずいるので、おそらくその世界を知らないだけなんですよね。

 

日野
たしかに新たな世界が広がりますもんね。

 

そう言った意味でもリバ邸は、いい環境なのかなって思います。

 

みんな若いということもあり、考えも自由なので変わるんですよ。価値観が固定化されてないから。

 

人間、やっぱり年をとると頭も硬くなるじゃないですか?若いからこそ、みんな色々考えて、行動力もありますので。

 

日野
まぁ、そこは人それぞれかと思いますが(笑

 

自分も固くならないように新しい価値観に触れるようにしております。リバ邱に集まるような方々やどんな悩みがあるのかがイメージできました。ありがとうございます。

 

編集後記

片倉さんインタビューありがとうございました。

 

第4回目のインタビューでは、リバ邱にはどのような方がいらっしゃり、どのような悩みを抱えている方が多いのかを語っていただきました。

 

  • 一人で寂しい
  • 挫折を経験して過ごしにくい
  • 人生にドロップアウトした
  • 居場所がない
  • 高学歴だけど、今の会社はちょっと違う
  • 自分に合った生き方を探している

 

という方は、リバ邱は、ピッタリな場所なのではないでしょうか?ゆで卵を手売りしている人がいるというのには、とても驚きましたね(笑

 

固定概念に捕らわれてはいけないというのを再認識させていただきました。

 

次回のインタビューでは、クズBARのスポンサー集めや100名ほどいるクズサロンをどのようにして集めたのかについて秘密を語っていただきました。また、クラウドファンディングを成功させるコツについてもかなりノウハウを語ってくれました。

 

他のインタビューも下記、一覧から見ることができます。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたのご意見や感想などもぜひお聞かせいただけますと幸いです。

 

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コメント

    • 佐藤
    • 2019/03/08

    好きなことをしたいけど、相談員やドクター、市役所福祉課の職員からダメされでできないこともありますよね。
    職安や移行支援事業所、就労継続事業所は全て医師の意見書がないとはいれない。
    好きなことをやりたくてもやれないですね。

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