TVだけでなく、YouTubeなどのメディアでも福祉に関する動画の発信が少ないのが現状…。そして、福祉の情報を発信している方も少なく、特に動画でどこでも・いつでも気軽に見れるような番組がほとんどないです。
ということで、TV業界で活動されており、障害者と健常者が一緒に住めるシェアハウスを運営している内田勉さんとウェルサーチ編集長の日野で「福祉に関するトークライブをしよう」という話になり、始まったのがこの企画。
その名も『ウェルトーーク!』(←某有名番組の…と言われそうですがw)
2人とも福祉の事業に携わっているけど、もともと全く関係ない業界から福祉に携わっている、一種の福祉業界のアウトサイダーな2人が、現状の福祉の問題点だったり、楽しさだったり、最新の情報だったりを参加者・視聴者と一緒に進めていくトークライブ。
参加者や視聴者と一緒になって作っていく番組というのは、福祉業界で初の取り組み!
定期的に開催しており、福祉業界で活躍されている方もゲストに呼んだりしています。そんな2人が手がける福祉のトークライブというのは、いったいどのようなものになっているのでしょうか?
福祉のトークライブ『ウェルトーーク』とは
「ウェルトーーク!」とは、TV制作の会社を経営しながら、「障害者と健常者が一緒に暮らす」がテーマのシェアハウス「MAZARIBA」を運営されている内田勉さん。
福祉の専門家や当事者が発信するWebメディア「Welsearch(ウェルサーチ)」の編集長である日野。この一般的な福祉の支援とは違う、福祉のアウトサイダー的な2人による福祉業界で初の参加者一体型のトークライブです。
会場に直接お起こしいただいてもよし。遠方で直接、参加するのは難しいという方は、YouTubeやFacebookライブでもリアルタイムで配信しますので、ネット環境さえあれば、どこでも視聴できるようにしております。
こんな感じで配信しております
選択肢を広げてほしい
この福祉のWebメディア「Welsearch(ウェルサーチ)」を運営していて、本当に思うことがあります。それは、特に福祉業界の方々(当事者含む)が知っている選択肢がとても少ないということです。例えば、ウェルサーチに全国から
- 障害者は単純作業の仕事しかないから厳しい…
- 支援者がその施設(法人)だけの情報しか知らない…
- 障害者は生きている価値がないのでしょうか?
- ○○のようなサービスってないのでしょうか?
- 我が子が自立していくためにはどうすればいいでしょうか?
というような現状だったり、お問い合わせがきます。
日本だけでなく、世界という規模で見てみると、障害者でも起業をしていたり、障害者雇用が100%の企業があったり、趣味だけで自立できている人がいたり、障害者も健常者も関係なく、一緒に助け合いながら過ごしている村があったり、親御さん・支援者のコミュニティがあったり、障害が関係なくなるようなテクノロジーがあったり…。
まだまだ知らない世界というのがたくさんあり、その情報・選択肢を知っているだけで、あなたの世界観はかなり広がってきます。つまり、情報を知っているか知らないかだけで、日々の生活や気持ちの楽さがかなり変わってくるのです。
だからこそ、ウェルトーーク!を通じて、いろいろな福祉のことを知ってもらい、選択肢を広げるキッカケにしていただければと思い、開催しております。
おすすめの方
ウェルトーーク!がおすすめの方は、
- 福祉の新しい情報を知りたい
- 選択肢を広げていきたい
- 現状を何か変えたい
- 福祉系の繋がりを広めていきたい
- 障害者も住めるシェアハウスを見てみたい
- どこからでも参加できるイベントを探している
という方です。逆に「The 福祉」というのは、期待しないほうがいいかと思います(笑
世間一般的なものとは少し違った福祉のイベントに興味のある方におすすめのイベントとなっております。
YouTube LIVE視聴
※今回は、新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン配信のみでやります。
過去のウェルトーーク!
