仕事と育児、日々の生活で両方をこなしていらっしゃる親御さんは数多くいらっしゃいます。その中でも障害を抱えるお子さんを抱え色々問題がありながらも日々がんばっていらっしゃる方も多いかと思われます。
今回インタビューさせていただいた、新生児や小さなお子さんを中心に撮影の仕事をしながらママとしても奮闘していらっしゃるカメラマンのモンローあすかさんもその一人。
障害を抱える我が子を育てる際の苦労もありますが、決して特別扱いして欲しくない。
障害を抱える我が子を育てているからこそ、他に同じような境遇の方のために活動をしていきたいという想いなどを聞かせていただきました。
インタビューの前編はこちら。
『自閉症の子を抱えながら仕事で活躍するカメラマン|モンローあすかさんインタビュー』
仕事と育児、日々の生活で両方をこなしていらっしゃる親御さんは数多くいらっしゃいます。その中でも障害を抱えるお子さんを抱え色々問題がありながらも日々がんばっていらっしゃる方も多いかと思われます。 今回インタビューさせていただいた、新生児や小さなお子さんを中心に撮影の仕事をしながらママとしても奮闘していらっしゃるカメラマンのモンローあすかさんもその一人。 障害を抱える我が子を育てる際の苦労もありますが、決して特別扱いして欲しくない。 障害を抱える我が子を育てているからこそ、他に同じよ... 自閉症の子を抱えながら仕事で活躍するカメラマン|モンローあすかさんインタビュ... - WelSearch ウェルサーチ|福祉の専門家や当事者たちが発信する福祉情報サイト |
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自閉症のお子さんを抱えながらの仕事の苦労
機材の管理なども「ママの大切なものだから触らないでね」がなかなか通じないので毎回隠し場所には気をつけます。
でも自分の息子がそういう状態なので、扱い方が分かるという程ではないですけど、他の方よりは接し方のコツはちょっとわかっているつもりなので、今後活かしていきたいなと思っています。
息子を見てて思うのが、一回ちょっとぐずぐずのスイッチがはいっちやったり、癇癪のスイッチがはいっちゃったりするともう何時間でも泣いているみたいな状態になっちゃう。 そういう時にどう切り替えをするかとか声かけの仕方を考えたりします。
母親へのフォローの大切さ
私自身があまり家族写真を依頼して撮ったことがなくて。 そういう気持ちは痛いほど分かるので、お母さんにはそういう部分は気にせずリラックスしてほしいですね。私は全然大丈夫ですので。 お子さんの事を気にしないで撮影依頼されて大丈夫ですよ、と。できるだけ臨機応変に対応したいと思っています。
なぜなら息子を連れていってうまく撮れなかったらどうしよう、息子がどっかに行っちゃったりしたらどうしよう、泣き始めたらどうしよう、途中でいやになったとか言い始めたらどうしようと思うと迷惑をかけそうでカメラマンにお願いが出来ないんですよね。
お子さんのケアもそうですけど、お母さんとお父さんも辛い思いをいっぱいしていると思うから、そこの心のケアまではいかないけど、一人じゃないよ、頑張っているのはあなただけじゃないよという部分まで伝えていければいいなと思ってます。
そういう部分をフォローしますので、安心して気軽に頼んでねという感じにしていきたい。
フォローやサービスという大げさなものでなくてもいいので、私の個性という感じで「あすかさんなら頼めるかな?」という位に思ってもらえればうれしいなと。
でも障害あるなしに関わらず、とにかく撮影を楽しんでもらえればいいかなと。
悩みがある人の場を創っていきたい
先ほど話した発達障害のお子さんでも安心して記念写真を撮れるシステムを作るとか、いつかテナントを借りて悩みを抱える人が立ち寄れるコミュニティスペースみたいな機能を持つスタジオを作ってみたいですね。
もし行政の助けが必要なくらいの人が来たら行政とつなげる窓口になりたい。 行政の支援って自分で調べないと受けられないですからね。夢がでかいですね(笑)
夢から広がった世界
どうせやっても自分は無駄だと思っていたから就職活動とかもがんばりきれなかったし、派遣で働いていたときも正社員試験うければって言われた時に「いや、怖いからいいよ」と派遣で居続けるみたいな感じだったり。 いろんなことを自分は無理だって思いながら諦めてきたんですけど、ここ2年カメラ始めてから思い切って何かを始めたら世界が広がっていったんですね。
行動すると自分の世界が変わっていくとわかったから、でっかい夢でも言っていけば実現できるんじゃないかとという位に思っているので。 ちょっとスタートが遅かったかもしれないですけど、夢はでかくもってもいいのかなと思っていますね。
繋がりの大切さを感じて
最近なんか仲間がありがたいですね。私も息子がこういうことになって保育施設とか病院に繋がれたけど、そうじゃなかったら繋がり方がわからなかったですよ。
みんなみんな子育てってこんな大変なのかー、位に思っていたけど、でも保健センターで工夫が必要ですねといわれたのがきっかけで、色々なところに繋がれて初めて私のしつけのせいじゃなかったんだ、うちの子ちょっと難しかったんだってホッとしました。
きっと同じように悩んで必要なところと繋がれてないお母さんが結構いるから、そういうのの橋渡しをしていければいいですよね。
世の中のママに向けて
イライラしたり落ち込んだり、追い詰められることはしょっちゅうですが、子育てで一番大切なのはお母さんが笑顔でいることだと思っています。 なのでお母さんたちには「生かしてればいい」くらいのおおらかな気持ちでお子さんに接して欲しい。 そしてどうか、お母さん自身の時間も存在も大切にして欲しいなと思います。
インタビューを終えて
今回は、カメラマンとして発達障害のお子さんと親御さんにできること。自分だから出来ること。今後の夢などを話していただきました。
世の中にはなかなかつながれない人が多く、何もわからないから困っている人が多くいます。写真などを通じてより多くの繋がりができることを私も応援させていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
インタビューの前編はこちら。
『自閉症の子を抱えながら仕事で活躍するカメラマン|モンローあすかさんインタビュー前編』
仕事と育児、日々の生活で両方をこなしていらっしゃる親御さんは数多くいらっしゃいます。その中でも障害を抱えるお子さんを抱え色々問題がありながらも日々がんばっていらっしゃる方も多いかと思われます。 今回インタビューさせていただいた、新生児や小さなお子さんを中心に撮影の仕事をしながらママとしても奮闘していらっしゃるカメラマンのモンローあすかさんもその一人。 障害を抱える我が子を育てる際の苦労もありますが、決して特別扱いして欲しくない。 障害を抱える我が子を育てているからこそ、他に同じよ... 自閉症の子を抱えながら仕事で活躍するカメラマン|モンローあすかさんインタビュ... - WelSearch ウェルサーチ|福祉の専門家や当事者たちが発信する福祉情報サイト |
モンローあすかさん
Twitter:https://twitter.com/photo_asuka
Instagram:https://www.instagram.com/asuka.m.photo/
久田 淳吾
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