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【取材】アスノバ職員にアンダンチの魅力を聞いてみた|アンダンチ(仙台)で働くやりがいとは?

アンダンチ

前回の記事では仙台にある複合施設「アンダンチ」の福井さんをお招きして、複合施設の面白さ、その可能性をお聞きしました。

 

地域住民の方々と、施設で暮らすお年寄りや障害者が交流を持つことで双方に生まれるであろうメリットを垣間見た気がします。

 

未来の福祉のかたちになりうるのではないかと、僕個人としては思っています。

 

うぇるさーる
今回の記事では、そんな魅力あふれるアンダンチに就職したアスノバ職員の方に、アンダンチで働くやりがいをお聞きしました。

 

福祉の枠を超えた多世代交流ができるアンダンチだからこその「やりがい」を、笑顔で語っていただきました。

 

アンダンチに関する前回の記事は、こちら。

今回は、福祉と地域を結びつける活動をされている「アンダンチ 医食住と学びの多世代交流複合施設」の代表者して・福井さんをお招きしました。 複合施設の面白さ、複合施設だからこそできること、その理念についてお聞きしました。私はそのコンセプトをお聞きして、深く感銘を受けてしまいました。 日本でも珍しい活動なので、あなたの心の中に「なるほど」「面白そう」という好奇心を芽生えさせてくれるお話ではないかと思います。 ぜひ、最後までお読みください。仙台にあるアンダンチとは?本日は、よろしくお願いい...
福祉と地域が心豊かに関わる縁側|仙台のアンダンチをインタビュー - WelSearch ウェルサーチ|福祉の専門家や当事者たちが発信する福祉情報サイト

アンダンチのアスノバに就職したキッカケ

うぇるさーる
こんにちは。今日はよろしくお願い致します。

 

スタッフ
よろしくお願いします。

 

スタッフ
よろしくお願いいたします。

 

今回のインタビューは、上記動画の8:12あたりからの話になります。

 

 

うぇるさーる
さっそくですが、少し変わったきっかけで、アンダンチに就職された方がいるとお聞きしましたが?
スタッフ
それは…。

 

スタッフ
私です。

 

うぇるさーる
どんなことがきっかけだったんですか?

 

 

アンダンチとの意外なキッカケ

スタッフ
キッカケはヤギになるんですけども。

 

うぇるさーる
ヤギ!?

 

 

スタッフ
はい。東北工業大学で飼っていたヤギがここに来ましたので、それでこの会社を知りました。

 

うぇるさーる
あ~!前回の記事のヤギですね!

 

 

スタッフ
と、思います。

 

うぇるさーる
気になる方は前回の記事をどうぞ。

 

スタッフ
(笑)

 

スタッフ
ここで働くとは思ってなかったんですけど、この会社説明会に参加させていただいたんです。

 

多世代交流だとかそういう面で魅力的な会社だなと感じて。

 

その後、インターンシップに参加させて頂いててその流れで入社になりました。

 

アスノバ職員に働くやりがいを聞いてみた

うぇるさーる
なるほど、なるほど……。

 

入社してからの、やりがいみたいなのはありますか?

 

スタッフ
所属は、障害者就労支援施設のアスノバなんですが、これまでは障害を持った方と関わるということは全くなかったんです。

 

うぇるさーる
日常生活では、あまり関わることではありませんもんね。

 

スタッフ
実際に働いてみて、コミュニケーションを取りながら仕事をしていく中で、声掛けとか言葉選びとかはすごく悩んでしまうんですけど……。

 

スタッフ
でも、アスノバのメンバーさんとのコミュニケーションをとる中で通じ合えたとか、同じことで笑いあえた時とか、自分が言ったことを受け入れてくれた時が凄くうれしくて、そういう場面で凄くやりがいを感じます。

 

 

障害がある方が地域で暮らせるように考える

うぇるさーる
男性スタッフさんもそういう場面でやりがいを感じますか?

 

スタッフ
そうですね。

 

私の場合ですが、障害をお持ちの方が慣れ親しんだ地域で暮らしていくうえで、多少なり問題であったり課題が出てくると思うんです。

 

うぇるさーる
はい。

 

慣れ親しんでいても工事などによって道が分からなくなってしまう全盲の方なんかもいらっしゃいますもんね。

 

スタッフ
そうですね。

 

うぇるさーる
ストレートに言ってくれると理解できるけど、遠回しに言われると分からないという発達障害の方なんかもいらっしゃいますね。

 

スタッフ
そういった部分の、どうやったら解決できるか……。

 

常にそう言った所を考えて行動して、解決をしていくというところに私は凄くやりがいを感じているんです。

 

 

多世代交流ができるアンダンチの魅力

うぇるさーる
アンダンチについて、お二人はどう思われていますか?

