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障害者手帳アプリのミライロIDを使ってみた感想まとめ(精神障害者保健福祉手帳)

  • 最終更新日:

こんにちは。発達障害のアスペルガー当事者の宮本です。

 

公共施設や交通機関の利用する際に、障害者割引を適用させるため、いちいちカバンの中から障害者手帳を出すのがめんどくさい…

 

宮本
サッと提示できる便利なものがないかな?

 

と思っていたら、便利なアプリを発見しました。そのアプリとは、新しくリリースされた障害者手帳アプリミライロID

 

ミライロIDの登録方法や使い方だけでなく、使ってみた感想も述べさせていただきましたので、参考にしていただければ幸いです。

障害を申請すると、障害者手帳がもらえる

市区町村の障害福祉窓口にて、障害の申請をすると、しばらくした後に障害者手帳というものを受け取ることができます。

 

実際の私の障害者手帳

 

障害者手帳を取得することによって、身分証明書になるだけでなく、公共施設や交通費などの障害者割引の恩恵も受けることができるようになります。

障害者手帳の出し入れは意外と大変

宮本
この障害者手帳が意外と曲者なのです。

 

なぜかと言いますと、カバンの中から取り出したり、ポケットの中に入れておいたりするという作業が地味に厄介だからです。

 

バスの中などはけっこう揺れたりしますし、現金で払う場合だと決められた金額を払う必要があるので、そちらに意識が集中してしまうので、障害者手帳を出すのが大変なときがあります。

 

特に身体障害者で手足が無かったりすると、カバンの中などに手帳をしまっておくのはひと工夫が必要ですね。なんにせよ言えることは手帳をいちいち取り出すのは、厄介なことです。

 

宮本
障害を理解してもらうには、様々な下準備が必要なので、簡単に荷物を減らすわけにはいかないという事情もあります。

紙の障害者手帳はもう古い!?

また、障害者手帳は身分証としても使えますから、これを万が一紛失して悪用されると大変なことになりかねません。

 

幸い、私はまだ無くした経験はありませんが、頻繁に出し入れを繰り返していると、失くしてしまうリスクが伴うのは目に見えているのです。

 

そんなことを思っていたら、やっぱり世の中にはちゃんと対策を考えている人がいました。

 

その対策とは、障害者手帳をアプリ化する『ミライロID』という便利なシステムが、株式会社ミライロさんにてリリースされたのです。

 

障害者手帳アプリのミライロIDとは

ミライロIDとは、障害者手帳がスマホのアプリとなったものです。

 

カバンや財布の中から、いちいち取り出していた障害者手帳を、スマホですぐに提示することができる便利なアプリ。

 

しかも障害者手帳だけでは補えなかった伝達方法も、スマホで登録さえしておけば、すぐに見せることができるのです。

障害者手帳をサッと出せる

障害者手帳の情報をアプリに登録することで、窓口での確認をスマホひとつで行えるようになります。

必要なサポートの伝達もしやすい

自分自身に必要なサポートや車いすのサイズなども登録することができます。

 

こちらも、スマホですぐに提示できるので、窓口での伝達がかなり早くなります。

役立つ情報もゲットできる

一人ひとりの障害特性に合わせた生活に役立つことやお得な情報なども、配信してくれます。

 

以上がミライロIDの主な特徴ですが、実際の登録も簡単です!

 

ミライロID登録方法

障害者手帳アプリ『ミライロID』の登録方法は、3つのSTEPだけですので、とても簡単です。1つずつ説明していきますので、参考にしていただければ幸いです。

STEP1

ミライロIDのアプリをダウンロードして、アカウントを作成する。

 

STEP2

ご自身の障害者手帳の写真を撮って、あなたの情報をアプリに登録する。

STEP3

 

ミライロIDが利用できる施設や窓口で、画面を提示する。

 

この3つのSTEPだけで、登録が完了し、使えるようになります。

 

ミライロIDが使える企業

サービスがリリースされたばかりですので、使えない場所の方が多いですが、いろいろな企業で利用できるようになってきております。

 

2020年現在、ミライロIDが使える企業は、以下の通りです。

「ミライロIDをこの施設でも使いたい!」といった声があれば、こちらでリクエストもしています。たくさん意見が集まって、使える場所も多くなっていくといいですね!

 

ミライロIDをリクエスト

 

では、実際に障害者手帳があると、どんなメリットがあるのかもお伝えしていきましょう!

 

障害者手帳が役に立つ9つのケース

障害者手帳を取得することによって、多くの恩恵を受けることができます。これは知っているだけで、あなたの行動の選択肢がかなり広がっていきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

障害者手帳が役に立つ9つのケースを1つずつ紹介します。

 

  1. 身分証を求められたとき
  2. バス
  3. 鉄道
  4. 動物園や水族館
  5. 体育館
  6. 映画館
  7. 優先して入れる施設などもある
  8. タクシー
  9. 高速道路のETCも半額

 

この他にも割引などされるケースがあるのですが、そちらはおすすめのサイトがありますので、後ほどお伝えします。

1:身分証を求められたとき

例えば職務質問をされたり、役所で手続きをしたり、倒れてしまって本人が誰なのか確認をする場合など意外と役に立つんです。

 

最近ではネットカフェなどでも身分証の提示が求められるので、知らないと意外と戸惑うかもしれません。

 

