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芸術療法の体験から気づいた効果的なやり方と注意点を精神障害当事者が語る

  • 最終更新日:
草原

前回、アートセラピー(芸術療法)の歴史について書かせていただきましたが、今回は、芸術療法の効果的なやり方や注意点を僕の体験に基づいてお伝えしていきます。

 

夏目
障害はハンデになるのか。精神疾病者は天才なのではないか。

 

作品がある、才能があるのにも関わらず隠していく事は、もったいないという事を伝えたいと思っています。

 

また私は詩や短歌を書いているのですが、その体験に基づき詩歌療法で気をつける点を書いていきますね。

 

私自身が感じたこと体験したことを基に皆様にお伝えし、実行する後押しになれればとても嬉しく思い、更に芸術療法の面白さや効果について少しでも興味が湧いた時には、ぜひ実践していただけたら幸いです。

 

※前回の記事はこちら↓

アートセラピー(芸術療法)の歴史に迫る|いつから始まり日本に入ってきたのか?

障害(ハンデ)は才能ということ

夏目
まず、創作すれば障害や病気は、ハンデから才能に変わるのだと考えて下さい。

 

狂気は、常に名作の源泉でした。たとえ表現されたものが美しい感情といえなくても、それは名作になりえます。

 

例えば

 

  • ジギルとハイド
  • フランケンシュタインの怪物

 

これらも苦悩と恐怖を描いた作品も「芸術」になりうるのです。

 

子供から大人まで誰でも知っているあの名作。

 

不思議の国のアリスの著者ルイス・キャロルも片頭痛に悩まされており、”不思議の国のアリス症候群”により生じた体験を元にあの作品が作られたとも言われいています。

 

 

このように、病の苦しみや不可思議から芸術を作り出した例は割とあるのです。

 

夏目
ただし、重要なことは病気を才能に”変換”する際には適した分野を選ぶということです。

 

才能とは、まず一つの物事に多くのエネルギーを費やすことができることを指します。

 

多くの芸術家は一日のほとんどの時間をその創作に当てるのですが、それは通常の人には困難だったりします。

 

モチベーションを維持しにくいのです。

 

芸術家のモチベーションの一つには、通常の人にはあまりない「自分を癒したい」「自分を回復したい」という想いがあるのだと思います。

 

夏目
それがあるからそこまでの情熱を芸術に捧げられるのかも知れません。

 

 

不思議の国のアリス症候群とは、エプスタイン・バールウイルス(EBウイルス)の感染で引き起こされた中枢神経系の炎症が原因で眼に異常はないのにも関わらず、自分の周りの人や物体が通常よりもかなり小さな、あるいは大きなものになったように感じるなど不思議な体験をした人が多いとされています。

 

このEBウイルスは子供のころに感染することが多く、成人してからも片頭痛を患っている者が多いのが特徴です。

 

 

芸術療法は自己治癒の為に作品を作る

ただし、狂気をそのまま表現しても作品にはなりません。それを作品に仕上げるまでは多くの努力と技術が必要です。

 

作品として完成度をあげたいのなら多くの練習と技術を必要とします。しかし、芸術療法の目的は高いレベルを目指すことではなく自分の健康のためです

 

狂気のままならただの病ですが、妄想などの症状を芸術にした瞬間それは作品となりえます。病気を形にすることで自分を癒すことが可能となるのです。

 

夏目
なぜなら、症状を別の形に移し替えることで緩和することもできるからです。

 

そして、自分を癒した作品は、時に他者をも癒す力を持っていることがあります。

 

その作品を追体験する鑑賞者にも、共感を通じて癒しをもたらす効果が期待できると思うのです。

 

人のために作るか、治癒のために作るかという二分法にこだわらず自己治癒のために作ることが作品を良くすることもあるでしょう。

 

そしてそこに技術が伴った時、それは「名作」という枠に入ることになります。

 

もちろん、ここで述べているのは高いレベルを目指してみたい人のためであり、楽しみながら回復のために造りたい人は気にせず思うまま想像を形にしていきましょう。

絵葉書

福祉制度は「芸術家」を育む土壌

私見を述べさせていただければ、福祉制度は単にその人の厚生を守るだけでなく芸術家を生み出す土壌となっていくことが出来ると思っています。

 

福祉制度を利用しながら生活できる範囲で働き、芸術を生きがいとすることはその人にとって探究心のある生き方になりえます。

 

例えば、レクリエーションの時間に利用者さんに絵を思うまま描いてもらい、描く楽しさを知ってもらう。

 

15分だけ何か思いつくままに文章を書いてもらう。

 

詩でもいいし、小説でもいい。

 

夏目
気持ちを吐き出すことそしてそれが形になりそこに存在していくこと

 

