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IT技術で可能性を広げる杉並区のB型事業所「パパゲーノ Work & Recovery」インタビュー

パパゲーノインタビュー

世の中の技術は日々追い切れないほどのスピードで進化していきます。

障害のある方が職につくためには技術が必要となり、技術を身につけることで選択肢が増えていきます。

 

今回は、東京都杉並区で2023年9月にIT技術の取得に力を入れているB型事業所「パパゲーノ Work & Recovery」を運営している田中さんにお話をいただきました。

 

ITで広がる可能性や、精神疾患を抱える人への支援についてのお話をいただいていますので是非最後までご覧いただければと思います。

パパゲーノ Work & Recovery|杉並区のB型事業所

ジュン
始めに田中さんの自己紹介をお願いします

 

やすまささん
株式会社パパゲーノ代表の田中康雅と申します。

 

私自身、元々メンタルヘルスという分野に興味があり、この分野に貢献したいなという思いがありました。

 

社会人になってから、ヘルスケア系のベンチャー企業で働くようになり、そこで企業で働く人の健康管理やメンタルヘルスに関する事業を作ったりしています。

 

また、前職で介護領域に関わり、ご高齢の方が歩いている動画から骨格を解析して、その人の転倒のリスク、歩行状態がふらついてないかなどをチェックし、おすすめの運動を提案したりするアプリを作成し、介護施設さんに導入いただくというよう仕事に関わっています。

 

後、仕事とは別に大学院にも働きながら通い、大学院では公衆衛生学を専攻しておりました。

 

 

ジュン
メンタルヘルスなどの福祉などに興味を持つきっかけは何かありましたか?

 

やすまささん
一番大きなきっかけとしては、大学生の頃に身近な人が心身を病んでしまったのが一番の大きいきっかけでした。

 

その前からも、いろいろとメンタルヘルスに興味を持つきっかけはありまして、例えば私自身も大学1年生から2年生の頃、大学生にはよくあることかもしれないのですが、結構なハードワーク。

 

色々予定を詰めすぎて学業も仕事もやりすぎてしまい、うつ状態の状態になってたり、朝起きれない時期が長かったりっていうので、大学ほとんど行けてない時期とかがあったんですね。

 

ジュン
やはりご自身や身近な人に起こる経験というのは何かのきっかけになりやすいですね。

 

やすまささん
大学1年の時は単位がほとんど取れなく進級もできないという経験もありました。

 

その中から、生きづらさであったり、色々辛い状況や環境の中でもどうやったらうまく幸せに生きていけるんだろうということを考えていて、それもきっかけの一つでもあります。

 

ジュン
辛い経験があったからこそ、今に繋がることでもありますね。

パパゲーノ Work & Recoveryについて

ジュン
それでは、田中さんの運営されています「パパゲーノ Work & Recovery」の紹介をお願いします。

 

やすまささん
「パパゲーノ Work & Recovery」という、就労継続支援のB型事業所が2023年9月1日に許認が無事下り、現在東京の杉並区で運営させてもらってます。

 

一番の特徴はパソコンを使ったIT系のお仕事を中心としたB型事業所であるというところです。

 

 

ジュン
今の時代、PCスキルは必須ですからね。

 

やすまささん
現状パソコン作業ができる事業者さんも増えてきてはいるんですけれども、いわゆるオフィスでのデスクワークにかなり近い形でやってるB型事業所というのはそんなに多くはないのかなと思っていまして、そこが一つ特徴だと考えています。

 

いわゆる一般的な企業さんのオフィスとかにかなり近い環境で、広くて明るいオフィスのビルでパソコン使って企業のお仕事をお手伝いするような仕事をやっていただくという形になってます。

 

ジュン
PCスキルも重要ですが、実践形式で体験できるのも強みだと感じられますね。

 

やすまささん
あとは「Work & Recovery」という名前にも込めた思いとして、リカバリーという言葉は精神障害の世界でよく使われる言葉なのですが、障害などを持っていても自分らしい生き方を追求する、自分らしさを回復していくということがすごく大事だよねという考え方なんですね。

