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左半身麻痺の生活で不便なことって?小形健介さんインタビューVOL.3

こんにちは。

WelSearch代表の日野です。

 

今回は、前回の小形さんの

インタビューVOL.2の続きです!

 

脳梗塞で左半身が麻痺しており、

パラリンピックを目指している

小形健介さんにインタビューをしてきました。

 

小形さんは左半身が麻痺している中、

現在は、講演活動・舞台で全国を

飛び回っているだけでなく、

ピストルでパラリンピックを目指して、

日々、頑張っている方です。

 

今回は、左半身が麻痺している生活で

不便に思っていることでしたり、

健常者や障害者に伝えたいことについて

熱く語っていただきました。

 

第3回目は、

 

  • 左半身麻痺の生活で不便なこと
  • 健常者の方に知ってほしいこと
  • 障害者に伝えたいこと

 

について話していただきました。

 

小形健介さんインタビュー動画

小形さんインタビュー動画は

こちらになります。

 

第3回目は7分ほどの動画です。

 

下に書き起こしもしておりますので、

見やすい方で見ていただければと思います。

 

【小形さんインタビュー動画3】

 

左半身麻痺の生活でも夢がある!

今回も、テキストベースで書いていきます。

あ、まだ前回の記事をご覧になっていない方は、

第1回目や2回目を見てからの方が、
スムーズに話が入ってくるかと思います。

 

1:脳梗塞で左半身麻痺になった小形健介さんインタビューVOL.1

2:障害者の劣等感を克服!舞台で伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.2

 

前回、舞台でみんなに伝えたいことや

障害者になったときの気持ちなど、

小形さんのリアルな想いを語っていただきました。

 

小形健介さん

 

生活していて不便なこと

日野
左半身が麻痺していると

先ほどおっしゃっていたんですけど、

そこで不便なこととか、生きていく上で、

こういうのあったらいいなとか、

そういうのがもしあったら

お聞かせください。

 

一番不便なところっていうのは、

ん~そんなに、私不便してないと思うんですよね。

 

あんまり、背中がかゆいところが

届かないとか、それくらいかな(笑)

 

みんな、多分、半身麻痺になった人とかって

話を聞くと、それぞれの生活の中で、

同じ行動するんですね。

 

体洗うときは、それこそ泡立ての

スポンジをもものところに置いて、

腕をこうやってこするだとかね。

 

あとは、

「ペットボトルどうやって開ける?」

 

って話すると、股で挟んであけるとか、

あと、僕なんかは、脇に挟んで

開けるとかするんですけども。

 

みんなそんな感じですね。

 

そんなに、不便…。

それこそ、捉え方だと思うんですよね。

 

それを不便と思うか、当たり前と思うか。

 

やっぱり、自分で嫌なことがあったときに、

嫌なことで終わらせてしまうのは、

最終的に決済くだすのは自分ですからね。

 

日野
例えばそのやり方とかって

独自に編み出すんですか?

 

それとも人に聞いて、

こういう方法いいよとかですか?

 

あぁ~、独自ですね。

 

日野
そしたら、みんな

一緒になるって感じですか

 

そう、多分ね。

 

僕も自分でここでこうやって洗ってると、

うん、やってるから。

 

みんな、そういうところにたどり着くんだな(笑)

 

日野
(笑)そうなんですね。

わかりました。

健常者に知ってほしいこと

日野
次に、いわゆる健常者の方に対して、

先ほど、「当たり前」が当たり前じゃないんだよ

と伝えたいとおっしゃったんですけど、

その他に健常者に対して、

伝えたいことって何かございますか?

 

そうですね~。

 

「特別な目線でそんなに
見なくても大丈夫だよ」

 

って言うことを伝えたいです。

 

それこそ、障害者の害の字が、
害の字だとダメだとかって言う人もいますけど、

障害者の当事者は、僕がわかる範囲の人たちは、

誰ひとりとしてそんなこと

どうでもいいということをね。

 

思っているっていうところですね(笑)

 

日野
結構議論する人、多いですもんね。

 

そんなくだらないことよりも、

もし目の前で困ってる障害。

 

それこそ全盲の人だとか、

そういう人を見かけたりしたら

 

「どこ行きますか?」

 

って一言声かけてもらって、

肩を貸してあげると、すごくいいですね。

 

日野
でも、なんか、素人というか。

 

あんまり接したことない方って、

どう接すればいいんだろう

って思っちゃうじゃないですか。

 

そういう方に対して何か、

もっと伝えたいことというか、

こういう風に接してほしいよ。

 

みたいなことってありますか?

