- こんな商品あったらいいな
- 自分の絵が広まってほしい
- このデザインは自信あり!
- このアイディアは役に立つはず!
と思っている方は、チャンスです!
障害がある方々の商品をプロデュースされている「一般社団法人むすび」さんが『モノづくりコンテスト2022』を開催されます。
このコンテストでは、障害をもつ個人・支援団体の皆様を対象に「物づくり」を通して、オリジナリティ溢れる商品などのアイディアやデザインを募集しております。
モノづくりコンテストでは、豪華な専門家の方々が審査をし、受賞された作品には賞金までもらえます。さらに、審査員のお眼鏡に敵うものがあった場合、商品化までしてもらえるなんとも嬉しい企画。
デザイン・アイディアが集うモノづくりコンテストとは
障害者の独特な世界観、アイディア、アート、デザインなどをプロが審査をするコンテストです。
- こんな絵を描いた!
- こんなものを作ってみた!
- あんなものを作ってみたい!
- こんなものがあったら便利だな!
などあなたの自由な発想で、素敵なアイディアやデザインを応募していただければ、プロの方々が審査してくれます。
また、審査員のお眼鏡に敵う作品があった場合、商品化までプロデュースをしてくれるという何とも豪華なコンテスト。つまり、専門家があなたのアイディアやデザインを商品として販売できるよう市場開拓や宣伝活動などの支援をしてくれるのです。
障害がある方々にとっても、このコンテストを通してアイディアやデザインを考える喜びや、想いが実現する可能性を感じていただけるようなコンテストになってます。
そして、経済的自立の一助になればという主催者の想いもあります。
主催団体「むすび」とは
一般社団法人むすび代表理事の大石明恵さんは、幼い頃の事故で左手に障害をもちながらも障害を前向きに捉え人生をたくましく生きています。
また、理事を務める小島令子さんは長年、製菓技術指導者として障害者施設で障害者の物づくりの現場に携わってます。
一般社団法人むすびは、そんな2人の経験から障害がありながらも、素晴らしい才能と可能性に満ちた多くの物づくりやアートをもっと広く世の中に知ってもらい、障害者が社会の一員として認められ、未来に希望を抱いて生きていけるよう私たちで出来ることから応援していく活動を始めました。
むすびは常に障害者の心に寄り添うことを心掛け、共に理解しあい認め合いながら障害者と健常者の垣根のない、より良い関係を築けるよう、様々な活動を通してその機会を作っていきたいと思います。
2021年の受賞作品
2021年のモノづくりコンテストの受賞作品は、こちらになります。
グランプリ
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題名:『曼荼羅(点描画)』
作:橋本結花
準グランプリ
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題名:『ごちゃまぜ人間とネコたち』
作:カミジョウミカ
アイディア賞
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題名:『ウィルチェアファミリー』
作:のりちゃん、えりちゃん、みっちゃん、 さんちゃん、あやちゃん、又野亜希子
車椅子で座ったままお世話できるベビーベッド。車椅子ユーザーのお母さんが対面で座った状態でも赤ちゃんのお世話ができるベビーベッドです。
東京モード学園グラフィック学科賞
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題名:『覆面レスラー』
作:吉川健司
このような受賞や商品化されているものを見ると、
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
最初はそのような小さなアイディアから商品は生まれてきます。
ぜひあなたのアイディア・デザインを応募して、チャンスを掴んでみてください。
豪華な審査員たち
『モノづくりコンテスト』では、5名の豪華な審査員の方々が、あなたの作品・アイディアを審査してくれます。
しかも、残念ながら賞に外れてしまったという方でも、作品が商品化される可能性もあるので、ものすごくチャンス満載なコンテストとなっております。
5人の審査員
- 松本 徹氏
- 佐々木 康裕氏
- 椿 邦司氏
- 高橋 淑恵氏
- 大石 明恵氏
松本 徹(まつもと とおる)
- クリエイティブディレクター
- 株式会社ブランドM代表取締役
- 日本デザイン学会JSSD会員
- 東京モード学園グラフィック学科講師
広告代理店、大手外資系化粧品会社にてシニアディレクターとして主導。アップルコンピュータでのDTP導入、日本に於ける初の商用印刷を実現させる。マクドナルド専任ディレクターとしてマックカフェのブランディング開発に取り組み市場導入と現在に至る成長に貢献する。2019年から東京オリンピックパートナー企業によるTOKYO2020プロモーションに携かわる。