 

それぞれ色々な境遇を抱えている方いらっしゃるのですが、自分らしい生き方というのを大切にする。

 

そのための一つの手段として、ITツールを使いこなすスキルを学んだりですとか、就労に向けたステップを挑戦してみたりとかそういうことをしていただくっていうような施設になってます。

 

ジュン
ただ働ければいいというわけではなく、「自分らしく」を追求する姿勢がないと何のために生きているのか分からないということにもなりますからね。

 

その中で、デスクワークに力を入れていると。

 

やすまささん
他の事業所さんでもPCスキル関係、一般的なソフトやイラスト制作やゲーム制作などのクリエイティブ系に力を入れている事業所さんは比較的あるのですが、いわゆるデスクワークに力を入れている事業所さんは少ないのかなと。

 

ジュン
イメージ的にもそのような印象はありますね。

 

やすまささん
2017年位の日本財団さんの調査と少し古いデータなのですが、B型事業所に調査したデータでIT系のお仕事ができる事業所は3%ぐらいだったって言われています。

 

ジュン
客観的なデータで見てもやはり少ないですね。

 

やすまささん
杉並区にもB型授業所が30カ所くらいあるのですが、B型でパソコン作業を中心してるところはほぼないのが現状ですね。

 

一応できるけどメインではないというところもあったりという感じでほぼないに等しいので、実際3%という数字は地域での肌感としても合ってるなっていう感覚はあります。

 

ジュン
実際の状況を見てもそのような感じなのですね。

 

B型事業所を立ち上げた経緯

やすまささん
この事業自体の創業からは1年半ぐらい経っていますが、創業当初から精神障害をお持ちの方ですとか、精神的な困難を経験した方の体験談など題材にして、一緒に絵本や音楽とかを作るといったプロジェクトをやらせてもらっています。

 

その中で「飛べない鳥のかけるん」という絵本を統合失調症をお持ちの方と一緒に作ったんですけれども、その方がB型事業所に通所されている方でした。

 

毎週の企画会議の中で、その方自身のB型事業での体験談が色々聞く機会がありました。

 

家の近くでパソコンを使った仕事がしたかったけれども、それができるB型事業所が全然見つからなくて、そこまで希望してたわけではないが農作業系の事業所にずっといたという話。

 

ピアサポートなどに興味があってそういったお仕事したいと思っていても、スタッフの方にも取り合ってもらえなくて、求人に挑戦したいとか言っても就職の部分でうまくサポートしてもらえなかったという話など、福祉施設、福祉業界が抱えている課題というものが当事者さんの声の中から見えてきた部分がありました。

 

ジュン
当事者の意見はとても貴重ですよね。見えない部分が見えるというか。

 

やすまささん
その当時から現在まで、私達は企業さんの業務のDX業務のデジタル化や業務を効率化するシステムを開発したり業務の改善のサポートをさせてもらったりしています。

 

その経験と、精神障害をお持ちの方の意見を取り入れれば自分たちでB型事業所IT系の事業所を作れる。

 

そのような事業所があれば。業界にとっても地域のニーズにもマッチするのではないかという思いがっていうのが最初B型事業所をやろうかなと思ったきっかけとなります。

 

ジュン
多くの方面からみても、とても需要はありますよね。ITを扱えるB型が少ない。どうしてもその辺りを習うとしたらスクールとかになりますし。

 

やすまささん
B型事業所は就労に関する最初の一歩だと思っています。

 

B型から就労移行施設に行こうとしても、就労移行側ではPCのスキルなどを求められているのに、B型では軽作業などがメインでPCスキルが養われていない。

 

もちろん軽作業が悪いというわけではないのですが、そこのギャップがすごく大きいなと。

 

世の中的にはパソコンを使った仕事が当たり前のように求められていて、実際就労移行にもそういった施設が多いのに、B型では昔からやっていた作業をそのまま続けているところが比較的多いという状況で、私達の経験を生かせば貢献できるという経緯です。

 

ジュン
求められる物を提供するという部分は重要ですね。昔からの作業がだめというわけではなく多くの選択肢が選べる環境は必要かと。

 

パパゲーノ Work & Recoveryの特徴

ジュン
パパゲーノ Work & RecoveryさんはITに力をいれていますが、他に何か他とは特徴などはありますか?

