私は、1996年に交通事故にあい、
脊髄損傷と診断されてから、
車椅子生活をしております。
健常者がいきなり車椅子を
乗るのは、難しいので、
リハビリをしなければいけません。
そこで、今回は、
リハビリテーションにおける
トレーニング部分について、
どうやって身体を作っていくか
経験談をまじえてお伝えします。
お好きなところからお読みください
脊髄損傷で車椅子生活になったら
私の場合は交通事故が原因で
「脊髄損傷」と診断されました。
脊髄にダメージが当たってしまうと、
現状ですと、「二度と回復しない」
と言われているほどです。
これは、医学が発展した
現代医学でもそうなのです。
しかし、この現状が変わるかもしれない
という発表が以前ありました。
それは、先日ノーベル賞を受賞した
山中伸弥教授の発明したものです。
「ips細胞」ですね。
このips細胞の移植手術が実用化すれば、
脊髄の神経が復活するという
未来が待っているかもしれないのです。
この発表には、とても期待しており、
早く実現化されるよう祈っています。
現状ですと、治らないと言われている
脊髄損傷ですが、車椅子生活になった時に
日常の生活をしていくために
リハビリをしていく必要があります。
車椅子生活に慣れるためのリハビリテーションセンター
では、ここからは脊髄損傷に
なってからのリハビリについて
お伝えしていきます。
脊髄損傷になってある程度治療が終わったら、
車椅子生活に慣れるために
リハビリテーションセンターに
入院する流れとなっています。
リハビリセンターには体育館などがあり、
設備がかなり整っています。
そこでは車椅子生活で必要となってくる
基礎体力をつけるための
運動を行ったりします。
私は所沢市にある「国立身体障害者
リハビリテーションセンター」にて
6ヶ月間リハビリをしました。
ここでのリハビリの流れを
お伝えしていきます。
まず、午前中は体育館で運動をします。
やることといたしましては、
車椅子にタイヤをつけて
引きながら体育館5周。
坂道を往復5回。
これだけでは終わりません。
1週間に2・3回は
1500mの陸上トラックを走りました。
あと、たまに車椅子バスケットボールを
やったりもしました。
次に午後です。
午後は、PT室で運動をしました。
10kgの鉄アレイを300回やったり、
床から台に乗りあがるような
筋トレみたいなリハビリをしました。
ここまでトレーニングするとなると、
かなりハードな感じがしますよね。
車椅子でタイヤ引きなんて、
漫画の「巨人の星」にも
似たような感じさえします(笑)
仲間と一緒にトレーニングをすればつらさも楽しみに変わっていく
こうやってみると、すごく
ハードなリハビリで、
と思うかもしれません。
でも、実際、運動している方は、
さほど辛くはなかったのが本音です。
もちろん最初はかなりきつかったです。
しかし、
そのうち慣れてくるもので
同じ車椅子ユーザーの方々と
一緒に楽しんでやるようになりました。
それだけでなく、むしろそのような
トレーニングをしなかったら、
退院して自宅に戻った時には、
日常生活に困ってしまうのです。
日常生活を難なく過ごすためには、
基礎体力をしっかりと身につける
ことが必要になってきます。
このようなトレーニングを通して
身体が作り上げられてくるのです。
車椅子のリハビリ事情は後退して筋力低下にも
私の場合は、半年かけて
体力づくりをしてきましたが、
現在は残念ながら国の税収入部分が
少なくなったこともあって、
3ヶ月間になっているようです。
明らかに少ない期間であり、
今後リハビリを行う人にとっては
大きい課題になってくるでしょう。
問題となるとしたら、退院した後の
身体の維持ができるかということです。
もちろん障害者スポーツを
やることもできますが、
なかなかトレーニングをする
場所がないというのが現状です。
今後はどのようにしたら
車椅子ユーザーが筋力の低下を
防いでいけるかを考えて
いかなければならないと思います。
白倉栄一
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