前回の記事では仙台にある複合施設「アンダンチ」の福井さんをお招きして、複合施設の面白さ、その可能性をお聞きしました。
地域住民の方々と、施設で暮らすお年寄りや障害者が交流を持つことで双方に生まれるであろうメリットを垣間見た気がします。
未来の福祉のかたちになりうるのではないかと、僕個人としては思っています。
福祉の枠を超えた多世代交流ができるアンダンチだからこその「やりがい」を、笑顔で語っていただきました。
アンダンチに関する前回の記事は、こちら。
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アンダンチのアスノバに就職したキッカケ
今回のインタビューは、上記動画の8:12あたりからの話になります。
アンダンチとの意外なキッカケ
多世代交流だとかそういう面で魅力的な会社だなと感じて。
その後、インターンシップに参加させて頂いててその流れで入社になりました。
アスノバ職員に働くやりがいを聞いてみた
入社してからの、やりがいみたいなのはありますか?
障害がある方が地域で暮らせるように考える
私の場合ですが、障害をお持ちの方が慣れ親しんだ地域で暮らしていくうえで、多少なり問題であったり課題が出てくると思うんです。
慣れ親しんでいても工事などによって道が分からなくなってしまう全盲の方なんかもいらっしゃいますもんね。
常にそう言った所を考えて行動して、解決をしていくというところに私は凄くやりがいを感じているんです。
多世代交流ができるアンダンチの魅力
そして、ヤギがいたりと子供からお年寄りまで障害があっても無くても皆が気軽に集まれる場所になっていると思います。
アンダンチの中には、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)や障害者やサ高住のお年寄りが管理している駄菓子屋なんかもありますよね。
挑戦できるのがアンダンチの魅力
最近ですと、視察の対応というのもアスノバのメンバーさんと一緒にさせていただいています。
ここまでは、2名のスタッフの方からお話を伺いましたが、最後にアンダンチを代表して、福井さんにお話をお聞きいたします。
アンダンチの今後のビジョンについて
よろしくお願いいたします。
就労支援を始めた時に一番初めの契約者の保護者の方に言われたことなのですが。
障害者施設の未来
高齢者住宅も多くのニーズに応えたい
職員の挑戦への後押し
義理の父が開業医として活躍していて、医療周りの事業をやってほしいというところから福祉事業に関わり始めました。
アスノバ職員の取材を終えて
スタッフのやりたいことをやらせてあげたいという上司の鏡のような福井さん。
その下で働くスタッフさんたちも、利用者さんたちのことを深く考えてくれるような素敵な方たちでした。
アンダンチのような複合施設が多くでき、そこに暮らす高齢者や障害者の方と、食堂の名物や駄菓子を買いに来る一般の方のふれあいが出来れば、高齢者の方の認知機能の維持に役だったり、障害者への偏見などもなくなるのではないかと思います。
女性スタッフの方が、「入社するまでは障害を持った方と関わるということは全くなかった」と仰っていましたが、身内に障害者がいるとか、突然不慮の事故に遭ったり、心の病になってしまったりしない限りは、障害を持った方と関わることはあまりないことなのだと思います。
積極的にかかわらない限りは縁がない。それが一般的なのです。
でもアンダンチのような複合施設が出来れば、縁が出来る機会が増え「知る」ことで、双方の利を得るのだと思います。
そして、福井さんの仰られていた「親がいなくなってしまった後の障害者のための施設」もあれば、きっと親御さんは安心してお子さんを育てることが出来るでしょうね。
お子さんもきっと、もっとのびのびと暮らせるかも知れません。
これを機会にぜひ、アンダンチで働いてみたい・興味があるという方は、下記から採用情報も見ることができます。
アンダンチ
公式HP:https://andanchi.jp/
ウェルサーチ 障害者・編集チーム
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