佐々木 康裕(ささき やすひろ)
- 元トゥモローランドクリエーティブディレクター
- 株式会社ビヨンドワークス代表取締役
26年に渡る(株)トゥモローランド在籍中、メンズ事業部創設、事業部長として営業、生産、販売促進、店舗運営の統括を指揮し、販売促進部長として会社全体の販促、イベントのプロデュースも行う。多くの海外訪問を通じ異文化に触れることで審美眼を磨き、さまざまな視点からのマーケティング分析にも厚い信頼を得ている。現在は今までの経験とネットワークをベースにブランド、ショップの企画立案から立ち上げ、運営までの幅広いコンサルティングを展開している。
椿 邦司(つばき くにじ)
- 椿建築デザイン研究所代表取締役
- 一般社団法人国際里山文化協会代表理事
- 公益社団法人国際茶道文化協会理事
- 元東京都北区区議会議員
ヨーロッパを中心とする世界各国訪問でインテリアデザインに触れる。帰国後本格的に建築デザインを学ぶ。日本の伝統とモダンデザインの融合から住宅から茶室までトータルにライフスタイルを提案する椿建築デザイン研究所を設立。現在も「伝統と革新」をテーマに日本の茶室空間・まちづくり・ものづくり・里山文化までインバウンドを意識した国際化の中で日本文化を世界に発信する活動に力をいれている。
高橋 淑恵(たかはし すみえ)
- 染織作家
- Studio del Sol代表
戸板女子短期大学専任講師を経て現職。大学、専門学校等で染織文化論、染色、織物、色彩学、色彩検定対策講座等の講義を行うかたわら、1985年よりグループ展や公募展に織物、手描き友禅、紅型等の多様な技法を取り入れた独自の表現を研究し作品を発表している。2001年、京都親彩染色研究展にて京都市長賞、2006年、日本手工芸美術展にて日本手 工芸文化協会委員長賞、2007年、ネオ・ジャポニズム特別展(オーストリア/ウィーン)にてパレパルフィー賞等受賞。共著に『色彩用語辞典』 東京大学出版会/2003年、『徹底図解 色のしくみ』(新星出版社/2009年)等。
大石 明恵(おおいし あきえ)
- 一般社団法人むすび代表理事
- 帽子デザイナー
幼いころに事故により左手に障害をもつ。「障害があっても何でもできるように・・」という母の厳しい愛情のお蔭で、明るくチャレンジ精神旺盛女な女性に成長。自身の経験から障害者が希望をもって生きられる社会の実現を目指し一般社団法人むすびを設立。 また、感性溢れる斬新なでデザインが人気を集める帽子デザイナーとしても活躍中。
モノづくりコンテスト2022の詳細
『モノづくりコンテスト2022』の詳細は、以下のようになっております。
募集期間
令和4年4月1日から6月末日まで。
対象
- 障害をもつ個人
- 障害者の支援団体(担当者を明記してください)
- 当法人が管理するSNS.作品集に掲載可能な方
参加費
無料
応募方法
下記よりエントリーの登録をしてください。
エントリー後、追って応募用紙をデータでお送りします。
※応募作品はお一人様3点まで
※作品の提出は全てデータでお送りください。作品の原画やコピーの郵送での受付はいたしませんので、ご了承ください。
※作品の撮影についてはスマホで撮影可。(注)作品に影が入らないようにお願いします。
応募の流れ
STEP1
下記フォームからエントリー
STEP2
応募用紙をデータで送信
STEP3
必要事項を記入
STEP4
電子メールに作品画像と応募用紙をデータで送信
発表
令和4年10月初旬
コンテストの賞品
『2022年モノづくりコンテスト』では、グランプリ・準グランプリ・アイディア賞・特別賞と4つの賞をご用意しております。
グランプリ
1点:賞金5万円を贈呈いたします。
準グランプリ
1点:賞金3万円を贈呈いたします。
アイディア賞
1点;賞金2万円を贈呈いたします。
特別賞
1点;賞金1万円を贈呈いたします。
※応募された作品は全て専用ギャラリーサイトに掲載されます。
※応募された方全員に記念品として作品集をお贈りします。
審査の流れ
コンテストの審査の流れは、以下のとおりです。
STEP1
一次審査(書類):9月上旬
STEP2
二次審査(プレゼンテーション):9月下旬
STEP3
結果発表
(電子メールにて連絡いたします):10月上旬
STEP4
授賞式:11月
このように専門家の方に審査していただき、商品化のチャンスもある貴重なコンテスト。
- アイディアをプロデュースしてほしい
- アートを広めたい
- デザインを商品化したい
- コンテストに挑戦してみたい
といった方は、参加無料ですので、下記ボタンからフォームを記入して、『モノづくりコンテスト2022』にエントリーしてください。
モノづくりコンテスト専用ギャラリーサイトはこちらから見れます。

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コラージュ作品です。スマホ一つしか持っていないので、作品の撮影が上手く行かないのでは?という恐れがあります。