「ウェルトーーク!」は、こんな感じでやってます。基本的には、内田さんと日野がパーソナリティを努めながら、福祉業界で活躍されているゲストを呼んだりして、毎回いろいろな方面からトークができるようにしております。
トークライブ終了後には、参加者のみなさんと一緒に軽く交流とかもできたらと思っています。
世界を旅するハンドパン演奏者「倉石大資」さん
【ウェルトーーク!〜vol.1〜】
参加している方の例
過去のウェルトーーク!に参加された方は、以下のような人たちです。
- 教師
- 施設経営者
- 学生
- 障害当事者
- TV関係者
- 引きこもり支援
- 訪問看護
- 親御さん
- 障害者雇用をしている方
- 介護職
- これから福祉に携わろうとしている方
- 福祉のイベントが初めての方
- YouTubeライブから
このように、さまざまな立場の方々が参加していますので、毎回、みなさま満足のいく交流ができています。また、遠方で参加しづらい方や外出できない方のために、YouTubeとFacebookでもライブ配信をしていきます。
協同主催者
内田 勉さん
プロフィール
1971年 埼玉県生まれ。バツ2で娘あり。映像・Webのプロデューサーをしつつ、シェアハウスを5軒運営。2018年、神奈川県川崎市に「障害者と健常者が一緒に住む」がテーマのシェアハウス「MAZARIBA(まざり場)」をオープン(現在は東京都練馬区に移転)。「誰もが自分らしく生きられる世の中」を目指し、日々奮闘中。
ウェルトーーク〜vol.8〜のゲスト
今回も、ゲストをお呼びしております。筋ジストロフィーベッカー型の当事者の鳥越さん、障がい・難病当事者と家族のためのサービスを手掛けているイースマイリー代表の矢澤さんによる「とりすま」のお二人です。
お二人は「とりすまチャンネル」を運営されており、障害や難病がありながらも精力的に活動している方にインタビューしたり、チャレンジ企画や、バリアフリー情報の発信されております。
鳥越 勝(とりごえ まさる)さん
プロフィール
1988年生まれ。12歳で難病「筋ジストロフィーベッカー型」と診断を受けるが、症状が比較的軽く30歳まで隠して過ごす。現在、大手ハウスメーカーに勤めながら、難病や障害があっても前向きに過ごし一歩踏み出してもらいたいという想いで、イースマイリー矢澤氏と共にYouTube「とりすま」にて難病当事者の立場で情報発信。各種イベント等や、イースマイリーのコミュニティづくり(オンライン座談会など)にも積極的に参加。
プロフィール
1983年生まれ。難病のある兄妹とともに育つ。こうした家庭環境もあり、大学では福祉を学ぶ。社会に出てからは様々なビジネスを学び、2012年には1社目を創業。2016年2月末で円満退任し、同年3月2日に株式会社イースマイリーを創業。
生い立ちや家庭環境の強い原体験から、障害・難病当事者とご家族の「コミュニティ」づくりと、活躍の場と強みを開花させる「プロデュース」をテーマに、福祉領域で活動中。
2020年3月29日の福祉トークライブ
『ウェルトーーク!〜vol.8〜』のテーマは、難病当事者や支援をされている方がゲストということで、「難病」についてです。筋ジストロフィーの当事者としての経験や困りごと、兄弟として、会社の代表として活動されてきたことを内田と日野の2人で質問していきます!
ゆるく楽しみながら、情報交換できる福祉のトークライブにしていければと思います。(特に交換できる情報がないという方でももちろんOKです)
- とりすまの活動と立ち上げたエピソード
- 筋ジストロフィーについて
- 障害者や難病の方の支援をしているイースマイリーとは
- 難病を抱えている方はどんな課題を抱えているのか
- ご自身の障害を打ち明けたきっかけ
- 障害や難病があっても前向きに過ごすコツ
などをとりすまのお二人には、聞いていこうと思っております。(質問したいことは随時、募集しておりますので、追記していきます)
ウェルトーーク!の詳細
【日にち】
3月29日(日)
【時間】
19時00分〜19時45分ごろ
(途中参加、途中退場OKです)
【スケジュール】
19:00〜トーク開始(配信)
19:45〜トーク終了
【開催場所】
お好きな場所でYouTubeからトークライブを視聴できます。
忘れないようにチャンネル登録を!
【料金】
無料
少し違った目線から福祉業界のトークライブが「ウェルトーーク」では、お楽しみいただけます。一緒に福祉のアイデアを出し合って、よりよいものを生み出していきましょう!
「ウェルトーーク!〜vol.8〜」の会場に参加ご希望の方は、下記からご覧いただけます。
※今回は、新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン配信のみでやります。
遠方で参加が難しいという方は、YouTubeでライブ配信をしますので、チャンネル登録をしておいてください。(ウェルサーチのFacebookページでもライブ配信はします)