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車椅子で運動不足はリスク大?トレーニングで健康を維持するために必要なこと


皆さんこんにちは。

Universal Training Center(ユニバーサルトレーニングセンター)の菅原です。

 

あなたは、出来ることなら、病気、怪我なく健康的な暮らしをしたいですよね。

 

しかし、車椅子ユーザーにとってその健康を追い求めることは環境面が大きく制限をしており、難しいのが現状です。
今回は車椅子ユーザーにとって運動不足の危険性や、運動・トレーニングの機会の必要性に関してお話したいと思います。

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車椅子ユーザーがなぜ運動・トレーニングが必要なのか!?

車椅子ユーザーが運動が必要な理由は、主に2つあります。

 

  1. いくら体重が変化していなくても、筋肉量は減り脂肪量は増加しているから
  2. 骨密度が劇的に減少しているから

 

わかりやすく、1つずつ説明していきましょう。

 1. 筋肉量の減少と脂肪量の増加

皆さん、受傷前と比べて、そんなに体重が変わってないから大丈夫、太ってないから大丈夫と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

しかし残念ながら、それは間違いです。

 

車椅子ユーザーになってしまうと、どうしても立ったり、歩いたりという足を使う機会が少なくなってしまいますよね。

そうすると、一気に下肢の筋肉量は下がってしまうのです。

 

車椅子バスケをやっているアスリートを対象にした研究によると、

ハードな運動量がある車椅子バスケのアスリートでさえ、

 

健常者と比較すると

下肢の筋肉量は約3割〜4割減少してしまうのです。

 

ハードな運動をしているアスリートでさえ、こうなのであれば運動量が少ない方はなおさらですよね。

そしてさらに下肢筋肉量と基礎代謝量は相関関係があり、下肢筋肉量が減ると基礎代謝量も減ってしまうのです。

 

運動もしない、基礎代謝も低いとなると身体はどんどんエネルギーを消費しないようになって行き、

結果的には糖尿病、脂質異常症、高血圧などと言った生活習慣病や心血管疾患を引き起こす原因となってしまうのです。

 

2. 骨密度の減少

骨密度も怪我をしない身体作りにおいて非常に重要な点になります。

 

骨密度は骨がどれだけ丈夫かを表す指標で、英語ではBone Mineral Density (BMD)と表記されます。

 

骨が脆い状態を骨粗しょう症といい、成人平均と比較して骨密度が70%以下になる状態を表します。

 

車椅子ユーザーの骨密度の例を出すときにイメージしやすいのが宇宙旅行士です。

皆さんご存知の通り宇宙飛行士は宇宙という無重力の空間で長い時間過ごすため、

地球に帰って来たときには歩くのがままならないほど体力が落ちてしまっていますよね。

それは重力がない空間で生活しているので身体に荷重がかかっていないからなのです。

 

車椅子ユーザーでは足に荷重をかけることが劇的に少なくなってしまいます。

そうするとまるで宇宙空間で過ごしているかのようにどんどん骨密度は下がっていってしまいます。

 

ある研究では車椅子生活になってから2年は骨密度が低下すると報告されています。

 

その平均は40~50%程度で

 

骨粗しょう症と診断される70%よりも大きく下回る数値となります。

 

つまり車椅子生活が長い人ほど骨が折れやすい状態になるのです。

 

 

車椅子ユーザーが運動不足を解消するトレーニング

その問題である筋肉・脂肪量や骨密度の低下という問題を解決するには運動しかありません。

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それではどんな運動をすればいいのか?というのが次の問題になりますよね。

 

それは普段使っていない麻痺部の運動とそして荷重をかける運動になります。

 

麻痺部の運動

脳でも脊髄でもその損傷した場所はなかなか完全には回復しないのが今の医療の限界です。

 

しかし脳には可塑性と呼ばれる機能があります。

可塑性を簡単に説明すると脳の場合、神経が新しい形状、経路を覚える能力になります。
例えば脳の怪我をしていない部分が、新しい神経経路を覚えることも可能ですし、そして同時に使用していなければ使っていない神経は不要なものとして忘れ去られていくのです。

 

それは脳同様に脊髄にも同じことが言えます。

 

そしてその脳や脊髄の可塑性を最大限に活かすには能動的な意識や動作が必要になります。

 

たとえ全く動かない部分であっても,しっかり感覚を与え続けてあげること脳や脊髄の活性化が可能であると言われています。

 

 

荷重をかける運動

先ほど説明した通り、車椅子で過ごしていると足に体重がかかる時間が少なくなってしまいます。

そうならないようにするためにも、四つん這い、膝立ち、立位などといった様々なポジションで足に体重をかけていくことがとても大事になります。

しかし、車椅子生活が長いと骨密度が低くなってしまうため、安全に荷重をかけていく必要性があります。

 

また荷重をかけることによって骨密度以外にも血流が良くなったり、腸の動きも良くなったりすることがあります。

 

 

Universal Training Center で一緒に動かす

そんなこと言ったって、運動麻痺があるから、そうなってるんじゃん。
動けたくても動けないよ。

という声が聞こえてきそうですね。

 

そんな人々のためにUniversal Training Center (ユニバーサルトレーニングセンター) があるのです。

 

Universal Training Centerではそんなさらなる健康や機能改善を追い求めたい方に対して、先ほどの麻痺部の運動、そして荷重をかける運動を積極的かつ安全に行なっていきます。

 

すぐ運動はできるかわからないけど、話だけでも聞いてみたい、色々運動に関しての情報が欲しい。

それぐらいのきっかけでも全然構いません!

ぜひお気軽にご連絡ください!

 

Universal Training Center  お問い合わせフォーム

 

皆さんにとっての運動、健康の意識が少しでも変わっていただけたら幸いです。

 


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菅原瑞貴
障害者専門トレーニングセンター Universal Training Center代表。 米国認定アスレチックトレーナーの資格を持ち、2016年にはリオパラリンピック日本代表団のHPSCトレーニング部門のスタッフとして活動。米国留学時代にはプロサッカーチームでトレーナーを経験したが、脊髄損傷者のトレーニングをきっかけに、障害者のトレーニングの世界に没頭する。様々なバリアがあっても健康的な身体を作ることができる。そんな障害者に特化したトレーニングを提供している。詳しいプロフィールはこちら→菅原瑞貴


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