こんにちは。
Welsearch編集長の日野です。
今回は、岡田沙織さんの
インタビュー第4回目です。
幼少期から波瀾な人生を送り、
- 両親の離婚
- 孤独な幼少期
- いじめ
- ドラッグ
- 自殺未遂
- 15歳で水商売
- リストカット
- レイプ
- 家出
- DV
- 刺青
- 離婚
- うつ病
- 生活保護
- 父親の裏切り
などなど…
その他数々の経験をされてきた経験から
主に悩める若者をサポートしている
NPO法人若者メンタルサポート協会
代表の岡田沙織さん。
第4回目のインタビューは、
日々、膨大な悩み相談をLINEやメールで
無料で行っている岡田沙織さんに、
大人や子供からどのような悩みや
相談が多いのかを語っていただきました。
その中で、悩みや相談を解決する
コツについても語っていただきました。
物事を考えるときにとても重要な
考え方についても教えてくれてます。
お好きなところからお読みください
岡田沙織さんインタビュー動画
岡田さんインタビュー動画は
こちらになります。
第4回目は4分半ほどの動画です。
下に書き起こしもしておりますので、
見やすい方で見ていただければと思います。
【岡田沙織さんインタビュー動画4】
LINEの無料相談ではどのような悩みや相談が多いのか?
視覚障害の方もいらっしゃるので、
岡田さんのインタビュー動画を
こちらで書き起こしていきます。
テキストベースでも読めるので、
ぜひこちらもご参照ください。
では、さっそくインタビュー
内容に入っていきましょう。
岡田沙織さん
LINE相談をしていて家庭環境が大切と感じた
やられたきっかけなどを
お伺いさせていただきました。
ちなみに今すごい相談とか
来ていると思うんですけども、
どんな相談とか悩みが多いんですか?
はい、子供たちというか若者、
ティーンネイジャーの子たちで言うのであれば、
やっぱり私もう声を大にしてあちこちで
講演でも言っているんですけど、
100%家庭環境なんです。
みんなそれぞれ最初は
- 辛い
- 死にたい
- 切りたい
と来るんですけど、
「何があったの?どうしたの?」
と聞くと虐待、激しい虐待の子も居れば、
虐待じゃないけど、なんかいつも親が
「勉強しろ勉強しろ」って…
私こんなに頑張っているのに
何を頑張っても褒めてくれなくて
いつも怒られるとか。
ご両親が、仲が悪くてケンカばかりで
自分が居なければ良かったとかもありますし。
最近ちょっと多いのだと、お母さんが
シングルマザーでなんだかろくでもない
男性を連れてこられて自分の居場所がない。
死にたいとか、そういう相談が
若者の一番多いですね。
で、発達障害の子も2〜3割いて。
大人の人はやっぱり不登校のお子さんの
子育てで悩んでいる方だったり、
恋愛とか結婚とか職場の人間関係とか
そういった事で自分に自信をもてない方が、
「沙織さん、やっぱりどうやって
変えて来たんですか?」
というところでご相談に
いらっしゃるというのが一番多いです。
発達障害の人もまだ就労支援と、
大きな声で言っていないんですけど、
やはりその辺りで仲間がいないとか
仕事を辞めてしまって、毎日
どうしていいか分からないとか
っていうご相談とかメールで頂いたりします。
自己肯定感が低い方が多いと
おっしゃっていたんですけども、
そこを変えるきっかけというか
コツというのはありますか?
これを話すとほんとキリがないんですけど、
一番大切な事って私がいつも言っていることは、
まず自分が自分の味方で、親友になって
応援団になることなんだよと。
っていうことですか?
そうなんです。
自己肯定の低い人は、人になるべく
好かれてそれを自信にしたいので、
人に好かれる様に好かれる様にっていう。
それが逆に疲弊してしまって、
相手の反応次第ではマイナスになるんですけど、
まずは周りの目じゃなくて、
自分たちのことを好きになるというを
始めましょうという形で言うんです。
もちろん色んな方が言っていると
思うんですけど、ただそういう
環境で育った人は中々思えないんです。
そこで思えるコツというのを
ドンドン伝えていっていくと、
女性はドンドン綺麗になっていくんです、
不思議なくらい。
外見が変わるんです!
「こんなに綺麗になるんだ~!」
っていうくらいオーラがあるというか。
男性は男性で自信を持って仕事が
出来たりとかするので、すごく
自己肯定感というのは大切だなと見ていて思います。
何にでも変わっちゃう?
そうですそうです。
いつも言うんですが、自分が自分に対して
思っている気持ちとか感情とか
セルフイメージが周りからも
思われてるんだからねって言っています。
やっぱり事実、私自身が学歴コンプレックス
とか持っていた時に、そこをつっついてくる人が
たくさん現れたりしたんです。
でも、
「自分が中卒、中々居なくてカッコいいじゃん」
って本気で思い始めたら、例えば、家中国立の
京都大学みたいな人が「いつも見てます」
とかって言ってくれたり。
まずそこを馬鹿にする人が現れて、
「私が誰よりも世界で一番自分を
馬鹿にしてたから馬鹿にされてたんだな」
って、鏡なんだなと。
自分自身を高めていって、
応援してあげるということ?
そうですね。
味方になるってことですね。
貴重なご意見ありがとうございます。
編集後記
岡田さん今回もインタビュー
ありがとうございました。
悩みや相談の多い若者の
なんと100%と言ってもいいほどが
家庭環境が問題だということには驚きました。
自己肯定感を高めるコツは、
まずは自分自身を応援することからでしたね。
イキイキしていたら、
外見や仕草にも現れてくるものというのは、
たしかにそう思いました。
楽しんでいる人とか自身がある人って
なにか雰囲気で伝わってきますもんね。
それでも悩みこんでしまうという方は
ぜひ岡田さんに相談してみてください。
本当に親身になって話を聞いてくれます。
第5回目のインタビューは、
岡田さんが今まで活動してきて
よかった体験について語っていただきます。
人ってこんなに変わるんだと
話を聞いていて思いました。
次回のインタビューもお楽しみに!
【岡田沙織さんさんインタビュー】
1:若者メンタルサポート協会 代表の岡田沙織さんインタビューvol.1
2:消えたい助けてという声をLINEで無料相談!岡田沙織さんインタビューvol.2
3:足に障害がある子供の相談がきっかけ!岡田沙織さんインタビューvol.3
4:LINEで無料の悩み相談はどのようなことが多いのか?岡田沙織さんインタビューvol.4
5:悩み相談やSOSを聞く仕事をして嬉しかった体験!岡田沙織インタビューvol.5
6:不登校で子育て失敗と悩んでいる親御さんへ!岡田沙織インタビューvol.6
7:虐待を受けた子供や居場所のない子へ!岡田沙織インタビューvol.7
8:どこにも居場所がない子供や大人の拠りどころに!岡田沙織インタビューvol.8
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ウェルサーチ 障害者・編集チーム
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