 

逆に接してもらわなくてもいい

みたいな感じなんですかね?

 

いや、私はもう、何ていうんですかね。

 

それこそ、全然もう自分を障害者だと

思っていないほうな人だと思うので、

私は障害もっている人たちにも

気軽に話しかけてて、逆になんか、

全盲の人とか、アテンドもしますし。

 

日野
それはもう、支援の方法とかが

わからなくても、気軽に

話しかけてくださいね

っていう感じですか?

 

そうそう。

気軽に話しかけてくださいねって。

 

日野
例えば、おばあちゃんが

荷物もってて、持ちますよ的な

イメージで話しかけてくださいという?

 

そうですね〜。

 

講演活動をする小形さん

当事者に伝えたいこと

日野
次は、障害者の

当事者の方たちに対して

何か伝えたいこととかあれば。

 

今、いい機会なので、

お聞きできればと思います。

 

そうですね。私も障害者になって、

左半身麻痺になって全然動かなくなったときに、

何度も自殺したいと思いました。

 

何回、死のうと思ったかわかんないんですけど、

そういう時に、出会いが私を助けてくれたんですね。

 

なので、今、悩みを抱えている人とかも、

悩みを抱えて殻にこもっていないで、

何かインターネットで自分の

病気を検索してみるだとかしてみてください。

 

そういう中でなにかヒットしたもので、

そういうコミュニティとか発見したら、

どんどんそういうところに

顔を出していってほしいな。

 

なんかそれこそ、

嫌で辛くてどうしようもなくて、

逃げたくてしょうがないときは、

存分に逃げていいと思うんですよね。

 

逃げるが勝ちだと思っていて、

自殺しちゃうほうが人生負けだと思うんで。

 

誰かひとりでもいい、私も

いろんなところ全国まわるんで、

ひとりでもそういう人たちに生きる勇気とか、

そういうものを伝えていきたいと思っています。

 

日野
ありがとうございました。

 

例えば、今、悩んだりしている人たちに、

小形さんに質問したいという方が多分

いらっしゃると思うんですけど、

 

リンクとかのせて質問して、大丈夫ですか?

 

あ、もう全然!

 

日野
じゃあ、もう

リンクはっちゃいますね。

 

この記事の下記に記載しておきます。

 

県外で遠いところでも全然。

 

私は先週も札幌行っていましたし、

その前の週は夜行バスで一週間のうちに

東京駅から富山に行って、

着いてその日の夜にまた東京。

 

夜行バス乗って東京戻ってきて

っていうのを2回繰り返しました。

 

いろんなところへ行ってるんで、

どこでも、何か悩み抱えた人がいれば、

自分も出向きますし、電話でも何でも対応します。

 

日野

それはすごくありがたいですね。

 

今回の話は、小形さんの意見ですので、
すべての方々がそう思っているとは限りません。

 

編集後記

第3回目も小形さん

インタビューありがとうございました。

 

やっぱり障害者になってしまった時って

絶望感に浸ってしまうことが

多いみたいですね。

 

小形さんは、あくまでも一例ですが、

どのようにして希望を見出したのかの

ヒントとなれれば幸いです。

 

もし、今も未来に希望が持てない…

 

という方のためになんと、

今悩んでいる方にはメッセージで

相談にも乗ってくれるなんて…

 

ほんと小形さんは素晴らしい人ですね。

 

連絡先はこちらになります。

 

Facebook:https://www.facebook.com/kensuke.ogata.906
メール:ken01601★mac.com

(★を@に変えてください)

 

あ、メッセージを入れる際は、

必ず自己紹介をして、

失礼のないようにお願いいたします。

 

 

インタビューは次で最後です!

ぜひVOL.4もご覧になってください!

 

【小形さんインタビュー】

1:脳梗塞で左半身麻痺になった小形健介さんインタビューVOL.1

2:障害者の劣等感を克服!舞台で伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.2

3:左半身麻痺の生活で不便なことって?小形健介さんインタビューVOL.3

4:パラリンピック射撃選手になって伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.4

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

あなたのご意見や感想なども
ぜひお聞かせいただけますと幸いです。

 

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ウェルサーチ 障害者・編集チーム

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