もしそれが暗い感情なら、それが紙に乗り移り気持ちが少し晴れる。明るい感情なら、それを見ることで自分も周りも少し気持ちが明るくなる。

 

それを繰り返して、癒していく。

 

そして、その中からひょっとしたらとんでもない芸術家が誕生するかもしれない。

 

そういう可能性を、福祉制度は持ち得るのだと私は思っています。単なる利用者さんへの社会保障にとどまらず、才能を応援する仕組みとして必ず成り立っていけるはずです。

 

アートセラピー

作品の良し悪しより、作ることに意味がある

ここまでは、芸術家を目指す方に対しての心得を多く書いてきましたが、芸術療法の第一の目的は自己治療にあります。

 

まず、芸術療法は作品の良し悪しにかかわらず作ることに意味があります。

 

その目的は、病気の症状を和らげたり回復を促すことです

 

まずはのびのびと楽しんで作りましょう。

 

夏目
上手にできなくても心が軽くなればそれでいいのです。

 

 

作ること自体を楽しみ、それ自体を目的にしてみましょう。

 

我慢して作るより本当に作りたいものを作るように、自分に適した分野を選ぶと良いでしょう。

 

どんどんと作りたいという意欲自体が効果を上げますし、やる気がわいてくることは適しているともいえます。

 

人それぞれ適正は違いますし、自分が作りたいと思う分野は無意識的に自分に必要な芸術療法を選んでいると言えるでしょう。

 

夏目
自分の好きなジャンルを選ぶことを大切にしてください。

 

ただし、カウンセリングなどで芸術療法が行われている場合はカウンセラーのアドバイスには専門知識の裏付けがあるため、そのアドバイスには耳を傾けるようにした方が良いと思います。

 

絵を描く女性

 

 

褒められて幸福感を増していく

夏目
作品を作った後は誰かに見てもらうといいかも知れませんね。

 

なぜなら、その人から褒められたりアドバイスがもらえることで作った充実感は増すからです。

 

心を癒したいという動機からの作品作りが人を喜ばす結果になったら作りがいも増すというものです。

 

作品を書くにあたって注意しなくてはならないのは、美しい感情を綴るだけが芸術だということではないこと。

 

ショッキングな表現も、時には作品には必要になることがある。

 

大事なことは、メリハリや起承転結をしっかりと付けるということでしょうか。

 

特に精神疾患の方へのダメ出しはNG

夏目
もし、自分が他人の作品の批評を求められたらダメ出しは極力避けましょう。

 

相手が心に深い痛みを抱えた状態である場合はそのことを理解し、もしなにかアドバイスがあったとしてもさりげなく導くようにしましょう。

 

褒める割合を批評する割合より少し大きくしましょう。それが治療の効果を増し、さらに創作への熱中に繋げます。

 

あくまでこれは芸術療法であり、プロの批評家が一級の芸術家を批評しているわけではないのです。荒削りの作品でも必ずいい場所が一つはあるはずです。

 

そこに注目し温かい言葉をかけましょう。

 

ここまではあなたが誰かの作品を見た場合でしたが、あなたが作品を誰かに見せる場合は信頼できる人に見せることをお勧めします。

 

夏目
例えば、デイケア課のスタッフや家族などです。

 

作品を通じて創作者自身への理解が深まるからということもあげれらますが、見知らぬ人に見せ酷評されることになったら作品を作るのが楽しくなくなったり、怖くなってしまうことさえあります。

 

初めて作品を見せる場合は、この人になら見せられるという信頼できる人に作品を見せてみましょう。

 

小説を書く人

 

 

作る楽しさは捨ててはいけない

作り始めてるとだんだんとプロを目指したくなってくる人もいることでしょう。

 

プロを目指すことで張り合いが持てることもある一方で、公募賞などに応募し落選することで苦しくなってしまったり、レベルにこだわりすぎて創作の楽しさを忘れてしまっては本末転倒です。

 

夏目
作ることが楽しいという事こそ芸術療法そのものなのですから。

 

ただし、なかにはプロになれるほどの力とエネルギーを持っている人がいます。そんな人は腕試しのつもりで賞に応募してみると良いかも知れません。

 

だんだんと自信もついてきて、高いレベルを目指そう!と思うようになってきたら、アドバイスは謙虚に、そして気を楽にして聞きましょうね。

 

作品としての欠点を指摘されたからといって、人格まで批判されているわけではありません

 

多くは芸術的な未熟さであったり、作品をよりよくするものであったりします。

アドバイスは人それぞれであり、いろいろな人に見せるなかで、このアドバイザーはいい! という人が出てきますし、相性も分かってきます。

 

逆に言えば、一人の批評者の言葉をあまり重く受け止めすぎて、混乱に陥らないようにしましょう。

 

