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発達障がい者が新型コロナウイルスを対策・相談する方法まとめ!

  • 最終更新日:

こんにちは アスペルガー当事者の宮本です。

 

現在パンデミックとも言われている新型コロナウイルスが猛威をふるっており、新型コロナウイルスの影響を受け、私の勤務する作業所でも、3/15(日)まで休みになっています。

 

発達障がい者にどのような影響を与えているのかが中々報道されないので、新型コロナウイルス対策を調べて、まとめてみました。

 

自分のためでもありますが、せっかくなのでシェアできればと思います。

 

新型コロナウイルスで不安になってしまっているのですが、障がい者が安心していられるように、首相官邸が推奨している新型コロナウイルスの対策法をまとめました。

 

また障がい者が安心できるよう公的に相談できる相手も紹介していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

新型コロナウイルスと障がい者がどう関わってくるのか

宮本
まず大前提として障がい者は、中々一人で生きるのが難しいです。

 

その為、様々な人にフォローされながら生きています。仕事をしているかによって変わってきますが、例えば、発達障がい当事者の私を例に取ってみると、

 

  • 主治医
  • ケースワーカー
  • 市役所や保健所職員
  • 施設の職員
  • 成年後見員(登録をしている場合)

 

などが公的に関わる人物として挙げられます。

 

プライベートも含めると友達や同僚、たまり場に集まる人などで交流する人など、意外と関わる人は多いです。

 

私の職場の場合、作業所が一時的に休みになったので、連絡を取って体温などを報告しています。ただ、この状況では連絡をしても相手側が体調不良で連絡に出れない事も考えられます。

 

このように接点を持っておくことで、安心材料の1つになりますので、各公的機関とのやり取りについても説明していきます。

新型コロナウイルスについての対応

福祉施設における新型コロナウイルスの対応については、介護事業所等における新型コロナウイルス感染症の対応等についてで紹介されておりますが、基本的に私たちでもできる感染防止対策として、

 

  • 咳エチケット
  • 手洗い
  • うがい
  • アルコール消毒

 

が挙がっています。

 

上記は、施設に対してのものでしたので、発達障がいがある方が関わってくるであろう各公的機関と新型コロナウイルスの対応について、まとめました。

 

宮本
世間もパニック状態になっており、障がい者にとって一番は、相談できる相手を見つけることが不安を解消する策になってくるでしょう。

 

主治医

精神科もしくは心療内科で診察をしてもらう医師で、

 

  • 簡単なカウンセリング
  • 薬についての相談
  • 必要に応じて診断書や紹介状を書いてもらえる

 

といったことをしてくれる方が多いです。

 

新型コロナウイルスの場合、安易に病院に行くのは推奨できませんが、メールなどのオンラインでやり取りできる場合は、相談してみると、安心材料の1つになると思います。

ケースワーカー

私の場合、病院に併設されたデイケアという日中活動施設にケースワーカーがいます。

 

個別で悩みを相談する事も多いですえが、一人では難しい場合、家族や関係者を集めて会議をしたりする場合の先導役にもなってくれます。

 

宮本
相談できるのであればケースワーカーの方とも、新型コロナウイルスが収束するまでの動きをどうすればよいか相談してみてもいいでしょう。

 

市役所や保健所職員

主に障害福祉課の人と話す仕組みになっていますが、私の所属する東京都町田市の場合、5地域ごとに別れた民間の施設に相談するケースが多いです。

 

作業所に必要な書類やグループホームの情報収集などで使います。生活保護は受けた事がないですが、それの一歩手前の就労を支援する部署があるので、そこでも時々相談します。

 

宮本
新型コロナウイルスに関しても、信頼できる障害福祉課の方がいれば、相談してみるといいです。

 

成年後見人

まだ説明を聞いただけで雇った事がないですが、成年後見人とは、認知症などでお金などの管理能力ができなくなってしまった方の財産を保護するための制度です。

 

お金に関することがメインなので、新型コロナウイルスに関しての相談は難しいかもしれませんが、お世話になっている後見人の方がいらっしゃいましたら、病院などのお金に関わってくることは相談してみるといいです。

 

 

このように相談をすることによって、不安を軽減することもできますが、首相官邸も推奨している普段から障がい者ひとりでも対策できる方法をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

障がい者ができる新型コロナウイルス感染予防対策

首相官邸が発信されている新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~で書かれていることをわかりやすくまとめました。

 

新型コロナウイルスも風邪の一種なので、まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけていくのが大前提。

 

首相官邸などで新型コロナウイルス感染症対策として、挙がっているのは以下の5つ。

 

対策法

  • 正しい手洗いをする
  • 健康管理に気をつける
  • 人込みを避ける
  • 適度な湿度を保つ
  • 咳エチケットをする

 