 

やすまささん
最初に話した内容と重複しますが、まずパソコンを使った仕事に挑戦できるB型ということが結構珍しい部類ではないかと考えています。

 

さらにその中でも一般的な事務仕事、企業で働くということを実践的に学べる環境かなと思っています。

 

ジュン
そこは本当にまずは何より目立つ強みですね。

 

 

やすまささん
あとは比較的新しいツール。

 

例えばChatGPTというAI生成ツールやCanvaというデザイン系のツールなどゼロから勉強しても割と使いこなしやすく、できることの幅がものすごく広がる便利なツールが最近本当にたくさん増えてきています。

 

ジュン
PCツールというと、定番はWordやExcelといったものが定番ですが、最近はAI系が特に注目されていますよね。

 

やすまささん
WordやExcelなどももちろんできるのですが、最新のツールであるChatGPTとかCanva。

 

あとはGoogleスプレッドシートなどのツールを実践的に学べるのが大きな特徴ですね。

 

ジュン
近頃ですと動画編集なども需要が高まっていますし、AI技術の駆使は必須の世の中になりつつありますからね。

 

やすまささん
動画編集でも、一昔前は専門スキルという感じだったと思います。デザイナーさんが高いデザインソフトを買って、一生懸命勉強してみたいな。

 

現在ですと、1日から2日ちょっと触ってみたら、意外と出来るというものが増えています。

 

ジュン
そこは本当にツールの進化の恩恵ですよね。

 

やすまささん
意外なところですと、見学に来ていただいた方の反響ではMacを使ってみたかったと言われることがあります。

 

私たちの事業所は基本的にはMacを使っていて、クリエイティブに色々なことををやってみるのに割とMacは適していたりする部分があるので、そこも一つの特徴かもしれないなと思います。

 

ジュン
イメージ的にもMacはクリエイティブな職の方が使っているのはありますね。

 

また大体Windowsの普及が多いのでMacに触ったことがない人も多いからこその需要ですね。

 

やすまささん
多くの事業所では、古いWindowsパソコン使ってWord、Excel、PowerPointを教えますみたいなのが多いと思うんですよ。

 

その中で最初のステップとして、自分らしい生き方を実現していくためにいろんなITツールの使いこなし方を実践的に学べる環境として使っていただいております。

 

ジュン
PC以外の特徴としてお聞きしたいのが、パパゲーノ Work & Recoveryさんでは基本精神障害の方に向けての事業をなされていますよね。

 

精神障害がある方がメインのB型事業所

ジュン
精神障害の方を中心にする理由は何かあるのですか?

 

やすまささん
創業時からの私の思いが一番強いというのはあります。

 

メインは精神障害をお持ちの方という形にしてるのですが、見学や体験の利用自体は他の障害の方をお断りしてるとわけでもないっていうのが現状です。

 

事業所としては、精神障害をお持ちの方に対してある程度専門の知識があったりとか対応の経験があったりとかという部分で精神障害の方を多めにしているという部分があります。

 

ジュン
事業所としての経験もありますが、精神障害を専門に扱う施設もなかなかないですからね。

 

やすまささん
一般論で語りづらい部分なんですが、精神疾患を抱えている方は他者とのコミュニケーションの部分でチームとしてうまく働いていくところに難しさを感じる方は一定数います。

 

でもそのような方は一人で作業をするとか、パソコンで集中して作業するなどが得意という方も多くいらっしゃいます。

 

また勤怠が少し乱れてしまう。朝うまく起きれないという方も、パソコン使って在宅でもお家でもお仕事するとか、あるいは少しフレキシブルな制度。出勤の時間が11時から勤務でも大丈夫ですという会社に就職するのがあっている。