ここではまだやった事がないので何とも言えませんが、今度ミライロIDでも身分証として通用するのか試す予定です。ただ、住所は表面には書いて無いので、住所確認には向いていない可能性が高いですね。

 

あまり過信するのは禁物なので、必要であれば手元にある現物の手帳のほうが、まだ汎用性が高そうです。今度機会があれば、直接警察に聞いてみる予定です。

2:バス

東京都町田市の障害者手帳の場合、東京都内を走るバスの路線に限り半額で乗ることができます。私も2回ほど実験しました。

 

この際に電子化した手帳を見せてみたが、まだあまり認知されていないようでした。ちゃんと現物の手帳を見せて欲しいと断られたので、やむなく現物を取り出して見せました。

 

宮本
と言いますか、よく調べたらまだ使える企業として登録されていなかっただけでした(笑

3:鉄道

私が住んでいる東京都では都営地下鉄があります。都営地下鉄は、障害者手帳を見せて発行してもらえる書面または、パスモやスイカなどで登録手続きをすると無料で乗ることができます。

 

宮本
私は町田市に住んでいるので、あまり恩恵がありません。(都営地下鉄が通っていないので)

 

ちなみに都営地下鉄は、

 

  • 浅草線
  • 三田線
  • 新宿線
  • 大江戸線

 

の4路線が現状あります。

 

 

JRでも一部の手帳や100km以上などの距離に応じて、割引サービスが受けられます。しかし、精神障害者は、なぜか対象にならないケースが多いです。機会があればこの件についても書いてみたいですね。

4:動物園や水族館

動物園や水族館は国が運営してるケースが多く、無料になるケースも多いです。ちなみに東京都の町田市だと、町田リス園は100円引きで入ることができます。

5:行政などが運営する体育館

宮本
国が運営する体育館などは、実は民間のジムに匹敵するぐらい設備が整っている場所も多いんです。

 

隣の県の体育館が障害者手帳があると無料で使えるので、時々通っています。ちなみに剣道、弓道、柔道などの和風の技能を追求した施設もあります。

 

6:映画館

映画館での割引は、わりとよく使います。よく行っているところでは通常1,800円お金がかかりますが、障害者手帳を出すと1,000円で見ることができます。

 

話題作をリアルタイムで見ることは会話のきっかけにもなるのでとても重要な事です。

 

7:優先して入れる施設もある

年中混んでいる施設に優先して入る権利も障害者手帳にはある。以前通っていたB型作業所でスカイツリーの見学会がありましたが、かなり混雑している中を優先的に案内してもらった事があります。

 

宮本
作業所の指示どうりに動いていたので、詳細は忘れましたが(苦笑

 

ちなみに美術館や博物館なども並ばずに入れるとのことです。

 

8:タクシー

宮本
タクシーは地域によってまちまちなのでちょっとややこしい。

 

近隣の東京都町田市と神奈川県相模原市を比較すると、以下のような違いが出てくる。

 

町田市は、手帳を提示すると1割引きになる制度がある。相模原に住んでいる人に聞いたら相模原の場合、障害年金を申請している人にはタクシー券が支給されるとのことです。

 

タクシーに試しに乗ってアプリ化した障害者手帳が使えるか試してみましたが、初めて提示されたようなので相手がやはり戸惑っていました。

 

ちなみに、タクシー会社で使えるのは今のところ、

 

  • 西武ハイヤー株式会社
  • 日本交通株式会社
  • 日の丸交通株式会社

 

の3つの企業さんです。

9:高速道路のETCも半額

過去の入院歴の影響で免許を没収されていますが、実は高速道路でも障害者手帳を持っていると料金が半額になります。

 

ETCの障害者割引を受けるためには、手帳に住所記載のある市区町村の福祉担当窓口で登録することができます。

 

 

これら9つの事例の他にも役立つところはたくさんあります。障害者手帳で行こう!というサイトが、全国で使える割引情報などがまとまっており、とても便利です。

 

障害者手帳アプリのミライロIDを使ってみた感想

宮本
とにかく紛失しない事や体が不自由な場合には、障害者手帳のアプリ化自体は非常に喜ばしいことです。

 

でも、ローカルな人にはなかなか伝わらないので、もっと世の中に周知徹底された社会が早く訪れることに期待したいです!

 

一方でスマホを紛失してしまうと元も子もないので、その点にも注意が必要になりますね。何事も時期が早すぎると認められなくなるケースがありますが、早くこうした文化が認められる時期が来るといいんですけどね。

 

宮本
みんなでどんどんリクエストを送って、使える場所を増やしていきたいですね。

 

SNSでの反応

最後にTwitter上での皆さんの反応も載せておきます。

 


あと、人によってはアプリを起動するより、紙の手帳の方が早く出せるという意見もありました。

 


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宮本清久

宮本清久

現在はB型作業所で働く障がい当事者になります。面白そうなことは積極的に関わりたいと考える反面、対人関係はあまり得意ではないのでそのギャップに悩んでいる。学生時代は政治経済、日本史、簿記等を中心に勉強しました。他にも文章を書いたり簡単なノベルゲーム等を作る事もできます。過去に自動車会社で働いた際に適正のない仕事を無理に続けたことで鬱病を発症したものの、アスペルガー症候群という診断が出たことにより現在は無理に健常者と同じである必要はないと考えるようになっています。少し弱気ですが後押しがあれば動けるタイプなので色々な人と関わって成長したいと考えています。


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