作品を発表してみる場もある

プロに至るまでのレベルを持たずとも、アマチュアの作品を受け入れる発表の場はたくさんあります。

 

例えばラグーナ出版という出版社のシナプスの笑いという雑誌は、障害者の文章作品を広く受け入れています。

 

またNHKハート展でも、障害のある人の詩の展示会をするにあたり、詩を募集しています。短歌では歌会がたくさんあり、発表の場もあります。

 

オンラインで行える小説の教室や、絵画教室などもあるので、そこで出逢った先生方にアドバイスを仰ぐのもいいでしょう。

 

いろいろな芸術療法にはその道の専門家がいますので、ぜひ信頼関係を築くようにしてください。

 

熟達した知見と技術を持っているため、導き手になるでしょう。

 

また、今の時代では、インターネットに発表の場を求める人もいます。

 

夏目
僕個人としては、あまりおすすめできませんが……。

 

SNSで芸術療法の作品を載せるということ

SNSが発達している現代、SNSに作品を載せたがる人もいますが、芸術療法として作った作品はSNSに投稿することをお薦めしません。

 

SNSはただでさえ、「いいね!」の数を気にするものです。

 

対面ではないコミュニケーションのなかで、人の意見が気になる人も多いでしょう。また、心のない一言に傷つく結果になりやすいのです。

 

写真や文章などが、公開されることで、人目にさらされると、人がどう思っているかが気になってしまいがちです。

 

特に自分の負の感情を表現した作品では、逆に健康を逆に損ねてしまいかねません。

 

夏目
基本的にはSNSには芸術療法の作品を投稿しないことをお薦めします。

 

コメントや「いいね!」の数で不安を誘発しやすくなるため、自分の全てを出した作品をSNSに載せるのは心理的負担が大きいのです。

 

作品を見せるにあたり、一番適しているのはやはり家族病院のスタッフでしょう。

 

家族の場合は、評価が厳しくなるか甘くなるかは、様々で、また、身近な人間にはかえって見せづらいということもあるでしょう。

 

そんな時は、専門的に勉強をし、理解のあるスタッフに見せることをお薦めします。

 

木漏れ日の写真

障害者という天才

ここからは障害者の作品を観る人のために、書いていこうと思います。

 

個人的には、僕は障害者はみな天才だと思っています。

 

普通の人では絶対にできないような、細密な作業やエネルギーをかけて芸術を作り出す可能性を秘めています

 

もちろん、病気などが原因で、うまくそれが表現しきれなかったり、技術的な甘さを伴う場合があるでしょう。

 

しかし、健康な人にはできないような面白い表現、深い表現、既存のものではない表現をすることができる場合があります。

 

夏目
また、芸術は障害者の心の苦しみを知る手助けになります

 

障害者にとって芸術を通してでしか表現できない心の奥底のものがあります。

 

その作品から作り手の痛みや抱えている問題を解釈してみてください。

 

もしかしたら、観る人にとっての問題と重なり、癒しがあったり、自分の問題を解く鍵になるかもしれません。

 

時に、障害者は普通の人とは違う世界を観ていることがあります。

 

不思議の国のアリスのように、人が大きかったり小さかったり、見知らぬ人が自分を狙っていると感じてヒットマンと戦う話が描かれるかもしれません。

 

そうして描かれる絵や物語が現実ではないと切り捨てるのではなく、僕は芸術として楽しむ心の余裕を持ってほしいと思っています。

 

夏目
病気の世界を楽しむ余裕ができることで、しょうがい者のことも何かわかるかもしれません。

障害者の存在理由

障害者の存在理由は、「積極的感受」であると作家のドリアン助川さんはおしゃっています。

 

ドリアン助川さん 

Wikipediaより引用・ドリアン助川さん

 

 

積極的感受とは、なにかの実利的な役には立たないけれど、世界を深く感じとることのみであっても存在意義があるということです。

 

障害を持っている方のなかには、あまりにも感受性が鋭く、神経が細やかな人がいます。

 

病気のためにそうなっている面と、もともとそういう性格であったことの二面性がありますが、それは芸術を作る上では才能なのだと思います。

 

また、覚えておかないといけないことは、作者と作品はイコールではないことです。

 

負の感情を表現していたとしても、その人の感情の全てではなく、痛みや辛さを「煮詰めて」描いているので、その人らしい、美しい感情もあるわけです。

 

精神病であっても、精神の全てが病気なわけではなく、動きがおかしくなっている「部分」があるだけなので、例え作品がドロドロとした感情のものだったとしても、イコールそれが作者の全てではないのです。

 

障害者作品展に出してみよう

作品ができあがったら、ぜひ障害者作品展に出してみましょう。

 

障害者作品展では心身に障害のある方が、その障害を乗り越えて創造し、表現することで自己解放を目指す展示です

 