 

逆に例えば飲食店とかで朝9時出社ですとかいう定時通りの出勤が苦手な人でも、パソコンを使えれば選択肢が増えるという意味で精神疾患の方がITなどのスキルを学ぶのに適しているのかなと思います。

 

ジュン
まさに特性にあわせた選択肢が広がりますね。

 

やすまささん
精神障害をお持ちの方に関しては、本当はもっとたくさん選択肢選べたはずだけど、福祉施設側が今の社会の変化に対してまだまだ追いついてない部分があり、それで自分らしい生き方を諦めてしまってるというケースは多いのかなと感じています。

 

ジュン
施設がないことには選択もできませんからね。

 

やすまささん
見学に来た方からは、B型事業所でこんなことできる場所はもうないと思って諦めていたなどと言ってもらえることもあり、やっぱり作ってよかったなって思いますね。

 

ITで障害がある方の就労の選択肢を増やす

ジュン
事業者としても多くの障害を持つ方に関わることがあると思いますが、障害を持つ方と触れ合って思うことなどはありますか?

 

やすまささん
技術の進歩により業界に大きな変化が起きています。

 

統合失調症だからとか、双極性障害だからとかこれまで精神疾患をお持ちだからっていう理由でできていなかったこと。できないと思われていたことも技術の力、ITツールを使いこなすとできることってたくさんあると思います。

 

リカバリーという言葉を私達はよく使うのですが、自分らしい生き方を追求する、自分らしい生き方に挑戦していく。

 

そういったことを精神障害をお持ちの方にもできる世の中になっていってほしいなと思ってますし、そのために私たちも貢献していきたいなっていう事を思っております。

 

 

ジュン
世の中の変化でリモートワークなどが普及して、それであらたな仕事の選択の場が広がったりというのも大きいですね。

 

やすまささん
精神障害の方には、技術はあるけど人との関係で仕事ができないという方も多くおられます。

 

逆に技術はないが学んでITに進みたい方も事業所ではもちろん歓迎です。

 

私たちの事業所にはIT企業出身のスタッフが4人いますので、丁寧に最初のタイピングなどから始まり、Macの使い方を覚えたりとかショートカットキーの使い方を覚えるといったとろから、徐々にいろんなツールの使い方を覚えていってお仕事ができるようになっていくという風に教えていきます。

 

ちょっとでもパソコンを使ったお仕事興味ある方、はぜひ一度ご相談お問い合わせいただければ嬉しいです。

 

ジュン
パソコンは少し触れるだけでも本当に幅が広がりますからね。スキルを少しでも多く身につけて自身がつけば次に進めますので。

 

やすまささん
仕事に慣れるという意味では、私たちの事業所ですとDiscordというチャットのツールを使用しています。

 

社内のコミュニケーションは対面でも取りますが、テキストのコミュニケーションはDiscordでとるようにしていています。

 

現在企業に就職すると何らかチャットツールで社内のコミュニケーションをとっていることも多いので

 

ジュン
どこの企業もチャットツールは必須になっている環境ですね、確かに。

 

やすまささん
わからないことがあった時に、上司にメンションをつけてチャットで聞いてみるようなことは、企業ではよくされてることなんですよね。

 

そういった人との関わり方の部分も含めて、いろんな方が自分らしく生きるご支援、応援していきたいなと思っています。

 

今後の活動を通して

ジュン
今後の事業所などの活動を通じて今後成し遂げたいことなどありますか?