1つずつ解説していきますので、参考にしてみてください。

正しい手洗いをする

手洗い・うがいは新型コロナウイルスの感染防止対策として、ほとんどのサイトで記載されている重要項目です。

 

石けんを利用して手洗いすることやアルコール消毒などを利用して、手洗いすることを推奨されてます。

 

正しい手の洗い方を首相官邸でもイラストで解説してくれておりましたので、引用しておきます。

 

引用:首相官邸

 

健康管理に気をつける

新型コロナウイルス感染の対策には、ご自身の免疫力をあげていくことも重要です。

 

日々の食生活を意識することやしっかりと睡眠をとって健康管理に気をつけることも首相官邸でも推奨されております。

 

人込みを避ける

人込みの多いところは避けた方がいいというのは、ほとんどのサイトで記載されている項目です。

 

なぜなら新型コロナウイルスは、飛沫(ひまつ)感染接触感染によって、感染すると言われているからです。

 

飛沫感染とは、飛沫(くしゃみ、せき、つばなど)と共に外に出て、感染するパターン。

 

接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。

 

例えば、

 

  • 握手
  • 電車やバスのつり革
  • ドアノブ
  • エスカレーターの手すり
  • スイッチ

 

などから感染する可能性もありますので、気をつけてください。

 

海外では、握手やハグなどが文化になっているところも多く、このような握手の仕方に変わっているという報道もありましたね。

 

適度な湿度を保つ

インフルエンザなどの感染症対策にも通じるものですが、湿度はとても重要です。

 

宮本
適切な湿度とは、50〜60%。首相官邸でも、この数字を保つのが重要だと記載されています。

 

なぜなら空気が乾燥することによって、のどの粘膜の防御機能が低下してしまうからです。

 

加湿器などを使ったり、湿度測定器を部屋においたりして、対策していきましょう。

 

咳エチケットをする

咳エチケットとは、他の方に感染させないために、咳やくしゃみをするときに、

 

  • マスク
  • ティッシュ
  • ハンカチ
  • 袖、肘の内側

 

などを使って、口や鼻をおさえる行為のことを言います。

 

特に近い距離で接触する場合、感染するリスクが高まってしまうので、咳エチケットは心がけましょう。

 

引用:首相官邸

 

以上、5つが障がい者でもひとりでできる新型コロナウイルス感染症対策のまとめでした。

 

 

新型コロナウイルス対策まとめ

これだけ新型コロナウイルスが騒がれていると、やはり不安になってしまうものです。

 

宮本
相談できる相手を見つけることと、障がい者ひとりでもできる予防対策を心がけることが重要なのだと、身にしみました。

 

対策法も最後に載せておきます。

 

対策法

  • 正しい手洗いをする
  • 健康管理に気をつける
  • 人込みを避ける
  • 適度な湿度を保つ
  • 咳エチケットをする

 

新型コロナウイルスのパンデミックがきっかけで、経済的に大ダメージを受けている企業が多いです。中には、強引に会社を辞めさせられるケースも耳に入ってきたりしています。

 

私も以前勤めていた会社から退職勧奨を受けて、断り続けていた時期があるので、そんなひどい体験をしたらその人達の精神まで病んでしまわないかと心配になります。

 

でも悪い事ばかりではない

「会社に常にいなければならない」という日本の悪しき風習に警鐘を鳴らしたのではないだろうか。今の時代はITや機械の変化で業務が効率化しているので、今まで人の手でやっていた事を電子化できる時代になっています。

 

ただこのように何かきっかけがないと世の中なかなか動かないものです。

 

宮本
今後、在宅勤務や短時間労働などでもう少し気軽に仕事に向き合える風土ができれば、障がい者の仕事も増えてくるでしょう。

 

また、長時間勤務でなくても短時間で効率よく成果を出せる人も世の中には多いと考えられるので、そうした人たちが正当な評価をされる時代が来ることも私としては期待しています。

 

私としては情報を調べるのが好きですが、あまり長時間かけたからいい情報が得られるというものでもないので、短時間でも正当に評価される制度が欲しいですね。

 

基本的にはウィルスは人類の敵ですが、あまりにも驕りが強くなり過ぎた人類への地球からの警鐘なのかもしれませんね。

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宮本清久

現在はB型作業所で働く障がい当事者になります。面白そうなことは積極的に関わりたいと考える反面、対人関係はあまり得意ではないのでそのギャップに悩んでいる。学生時代は政治経済、日本史、簿記等を中心に勉強しました。他にも文章を書いたり簡単なノベルゲーム等を作る事もできます。過去に自動車会社で働いた際に適正のない仕事を無理に続けたことで鬱病を発症したものの、アスペルガー症候群という診断が出たことにより現在は無理に健常者と同じである必要はないと考えるようになっています。少し弱気ですが後押しがあれば動けるタイプなので色々な人と関わって成長したいと考えています。


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