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車椅子の障害者が旅行に欠かせない最強のおすすめ便利グッズとは?

  • 最終更新日:

私は2016年の

11月中旬~約1ヶ月かけて

日本一周旅行を実施しました。

 

車椅子ユーザーが1人で

旅行に行くとなると、

不便となってくることが

多々あります。

 

「誰か助けてくれないかな~?」

 

と思うのですが、

どうにもならないことが多いです。

 

その中で私にとって、

最も役にたった

 

「最強アイテム」

 

がありましたので、

この機会にご紹介します。

車椅子の障害者が1人旅行の時の便利グッズ

 

先ほどもお伝えした通り、

車椅子ユーザーが1人で旅行に

行く際に、不便と感じてしまうことがあります。

 

私自身、日本一周旅行をしてきて

生活が楽になった便利グッズがありました。

 

そのアイテムとは、

ズバリこちらです!

 

通称

 

折りたたみできるマジックハンド

 

です。

 

これはかなりオススメです。

 

 

なぜこれが最強アイテムなのか?

 

これからお伝えしていきます。

 

通常、マジックハンドというのは、

手を伸ばしても届かない

場所のものを取る時に

一本の長細い棒がつかみ棒と

なってくれますよね。

 

これが、自分の腕が伸びたような

感覚でものをつかむことが

できるアイテムとなります。

 

今まで存在していた

マジックハンドとは、

何が違うのかというと、

 

 

折りたたみができる

 

という点が優れているんです。

 

旅行の荷物の中にいれても邪魔にならない

折りたたみができないものでしたら、

大きすぎるので、旅行の際に

持っていくのがかなり困難です。

 

ところが、折りたたみ出来ると

ボストンバッグなどに入れても

邪魔になるような大きさには

ならないのです。

 

しかも、重さもほとんど

気にならないレベルです。

 

なぜマジックハンドが必要かと言いますと、

私のような車椅子ユーザーが

苦労する時というのは、高い

位置にあるものを取るときなんです。

 

通常の場面では、他の人に

お願いして取っていただくことが

できると思うのですが、

旅行となるとそうでない

ケースがたびたび出てきます。

 

宿泊時に洗濯・乾燥する際に重宝する

このマジックハンドは、

まず洗濯・乾燥のときに

とても役立つアイテムです。

 

旅行をしていると、どうしても

衣類の洗濯をしなければなりません。

 

ホテルによっては、全自動

洗濯乾燥機になっていて、

車椅子に乗ったままでも

衣類の出し入れが可能です。

 

しかし、私が宿泊したホテルでは、

洗濯機と乾燥機が別々に

なっておりました。

 

しかも、洗濯機は縦長に

なっているタイプだったのです。

 

これの何が厄介なのかというと、

一番奥のものを取るときに

手を突っ込んでも取れないのです…

 

また、だいたい乾燥機は洗濯機の

上に設置されております。

 

そうなると高い位置にある

衣類は取ることができません。

 

 

この両方のケースで、

マジックハンドがあれば、

衣類を取ることができます。

 

乾燥機を使用する際はスマホのカメラがおすすめ

ただし、注意しなければ

ならないこともあります。

 

乾燥機については、

高い位置に設置されているので、

ドラムの中を見ることが

できないことです。

 

コツは手を上に伸ばして、

あらかじめスマホの

カメラ機能で写真を写します。

 

 

ドラムのどの位置に衣類が

残っているか確認します。

 

あとはその位置をめがけて

マジックハンドを使って

衣類をピンポイントで掴みます。

 

シャワーを浴びる際にも便利

さらに、シャワーを浴びる際に、

車椅子がそばにあると、

濡れてしまいますよね。

 

そこで、便利となってくるのが

マジックハンドなのです。

 

車椅子が濡れないように

少し離れた位置に置いても、

マジックハンドがあれば、

つかむことができるんです。

 

ホテルのベッド周りは

さすがにあまり荷物が置けない中で、

ちょっと離れておいても

マジックハンドがあれば、

 

このアイテム1つあるだけで、

わざわざ車椅子への乗り移りを

しなくても掴むことができます。

 

優れたアイテムのおかげで日本1周旅行ができた

こういった場面において、

折りたたみができるマジックハンドは

旅行に欠かせないアイテムとなりました。

 

デメリットをあえてお伝えすると、

つかむ力が、通常のマジックハンドに

比べてちょっと弱い点です。

 

ちなみにここでは分かりやすいように

マジックハンドと呼んでいますが、

実際には福祉機器リーチャー

という名称だそうです。

 

 

車椅子ユーザーが1人で

旅行するときには、重要なアイテム

でかなりおすすめです。

 

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白倉栄一

「車椅子ライフデザイナー」として車椅子でも生活しやすい環境を目指す専門家。大手総合スーパーに入社したものの、24歳で交通事故に遭い、脊髄損傷が原因で車椅子生活になる。その後、ハンディキャップがありながらも、店舗の人事総務課長として人事・総務・採用・教育・クレームの責任者として勤務。社内のお客さま満足度調査では、店舗が全国1位に輝いた実績もある。また2005年からは1000件以上のバリアフリースポットを調査。2016年12月には念願だった日本1周の調査を果たし、車椅子でも行ける旅を紹介している。詳しいプロフィールはこちら→白倉栄一


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