 

やすまささん
成し遂げたいことに関しては、短期的な話と中長期なものがあります。

 

短期的な部分で目指しているものとしては、9月に開所して以来、これまで十数名の方からお問い合わせいただいており、本当にお一人お一人いろんなご希望であったり強み苦手なことを抱えていて、その上でパパゲーノで働いてみたいっていうご要望をいただいています。

 

その一人お一人のリカバリーを最大限応援していくっていうことが一番実現していきたいことですね。

 

多くの課題もありますが、一つ一つ丁寧に向き合って、一人一人の利用者さんに伴奏していきたいなと思っております。

 

ジュン
まさに名前の通りの目標ですね。

 

 

やすまささん
長い目線で見て実現したいことで言いますと、福祉業界とか就労継続支援のB型という業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)とかITの活用などより広めていくということをしたいと思っています。

 

ITなどで精神障害に限らず、障害を持ちの方の可能性をもっと広げられると。

 

ジュン
ITはこれからも必須ですし、福祉全体に広がって欲しいですよね。

 

やすまささん
あとは私たちが自社でB型事業所を立ち上げて運営してみているからこそ、B型事業所を運営する難しさを肌で感じています。

 

だからこそITツールを活用すれば事業所の運営より円滑にいきますよという部分や、お一人お一人の支援の質を高められますという提案をやっぱり業界全体にもしていければと思っていますね。

 

なので私たちが現場の最前線で実際に試行錯誤してみる中で、どのようにすればITツール活用するとうまくいくよというノウハウを他の事業者さんにも広めていく。

 

そんな役割を果たしていきたいなと思ってます。

 

ジュン
福祉は当事者と支援者、両方を考えていかなければ先細りなりますからね。

 

やすまささん
精神障害をお持ちの方と一緒に働く。一緒に仕事できるっていうのは独自な環境だと思うんですよね。

 

最近ですとインクルーシブデザインなんて言葉もあったりしますが、何か新しいプロジェクトやりましょうとか新しい事業サービス作りましょうという時に、最初の企画段階からお客さんになりうる当事者の方。

 

何か困り事を抱えている方を巻き込んで、一緒に考えて企画して事業を作りサービスを届けていくっていうことが、本当に困っている人に届くいいサービスを作るためには大事だよねっていう考え方があります。

 

現状まさにそれができる環境だなと感じています。

 

ジュン
何を求められているのか、それを知るのにはやはり当事者の声がなによりですからね。

 

やすまささん
精神症患をお持ちの方と一緒にお仕事しているので、その方々が実際いろんな場面で困った経験があります。

 

そういった経験をお持ちの方と一緒に。こういったサービスが必要そうだなと考えて、それを実践していくっていうこともできる環境だなと思っています。

 

ITを使い「リカバリー」を広めていく

 

ジュン
最後に、この記事を読んでくださった読者の皆様へメッセージをお願いいたします。

 

やすまささん
パパゲーノの「リカバリー」を広めていく理念に共感いただける方や、最先端のITツールを活用することで、自分が興味のあること、やってみたかったことを実現したいという想いのある方は、ぜひ一度見学や体験に来ていただけると嬉しいです。

 

ジュン
ありがとうございました。

 

インタビューを終えて

パパゲーノ Work & Recoveryについて紹介をさせていただきました。

 

世の中の技術は進化する中、福祉関係者もそれに併せて日々知識などをアップデートしていく必要があるなと今回のインタビューで感じさせられました。

 

多くの課題を抱える中、少しでも障害を抱える人が望む職業につけるようになって欲しいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

パパゲーノ Work & Recoveryについて

HP

株式会社パパゲーノ 

住所 〒168-0074

東京都杉並区上高井戸1-13-1 ルート上高井戸ビル  2階A号室

電話番号 050-8888-7970
メールアドレス info@papageno.co.jp

 

 

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久田 淳吾

発達障害(ADHD・ASD)と吃音を抱える40代男性。今まで発達障害の事は知らずに生きてきたが、友人の話を聞いて自分にも当てはまる事が多すぎる事を実感し、病院にて診断を受けると見事に発達障害との認定を受ける。自分に何ができるかと考えた時、趣味の写真でプロの先生に話を聞く機会があり、吃音が強く出ていたことに気がついた先生が『君は吃音持ちだね。だったら吃音の方の気持ちがわかるはず。それを活かして吃音の方の気持ちがわかるカメラマンになったらどうか』という言葉を思い出し、発達障害者として同じ気持ち、舞台に立てる人間として趣味のカメラ、動画編集技術を活かして情報発信をする事を決意。
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