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即戦力の女性DX人財が常駐して「人手不足×DX後進」を解決!コクー株式会社が描く『地産地活(ちさんちかつ)』モデルとは

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ぼかしが入った地方都市の街並みを背景に、「地方創生×女性活躍で日本を元気に コクーが描く『地産地活』DXモデル」というメッセージが中央に白字で表示されている。

DX化という言葉を聞いたことがありますか。

企業の効率化が求められる中、DX化を進める流れは加速していますが、それを推進する「人材」が圧倒的に不足しているのが現状です。

 

今回は、デジタル未経験の女性をDX人財に育成し、DX人財として活躍する場を提供するコクー株式会社の入江代表にインタビューを実施。

 

どのようにしてデジタル未経験の女性が企業の最前線で活躍し、企業のDX推進を支えているのか、その仕組みと成果について詳しく伺いました。

 

ぜひ最後までお読みください。

コクー株式会社について

背景一面にグレーの〇が並んだデザインの中に、中央に「COCOO」のロゴが配置されている。ロゴの下には「社名の由来」として、「CO」は個の力、「COO」は協調の意味を持ち、雨の「コー」とも読み、支援の象徴であることが説明されている。

ジュン
まず、コクー様の事業内容について教えていただけますか?

 

入江代表:私たちは「人財×デジタル」という領域で、企業や自治体等のDX支援事業を展開しています。現場に常駐して、伴走型でDXを推進していくモデルです。

 

ジュン
「未経験×女性」というユニークな事業モデルを立ち上げられた背景について教えてください。

 

入江代表:日本では少子高齢化による労働需給ギャップが深刻化しており、2040年には約1100万人のギャップが生じるとされています。これを解決するためには、既存人材の活躍促進と、テクノロジー習得による生産性向上の両立が必要です。

 

現在も、女性をはじめとする多様な方々が社会で十分に活躍できていません。私たちは、デジタルの力で多様性と包摂性のある社会を実現し、すべての人々がテクノロジーを身につけて働ける社会を目指しています。

 

まずは女性活躍でNo.1を目指し、その実績をもとに他属性にも展開していく戦略です。

 

コクーのサービスとDX推進の課題

左側に「人財ソリューション」と書かれた赤~オレンジの円、右側に「デジタルトランスフォーメーション」と書かれた青い円があり、中央に「×」が描かれている。人材サービスとデジタル変革の掛け合わせを示しているビジュアル。

ジュン
DX推進における課題について、どのように捉えていますか?

 

入江代表

大手企業にはDX推進部門がありますが、実際にDXを進める人材が不足しており、戦略はあるが実行できないという声を多く聞きます。

私たちは、DX人財を育成しながら企業の人手不足と女性活躍の両方にアプローチすることで、根本的な解決に貢献しています。

 

ジュン
企業様からはどのような評価をいただいていますか?

 

入江代表:社員の9割がデジタル未経験ですが、吸収力と意欲が高く、お客様にも「次はこんなことを」と積極的に提案できることで高い評価をいただいています。

 

具体的な業務内容と育成体制

夕日が差し込む中、たくさんの人々が行き交う混雑した街の様子を背景に、中央に大きく「1,100万人」と表示されている。 上部には「人口における2040年の予測」という文字があり、未来の人口減少を示唆するスライドデザイン。

ジュン
具体的にはどのような業務を担当されているのでしょうか?

 

入江代表:ITインフラ、Excel、VBA、BI、デジタルマーケティング、RPA、データサイエンス、生成AI等の領域で「DX人財サービス」と「DX人財育成サービス」を展開していますが、「EXCEL女子」で言えば、SaaSツールの利活用支援や、VBA・RPAによる業務改善を行っています。投資対効果を重視しながら業務改善を進めるのが共通のスタンスです。

 

ジュン
育成のステップについて教えてください。

 

入江代表:未経験者を正社員で雇用し、業務内容により約1週間~2ヶ月間の研修を実施。その後、現場に送り出します。重要なのは、一人ひとりが目標を持って本気で取り組む姿勢です。

 

サービス導入のしやすさと評価

ジュン
導入しやすいポイントは?

 

入江代表:大手企業では要件が明確なので、要件特化型の「○○女子サービス」で高いフィット感を提供できます。

 

ジュン
反響について教えてください。

 

入江代表:EXCEL女子やBI女子の導入により、「一般的な派遣と違い、提案力がある」「投資対効果が高い」という声を多くいただいています。私たちは社員として常駐するため、能動的に提案できる構造になっています。

 

地方展開と多様な人材の活用

「コクーの考えるDX:デジタル人財の“地産地活(ちさんちかつ)”モデル」を示す図。 左から順に「女性活躍:機会創出」「DX教育:付加価値人財化」「シティズンシップ:DX推進」という3つの柱が並ぶ。 下部には、デジタル未経験の女性が教育によって成長し、地域社会のDX推進に貢献していく流れが矢印で示されている。

ジュン
今後の戦略について教えてください。

 

入江代表:地方展開を進めており、地域の人を正社員として雇用・育成し、地域企業のDXを推進する「地産地活(ちさんちかつ)モデル」を展開しています。

 

ジュン
女性以外の多様な属性の方々については?

 

入江代表:すべての属性の方が活躍できる社会を目指しています。たとえば岐阜では障害者向け職業訓練校と連携した研修も実施していますし、より多様な属性の方々にも教育プログラムを提供していきたいと考えています。

 

地方企業が抱える課題とアプローチ

ジュン
地方企業の課題にはどう対応していますか?

 

入江代表:働き手の東京流出、企業側のDXに対する知識不足が主な課題です。伴走型の支援で現地密着の体制を取り、実効性のあるDX支援を行っています。

 

DX推進企業へのメッセージ

宇宙のような背景に手を差し伸べるシルエットと、光のネットワークが重なったビジュアル。中央に「日本を元気に!」という力強いメッセージが白字で表示されている。

ジュン
最後に、DX推進を進めている企業の担当者様へのメッセージをお願いします。

 

入江代表:コンサルティング会社による高品質な戦略立案も重要ですが、実行レベルが伴わなければ成果は出ません。私たちは「ボトムアップコンサルティング」で、現場に入り込んで生産性向上を伴走します。

DXは「スモールスタート」「クイック実行」が鍵です。現場と一緒に試行錯誤しながら進めることで、確実な成果につながります。

 

終わりに

コクー株式会社様の取り組みは、DX化を進めるうえで非常に実践的かつ希望に満ちたモデルです。

未経験であっても「挑戦したい」と思う方にとって、大きな希望となるはずです。

企業のDX化や人材不足にお悩みの方は、ぜひコクー株式会社へご相談ください。

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久田 淳吾

発達障害(ADHD・ASD)と吃音を抱える40代男性。今まで発達障害の事は知らずに生きてきたが、友人の話を聞いて自分にも当てはまる事が多すぎる事を実感し、病院にて診断を受けると見事に発達障害との認定を受ける。自分に何ができるかと考えた時、趣味の写真でプロの先生に話を聞く機会があり、吃音が強く出ていたことに気がついた先生が『君は吃音持ちだね。だったら吃音の方の気持ちがわかるはず。それを活かして吃音の方の気持ちがわかるカメラマンになったらどうか』という言葉を思い出し、発達障害者として同じ気持ち、舞台に立てる人間として趣味のカメラ、動画編集技術を活かして情報発信をする事を決意。


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