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パラリンピック射撃選手になって伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.4

こんにちは。

WelSearch代表の日野です。

 

脳梗塞で左半身が麻痺しており、

パラリンピックを目指している

小形健介さんにインタビューをしてきました。

 

小形さんは左半身が麻痺している中、

現在は、講演活動・舞台で全国を

飛び回っているだけでなく、

ピストル(射撃)でパラリンピックを目指して、

日々、頑張っている方です。

 

今回は、小形さんが重要視している、

当たり前のことに「感謝」することや、

2020年のパラリンピックを目指す理由について

熱く語っていただきました。

 

第4回目は、

 

  • どういう世の中になってほしいか
  • 小形さんの今後の目標

 

について話していただきました。

小形健介さんインタビュー動画

小形さんインタビュー動画は

こちらになります。

 

第4回目は6分ほどの動画です。

 

下に書き起こしもしておりますので、

見やすい方で見ていただければと思います。

 

【小形さんインタビュー動画4】

 

パラリンピック射撃選手となる意味

今回も、テキストベースで書いていきます。

 

あ、まだ前回の記事をご覧になっていない方は、

第1回目や2回目を見てからの方が、
スムーズに話が入ってくるかと思います。

 

1:脳梗塞で左半身麻痺になった小形健介さんインタビューVOL.1

2:障害者の劣等感を克服!舞台で伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.2

3:左半身麻痺の生活で不便なことって?小形健介さんインタビューVOL.3

 

今回は、前回までの話のまとめとなります!

 

なぜ小形さんがパラリンピックの射撃選手を

目指しているのか?

というのが明らかになってきます。

 

小形健介さん

感謝できる世の中に

日野
次に、ちょっと抽象的に

なっちゃうんですけれど、今、

どのような世の中になってほしいかとか

ビジョンみたいなものは

何かあるんですか?

 

そうですね。

 

当たり前のことに感謝できるようになれば、

ありがとうっていうことを

多くの人に伝えられると思うんですよね。

 

ほんとに、それこそ、

誰か自殺をしたとして、

家族って泣くと思うんですけど、

 

それってもしかしたら、

あなたが生きてるだけで、

すごく両親には、何て言うんですかね。

 

大切っていうのか、生きているだけで

あなたは素晴らしいことをしている

両親を喜ばせていると思うんです。

 

もし自分が、1人でも

何か周りに困っている人。

 

それこそ、自分のお友達でも、

目の前の人を笑顔に、「ありがとう」

って感謝を伝えられる世の中だったら、

もっといい世の中になるんじゃないかなと思います。

 

小形さんの今後の目標

日野
わかりました。

 

最後なんですけど、小形さん自身が、

今後どのようなことをしたいか?

 

目標というか、そんなのを

みんなに伝えられればと思うんですが、

ぜひお聞かせください。

 

そうですね。

 

私、それこそ今、2020年の

東京パラリンピック目指してますけど、

舞台のタイトルっていうのが、

きみにできないことはない

というタイトルなんですね。

 

なので、それこそ、私もその、

障害になる前から、

結構、自分は普通の人と

違うんじゃないかと思っていて、

なんかすごい生きずらさというか。

 

学校に行っても勉強はできないし

っていうのを抱えていていました。

 

社会にでてからいろんな仕事してても

ミスが多いし、なんか人とは違うんじゃないかな

って思ってたんですね。

 

ずっと思ってて、それこそ、

高次脳機能障害っていう障害で、

なにかミスとか、いろいろ注意障害

でるかもしれないと、

手術前に言われてたんですよね。

 

注意障害って調べたら、ADHDっていう

発達障害のことなんですけど、

もしかしたら、おれ、

これだったんじゃないかなと思ったんですよね。

 

その検査をしに行ったときに、

発達障害を持つような人たちって、

向き不向きっていうか、IQのテストが

すごいばらつきが出るんですね。

 

行動性が高い人たちと知能性IQが低い

っていうか、ばらつきが出ていて、

おれも何か突出したすごい

ところがあるんじゃないかなって

テストを受ける前は思っていました。

 

それこそ世の中を変えてきた人たちって、

発達障害をお持ちだったり、

エジソンとか坂本龍馬とかね。

 

そういう人たちが発達障害を

持っていたんじゃないかって言われていますけど、

 

おれもなんかそういう突出した能力が

あるんじゃないかなと思って、

思い切って検査を受けたんですね。

 

そしたら、

平均的に平均を下回ったんですね。

 

それで、わかったのが、

 

「おれは正真正銘のバカだったんだ!」

 

っていうのがわかっちゃってですね。

 

日野
(笑)

向き不向きとかもなく、

まったく平均的に…?

 

平均的に下回りやがって。

バカだったっていうのがわかっちゃって。

 

で、今の質問なんだったっけていう、

覚えてないっていうね(笑)

 

 

日野
今後、どんなような感じにしたいと。

 

目標ですよね、

簡単に言えば。

 

なので、こんな平均的なバカでも、

毎日こつこつ努力をしていったら、

こういうこともできるんだぞ!

 

っていうのを、

2020年パラリンピックに出て、

メダルを獲得して、バカでも

毎日こつこつ何か積み重ねることで、

何か成し遂げることができるって。

 

きみにできないことはないよ

っていうですね、本当に1人でも

多くの人に伝えたいと思いますね。

 

バカでも大丈夫です(笑)

 

日野
(笑)ありがとうございます。

 

本当にすばらしいお話を

聞かせていただいてありがとうございました。。

 

ありがとうございました。

 

日野
自分ももちろん応援してますし、

多分見ている方にも、応援したいな

って思うような方だと思うんですよね。

 

もし悩みとかあれば、

小形さんのリンクとかも貼っておくので、

そこから直接友達申請していただければと思います。

 

メッセージ付きで申請していただければ、

そこで質問とかもしてもいいと思います。

 

今すごいがんばっていて、

全国飛び回ってたりとか、

パラリンピックの練習やったりとか、

本当に忙しい方ですが、

本当に貴重なお時間、

ありがとうございました。

 

ありがとうございました。

 

編集後記

小形さん4回目まで長々と

インタビューありがとうございました。

 

やっぱり何かを経験された方の

お話というのはとても説得力がありますね。

 

ぜひ2020年の東京パラリンピック。

出場できるよう応援しています!

 

もし、今も未来に希望が持てない…

という方のためになんと、

今悩んでいる方にはメッセージで

相談にも乗ってくれるなんて…

 

ほんと小形さんは素晴らしい人ですね。

連絡先はこちらになります。

 

Facebook:https://www.facebook.com/kensuke.ogata.906
メール:ken01601★mac.com

(★を@に変えてください)

 

あ、メッセージを入れる際は、

必ず自己紹介をして、

失礼のないようにお願いいたします。

 

小形さんのインタビューも

今回で終わりです。

 

また何か聞きたいことなどありましたら、

お気軽にお問い合わせください。

 

【小形さんインタビュー】

1:脳梗塞で左半身麻痺になった小形健介さんインタビューVOL.1

2:障害者の劣等感を克服!舞台で伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.2

3:左半身麻痺の生活で不便なことって?小形健介さんインタビューVOL.3

4:パラリンピック射撃選手になって伝えたいこと!小形健介インタビューVOL.4

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

あなたのご意見や感想なども
ぜひお聞かせいただけますと幸いです。

 

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