上記でも書きましたが、「ラグーナ出版」という出版社のシナプスの笑いという雑誌や、NHKハート展でも募集していますし、公募ガイドなどの雑誌を購入して探してみるという手もあると思います。

 

ネットを探せば募集している機関は数えきれないほど存在しています。その数だけ、作品を公開できる機会を得られるでしょう。

 

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

きっと、観る人もその中から障がい者の理解を得ることができ、その世界を楽しむことができます。

 

障害者作品展は各市町村も募集しているため、情報を集めてみましょう。その場合は、デイケア などで情報を提供してもらえるはずです。

 

下から撮ったコスモスと空

 

 

詩歌療法を実践してみて

夏目
僕は詩歌療法を実践しており、詩歌療法をすると、心が軽くなった気持ちになります

 

詩や歌は人間の最も知的で高度な部分が現れると思います。そのため、その心理を自分で体験することで気持ちが浮上するのでしょう。

 

また、エッセイを書くと、自分のことを整理整頓することができると感じています。日記を書くと心理的に良いという研究がありますが、エッセイはその延長なのかもしれません。

 

また、戦争体験者への聞き書きもしています。人の話を聴く、とても大切なことを聴く、それによって、深い人生経験を味わっています。

 

文学界では「ナラティブ」と言われるものが最先端を走っているのをご存じでしょうか。

 

ナラティブ」とは自分語りのことであり「ストーリー」と対になる言葉です。

 

今の時代、SNSなどで「自分語り」をする人が多い中、僕は詩、短歌、エッセイ、聞き書きで自分語りをすることを大切にしています。

花の絵

 

文芸理論の用語で、物語の意味。1960年代、フランスの構造主義を中心に、文化における物語の役割についての関心が高まり、その過程で「ストーリー」とは異なる文芸理論上の用語として「ナラティブ」という言葉が定着した。

 

芸術療法の専門家になるという選択

日本には芸術療法の国家資格や公的資格はなく、民間資格です。

 

  • 精神科医
  • 作業療法士
  • カウンセラー(臨床心理士)

 

などが代わりに行っています。

 

本格的にアートテラピーを学びたいという方は、民間の資格学校や芸術系大学、専門学校に通うことをおすすめします。

 

というか、本格的に学ぶには日本では大学に通うしかなのです。

 

なので、本格的じゃなくていいんだけど……。ただ、アートテラピーを患者さんや利用者さんに行いたいだけだし。家族のために行いたいだけだし。

 

という方は、アロマテラピーアドバイザーの習得しましょう。

 

甘い香りにわくわくする。美味しそうな匂いにうきうきする。

 

匂いも立派な芸術です!

 

 

芸術療法の効果的なやり方と注意点まとめ

アートセラピーについて自分の体験を踏まえながら、効果的なやり方と注意点について説明してきましたが、高いレベルを目指したい人のために書いたことは、僕自身が芸術で高いレベルを目指している反映だと思います。

 

あくまでも、芸術療法は自分なりのやり方で、心を癒すために行うものです。上手い下手を気にせずに、思う存分に芸術を作ってください。

 

少し高いレベルを目指したい人、人に見せたい人などは、無理をしない範囲で、高みを目指してみてください。

 

アートセラピーに関わる本

アート×セラピー潮流」  関 則雄 (編集), 井上 リサ (編集), 三脇 康生 (編集), フィルムアート社編集部 (編集)
表現アートセラピー―創造性に開かれるプロセス」  ナタリー ロジャーズ、Natalie Rogers、小野 京子、 坂田 裕子(単行本 – 2000/5)
表現アートセラピー入門―絵画・粘土・音楽・ドラマ・ダンスなどを通して 」小野 京子 (著)
対人援助のためのアートセラピー 」山上 榮子 (著), 山根 蕗 (著)
芸術療法入門 」(文庫クセジュ) ジャン=ピエール・クライン (著), 阿部惠一郎ほか (翻訳)
芸術療法ハンドブック 」キャロライン ケイス (著), テッサ ダリー (著), Caroline Case (原著), Tessa Dalley (原著), 岡 昌之 (翻訳)
芸術療法の理論と技法 」ジュディス・A. ルービン (編集), Judith Aron Rubin (原著), 徳田 良仁 (翻訳)

 

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夏目作弥

精神疾病の当事者であり、ピアスタッフを経験。精神疾病の日々の人気エッセイを作業療法室に連載しています。精神保健福祉ライターの他、文芸創作もしている。支援者と当事者の両方の立場から見えてくるものを、客観的な視点と体験談から綴らせて頂きます。自身の経験から精神疾病者の新しい働き方をご提案します。雑誌『シナプスの笑い』にて夏目作弥としてエッセイや小説を掲載しています。こちらもぜひご覧ください。詳しいプロフィールはこちら→夏目作弥


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