 

スタッフ
地域で多世代交流のできる場所ですかね。

 

うぇるさーる
ふむ。

 

スタッフ
私たちがいるこのアスノバ以外にも、サ高住があったり、訪問介護事業所があったり、保育園があったり、食堂、駄菓子屋。

 

そして、ヤギがいたりと子供からお年寄りまで障害があっても無くても皆が気軽に集まれる場所になっていると思います。

 

うぇるさーる
アスノバは、アンダンチの中にある就労支援施設のことですね。

 

アンダンチの中には、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)や障害者やサ高住のお年寄りが管理している駄菓子屋なんかもありますよね。

 

スタッフ
地域との関りをも大切にしつつ、共に助け合い支え合いながら地域づくりをしていくというところがすごくいいなと感じています。

 

 

挑戦できるのがアンダンチの魅力

スタッフ
私は、社会人になって初めての会社なんですけど、自分が思っていた以上にいろんなことに挑戦できる会社だと思ってます。

 

うぇるさーる
というと?

 

スタッフ
いろんな仕事を任せていただいています。

 

最近ですと、視察の対応というのもアスノバのメンバーさんと一緒にさせていただいています。

 

うぇるさーる
なるほど。

 

スタッフ
他の企業と会社に働いていたら出来ないようなことだと思うので、ここだからこそ出来たことだと思っています。

 

うぇるさーる
ありがとうございました。

 

ここまでは、2名のスタッフの方からお話を伺いましたが、最後にアンダンチを代表して、福井さんにお話をお聞きいたします。

 

 

 

アンダンチの今後のビジョンについて

うぇるさーる
今後についてお話をお聞かせくださればなと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

福井
今後の我々の事業としましては……。

 

就労支援を始めた時に一番初めの契約者の保護者の方に言われたことなのですが。

 

うぇるさーる
はい、どんなことを言われたんでしょうか?

 

障害者施設の未来

福井
いつか私たちの子供が入居できる住まいを作ってほしい」「そういう事を考えられますか?」と。

 

うぇるさーる
なるほど……。

 

福井
親御さんがいない後の住まいとか、安心して暮らせるような住宅っていうのを障害分野でも作る必要はあるのかなという風に感じています。

 

うぇるさーる
確かにそうですね。ハッとしました。

 

高齢者住宅も多くのニーズに応えたい

福井
他にも、今やっている高齢者住宅はちょっと価格が高めの設定にしているので、次はもうちょっと価格を落とした、だけど生活のクオリティとか暮らしはある程度担保していくというような住まいをやっていきたいと思っています。

 

うぇるさーる
それは素敵ですね。

 

福井
実は最もやりたいことでいうと、スタッフのやりたい事業を形にしていきたいなという風に考えています。

 

うぇるさーる
なるほど。

 

職員の挑戦への後押し

福井
なぜかというと、僕も福祉に関わるきっかけは妻との結婚が一番大きかったんです。

 

義理の父が開業医として活躍していて、医療周りの事業をやってほしいというところから福祉事業に関わり始めました。

 

うぇるさーる
そうだったんですね。

 

福井
だから、義理の父に今の事業に関しては、投資してもらってるとか後押ししてもらっているという思いがあるので、そう言った機会をぜひスタッフにも作りたいと思っています。

 

うぇるさーる
素晴らしいです。

 

福井
起業するのはどうしても怖さがあると思うので、うちの会社をうまく使ってスタッフのやりたいことを共に実現して喜びを分かち合いたいなと考えています。

 

 

 

 

アスノバ職員の取材を終えて

スタッフのやりたいことをやらせてあげたいという上司の鏡のような福井さん。

 

その下で働くスタッフさんたちも、利用者さんたちのことを深く考えてくれるような素敵な方たちでした。

 

アンダンチのような複合施設が多くでき、そこに暮らす高齢者や障害者の方と、食堂の名物や駄菓子を買いに来る一般の方のふれあいが出来れば、高齢者の方の認知機能の維持に役だったり、障害者への偏見などもなくなるのではないかと思います。

 

女性スタッフの方が、「入社するまでは障害を持った方と関わるということは全くなかった」と仰っていましたが、身内に障害者がいるとか、突然不慮の事故に遭ったり、心の病になってしまったりしない限りは、障害を持った方と関わることはあまりないことなのだと思います。

 

積極的にかかわらない限りは縁がない。それが一般的なのです。

 

でもアンダンチのような複合施設が出来れば、縁が出来る機会が増え「知る」ことで、双方の利を得るのだと思います。

 

そして、福井さんの仰られていた「親がいなくなってしまった後の障害者のための施設」もあれば、きっと親御さんは安心してお子さんを育てることが出来るでしょうね。

 

お子さんもきっと、もっとのびのびと暮らせるかも知れません。

 

これを機会にぜひ、アンダンチで働いてみたい・興味があるという方は、下記から採用情報も見ることができます。

 

株式会社未来企画の採用サイトです。株式会社未来企画の企業情報や求人情報などがご覧いただけます。
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アンダンチ

公式HP:https://andanchi.jp/

 

 

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